「あっ!あーっと……わりぃ」
猛君の服を引っ張ると、猛君はハッとしたような顔をして俯いた。
「ううん……」
「……」
諸星君が出ていくと、私達の間には沈黙が流れた。
しばらくすると、猛君は突然私に向かって頭を下げる。
「結衣!ごめん! 昼間に言った事は本心じゃねぇ!いや、あんな事言って、謝って済む事じゃないのはわかってんだ……」
私は、頭を下げている猛君の手を握った。
「猛君……頭上げて?どうして勘違いしちゃったのかわかんないけど……私が好きなのはずっと猛君だけだよ」
「は!? まじ……で?」
「うん……今だって、猛君の事好き……」
好きという言葉を口にすると……早く猛君に気持ちを受け止めてもらいたくて、また涙が込み上げて来る……。
すると、猛君は私が握っている手をグッと握り返した。
「……本当にごめん。なんつーか…… また……もう一回俺と付き合ってくだ***************************
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