knsyp( 没作品です )
地雷さんは回れ右
御本人様には一切関係なっしんぐぴーぽー
通報控えて頂きたいです
腐要素あります、純愛ではないけど比較的軽め
1.2話とは関係ありません
心中要素があります
【設定】
軍
sypさん他国のスパイ
大丈夫な方のみ↓↓↓
御二方両片想い
ワンクッション
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kn視点
この国に忠誠を誓って10年が経った頃だろうか
深夜、夜食を取りに廊下を歩いていると静かな話し声が聞こえてきた
俺が密かに想っているsyp君の部屋からだ。
彼が部屋で誰かと話しているなんて珍しい
そんなことを考えながらそこを通り過ぎようとしたその時
「そうだ、お前とは割と親しい関係の筈だ。簡単な任務だろうが気を緩めずに。」
syp「……はい」
所々聞こえない所はあったけれどだいたい内容は耳に入ってきた。
ドア越しで聞こえてくる彼の声は震えていた。
「お前の活躍は、a国のみなが期待している」
「今回も頼んだぞ?」
a国、
最近w国と不仲で戦争も 危惧されている国。
スパイ、ってことか?
足元にあった雑貨を踏んでしまいカタン、と音がする
やば。
俺は急いでその場を立ち去った。
数日後
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syp視点
緊急招集によって集められた幹部たち。
招集主のtnさんが、凄い顔をしてみんなに向けて話す
tn「スパイがいるかもしれない」
え、
わいは完璧だったはず。他の国のスパイも紛れているのかこの国は
どれだけ甘いんだか、と呆れる
tn「knからの報告だ」
knさん。この国に潜入してから密かに想ってる先輩だ
俺はこの軍が嫌いじゃない
大好きだ
kn「a国からかもしれない」
は?
kn「詳しいことは話せないし、もしかしたら違うかもしれないけど注意はしてほしい」
syp「…」
ちら、と俺の方を見てきた。
まさか彼は知っているのか。
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kn視点
syp君の訓練中、彼の部屋に侵入した。
kn「うぅわ、a国の幹部バッヂやん…」
あれ、この引き出し
kn「奥に板がもう1枚…?」
板を剥がすと、沢山の資料がバラバラ出てきた。
普段の仕事の資料のコピーや俺たちの情報まで
戦い方の特徴や弱点まで。
…
本当に
本当にsyp君はスパイやったんか…
心のどこかで願ってた。全部俺の勘違いやって
忠誠を誓ったこの国
いくら想い人の為とは言えど見なかったことにする訳にはいかないこの事実。
ただもし俺がこの事実を摘発すればsyp君はきっと”死ぬ”なんて簡単なことでは済まされない
忠告だけ…
己の愚かさを痛感しながら部屋を飛び出す。
彼の部屋に盗聴器を付けて。
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syp視点
深夜、ひたすらに考えこむ
この事をa国の総統にいえばきっと、いや確実にknさんの殺害命令が出るだろう
俺が
knさんを…?
そうはいいながらもミーティングの時間になったためa国との通信網を起動する
「報告はあるか」
syp「…」
「おい、応答」
syp「…スパイがバレたかもしれないです」
「は?」
syp「おれがそうってバレたかどうかはわかんないんですけど…」
ひとつひとつ事実を語る
「今すぐknを殺せ」
「そして逃げてこい」
syp「ッ…」
「痕跡を残しても構わない」
「”戦争”の準備をする」
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kn視点
次の日
syp「kn先輩」
syp「相談したいことがあるので屋上で一服しませんか?」
来た。
昨日の会話を聴いて、必ず呼び出すと分かっていた
kn「おぉ、珍しいなぁsyp君が悩み事なんて」
kn「ええよ」
屋上
syp「knさん」
kn「悩み事ってのは?」
syp「…突然すみません」
彼が左手にギラついた刃物をもち、俺に右手で銃を手渡そうとする
syp「殺されたくなかったら自分で死んでください」
kn「ッ…」
syp「早く受けとって」
syp「”自殺”してください…」
自殺…笑
俺はその銃を受け取りsyp君に向ける
kn「俺に渡していいの?」
kn「ナイフと銃じゃそりゃ銃が勝つよね」
殺すよ、言葉を放つとsyp君は一瞬驚き安堵の表情を見せた。
syp「やれるもんならやってみてくださいよ」
バレバレの挑発
焦りからかいつもの挑発のような人を惑わすことが出来ていない
kn「自決するか、syp君を殺すか、殺されるかでしょ?」
kn「俺はsyp君に殺してもらうよ」
syp「…えッ?」
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syp視点
このまま煽って、わいはknさんに殺される
knさんはスパイを殺って表彰される
上手くいってた筈なのに
syp「ナイフでじっくり殺しますよ」
kn「わかった」
マゾかよこいつ…
syp「いや…なんで、そんな… 」
kn「知ってるよ」
kn「syp君に俺は殺せない」
悔しい
syp「…」
syp「その通りっすよ」
syp「でもわいは貴方を殺さなきゃ殺されます」
kn「せやなぁ」
kn「昨日のa国とのミーティング、全部聞いとったで 」
syp「なッ…!だから…」
syp「knさん……知っとるなら、知っとるなら俺がこのまま国に帰ればどうなるか分かりますよね……?」
拷問なんて言葉じゃ表せない
kn「……」
kn「じゃあa国に帰らなければ___…」
syp「先輩だって解ってるんじゃないすか?」
syp「今日明日までに此処を出なければ必ず戦争になるんです、わいが生きているならわいの奪還を口実に向こうは攻めてきます」
syp「そして今a国と争ってもw国は勝てない」
syp「わいのせいで」
kn「……」
knさん、貴方だって分かっているでしょう?
kn「そか、、」
syp「殺してください」
syp「此処で死ねば解決する」
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kn視点
必ずもっと大きな国にしてみせる
grさんの野望を聞いた時に感じた
俺はこの軍を裏切れない
でも、そしたらsyp君が…
syp「殺してください 」
syp「此処で死ねば解決する」
どうすればいいのか分からない
此処で彼を殺すべきなのか?
syp君はきっと本心で俺に殺されることを望んでいる
kn「一理あるなぁ」
syp「そうでしょう」
syp「尊敬してます敵だけど、敵なのに……」
syp「だから最後は貴方に殺されたい」
syp「時間が無いんです」
kn「そう急かさんといてや」
そう言ってせせら笑う
syp「早く……」
kn「分かったよ」
安堵の表情を浮かべて彼はまた口を開ける。
syp「スパイとしてだけど軍に入ったあの日から、毎日毎日たっくさんのこと教えてくれて、わいに仲間をくれて。本当に楽しかったです」
目に涙を溜めて彼は笑う
syp「もっと前から素直になれば良かったっす」
syp「kn先輩。ありがとうございました」
syp「さぁ、撃ってください」
kn「syp君」
kn「ごめんね。」
w国は必ず大きな国にならなければいけないんだ。
だからsyp君のことを本当の意味で救うことは出来ない。
けどせめて君が望むことをしてあげたい
kn「すぐ俺もいくから」
バンッ
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syp視点
嗚呼、もっと素直になればよかった
最後に好きと伝えたかった。
エピローグ
視点なし
tn「今日で1ヵ月やなぁ…」
ut「きっと今頃2人とも天国で笑っとるよ」
ci「あの2人は地獄っすよ」
あの日、酷く悲しんだ者たちも今はみな笑えてる
勿論思い出しては時折泣くこともあるけれど
knもsypも居ないけど軍も世界も、今まで通りまわってる
良ければ1♡でもお願いします
コメント死ぬほどモチベ上がります
wrwrd、krpcの二次創作沢山投稿してるので良ければフォローで応援お願いします!
日付をかなり開けて書いたのでグダグダです。
こんなしょーもない作品作りたかったわけじゃないんだけどなー笑
コメント
2件
ショッピくんの「最後にすきと伝えたかった」という言葉が心に刺さった😭
最高や、…