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最近代理くん達の日常に書くのにハマっています
二次創作の方も頑張ります(自己満)
それでは雑談はこの辺にして、どうぞ
軍パロ要素あり
今回はシリアスです。平気で死ぬかも(多分)
流血します
〇〇「皆さんと過ごした日々はほんの少し好きでした」
〇〇「ありがとうございましす」
そして、彼は私の目の前に突きつけられた拳銃の引き金を引いた。彼の姿は昔よりも綺麗になっていた。それでも、その目つきは昔の私が知ってる彼ではなかった……..
遡る事五時間前…………
つばさ「暇なんだけど‼︎」
キレ気味の様に叫ぶ彼、手を振り回しながらも駄々を捏ねる様にも見える
そんな時頭上から手で叩かれる
つばさ「いた〜い」
ブラウン「調子乗らないでくださいね」
ニコニコと笑いながらも怒りを露わにしているブラウン、つばさは仕事ほったらかしに暇と言って居たからだ。
ブラウンは仕事の配分や戦争などの計画を立てる参謀官としても活躍している、それに加えて情報戦でも活躍を見せる彼は多忙極まりないのだ、そして必要不可欠なメンバーの一人
ボス「全く、またかよww」
そう腹を抱えて笑う彼はボス、主に暗殺や戦闘面では前線を張る戦闘員でとても強さはズバ抜けているが、目の包帯がある為包帯が無い状態よりは劣るが、それでも強い、だからこの国にとって必要不可欠のメンバーの一人である
海善「もう、みんな?だめだよw」
そうお上品に笑う彼はこの国では医務室で医務長として活躍し、書類の管理や書類のチェックを担当している
その空気感がこの国の空気感と似ている精密機械や家畜が盛んで場には賑やかな声が聞こえて来る
その声が街に活気を活性化させる
その瞬間
警報、警報、南三十度にて敵国が侵略中、直ちに総員準備を
その警報でその場の雰囲気が先程とは180度違った雰囲気
ブラウン「先に、ボスの隊の子行ける⁇」
ボス「安心して、もう向かわせた、すぐ俺も向かu」
その瞬間
パァン
乾いた銃声の音がこの部屋から響く。そしてフラッとボスが倒れて行く、窓ガラスを割れていないその為この部屋が元凶だ。見てみると銃の握りながら立っていた海善の姿
つばさ「は⁇」
頭の中ではグルグルだ、海善が仲間であるボスを撃った、これは裏切り行為即粛清対象だそれを彼は分かっていてやった事
許せない
でも
許したい
矛盾なのは知っていても認めたく無いから
仲間が仲間を撃つなんて
海善「油断すんな」
その時ブラウンの頬に銃が掠る、掠ったブラウンの頬からは血が流れる
ブラウン「ふッざけんな‼︎俺の相方を‼︎」
ブラウンが海善に掴み掛かろうとしても銃の音の方が早く、ブラウンの体から血飛沫が飛び倒れる
二人は寄り添う様に動かなかった
つばさ「少し話をしようか」
海善「良いですよ」
そう言うと銃を下ろす、二人の空気感は冷え切っていた
そう今では二人は対立関係
つばさ「どうして、そんな事をした」
海善「元々、俺は敵国の専属スパイ、貴方の国が勢力を伸ばす可能性を配慮し潜入した。最初から俺はこの国なんてどうでもいいんだ」
その言葉、一つ一つに棘があるようで私の心に刺さって行く
つばさ「海善はどうするつもり⁇」
海善「貴方をここで殺し、俺の任務を遂行する事です」
そう淡々と話す彼は何処か恐ろしい
海善「と言う訳で死んで下さい」
そう言い彼は銃を私のおでこに当てる
海善「抵抗しないんですね」
つばさ「君に殺されるなら本望だよ」
そう優しく笑う、その顔はまるで母親のようだ
海善「皆さんと過ごした日々はほんの少しだけ好きでした」
海善「ありがとうございます」
引き金を引く彼の目には雫を貯めている様に見えた
海善「どうして、涙が出てくるんだよ…‼︎」
周りを見ても元仲間の残骸と血溜まりや血飛沫の跡が付いている、元から俺はこの国の為に来た訳では無いそれなのに、スパイをして悲しくて涙が止まらない。
このどうしようもない思いが交差する
海善「ッ…でも、どうせ俺も処分されちゃうからなw」
もしも、もっと別の形で出会えば
もっと違う立場で出会えば
自分の思いに気づいていれば
海善「どうせ、死ぬくらいなら自害した方がマシだ」
そして太ももに付けていたナイフを取り出し、震える手を抑えながらも自分の首にナイフを当てる、そして思いっきり切ったー
mb「どう言う事だ⁇」
そこには、二人の驚きや悲しみの死顔、一人の優しく微笑んでいる死顔とこの国の優秀なスパイの悲しみに満ちた死顔が広がっていた