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自由、正義、伝説

第16話 - 第16話

2024年09月16日

#スペースオペラ

#SF

#ファンタジー/SF

#軍隊

#宇宙

#戦争

DarkestHour3rd

「ルドルフ、そういうところだ。俺にはあって、君にはないもの。それは平常心、または冷静さ。潜入捜査官に求められるのは特徴のないメンバーでいること、そして冷静に振る舞い、任務を彼らに気づかれないように遂行すること。そんな馬鹿げた振る舞いを君が続けるうちは、ミルズ艦長は君をそのようなポジションに任命しないだろうし、その代わりに俺はポップスターみたいに扱われることになる。まるで君は廊下を走り回ってるみたいだ。ミルズ艦長、俺が潜入しますよ。その代わりに条件が。偽の身分とIDは俺が作り上げますよ。全く違う人間を演じるのは得意ですから。」

「任せたぞ、アルフレッド。」

ミルズ艦長はそう言って去っていく。

「ドルフ、なぜこっちを見る。文句があれば直接俺の目を見て言ってくれ。それとも何かで勝負するかい？テニスが得意だろ？この後良かったらどうだい？」

「俺がなぜお前の誘いに乗ると思う？」

ルドルフはますます不機嫌そうに俺にそう尋ねる。俺には全てわかっている。なぜなら…

「君は俺の誘いを断らないさ。君は俺を打ち負かす機会を必要としている。俺に何百回も打ち負かされても諦めない君のマインドセットは素晴らしいと思う。これは皮肉じゃない。でも、超えられない壁が俺と君の間にはある、店の話じゃなくてね。さてどうする、ミスター・ランファン？俺の論理が馬鹿げていると思うかい？」

俺は最高に挑発的な言い方をする。ルドルフをどうやればコントロールできるか、俺には全てわかっている。問題はそれをやるとギルの負担が増えることかも。