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Q.毒は何色?

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Q.毒は何色?

1 - なんの変哲もない始まりの日?

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2022年11月13日

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「はぁ…めんどくさ。」


現在高校二年生。

今日も高校に行くために歩く。

大抵私の行く時間はうるさい。

とりあえず耳栓をする。



「キャー!」


「ははは、よく喉枯れないなぁ…」


半分呆れてこっそり校舎内に入りに行く。

我が校の誇る生徒会を見てもいくら美形でもそんなにキャーキャー言う必要がないと思う。

さっさと教室にはいって所謂ヒロイン席とやらに座る。

どうせやることがないのでいつも持ち歩く本を読むことにした。

なんだかんだホームルームは終わり、授業をなんやかんやで過ぎた。


「昼休みだ…しゃけおにぎりでも買ってどっかの教室で食べるかな…」


なんて呟いて購買へ行く。

案の定…人はたくさんいた。

買われる前に買おうと思い、人の隙間をするすると抜けておばさんの前に行く。


「これください。」


「はい、300円ね。」


おにぎりとジュースを買ってまた同じように人を避けて離れた。

いや、離れようとした。


「…誰ですか?」


腕を捕まれたので振り返ると、女たらしで有名な奴がいた。


「ねぇ君、LINE交換しない?」


「あ、すいませんそういうのお断りしています。さようなら。」


めんどくさいので振り切って走る。

めんどくさいのに捕まりかけた…

というかなんだよあの顔。ブサイクすぎないかな?

どうやって引っ掛かるんだよ。

なんて思いながら来たのは一階の端にある空き教室。


「んー…また来ちゃった。まあいっか。」


買ってきたおにぎりをほおばりながらこれからのことを考えた。


「…まあいいや。ゆっくり、やっていこう。…優秀な後輩もいるし。」

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