よくわかんない
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蝋燭の火がゆらゆらと揺れている、身体全身が痛い、腕には沢山の管が繋がっている。
俺は、誰だ……?
どうして?、なにも思い出せない、思い出そうとしても、何かを掴もうとしても、この指を水のようにすり抜けて消えていく。
嫌だ、嫌だ、!嫌だ!!
自分の頭を殴り続けた、思い出せない俺が悪い、俺が悪いんだ。
??「…?、スマイル?、おい!スマイル!!」
誰だ?、俺の手を掴んで、殴るのを止めて来る。
Sm「…やめてくれ、!」
俺は誰か知らない奴に手を掴まれ怯えた、誰なんだ、誰なんだよ。
そいつが何処かに連絡している、連絡して数分経っただろうか、パタパタと部屋に4人の人物が入ってきた、誰?、なんで囲まれてるの?
??「やっと起きたか……」
??「1年起きないなんて聞いてない!!」
??「…大丈夫?どこか痛いところない?」
??「…様子が変なんだよ。」
金髪の少し長髪の男が話し始める。
パッと、4人は金髪を見る、「どういうこと?」と一斉で聞けば、金髪の男が。
??「自分の名前、生年月日、出身地、言える?」
Sm「……」
名前…?、誕生日……?、出身地………?、
あれ、なんだっけ、俺が答えられずにいると5人は葬式に来ているかのように黙り込んで俯いている。
??「……嘘でしょ?、ねぇ、嘘つかないでよ、…あ、ドッキリ?、ドッキリでしょ?、嫌だなぁ〜……w」
片目を隠した男が自分に言い聞かせるように嘲笑気味に話している。
??「……なかむ、ドッキリなんかじゃない、」
金髪の奴がなかむ…?という片目を隠してる奴を慰めている?
Nk「スマイル、ほんとに何も覚えてないの?」
なかむと呼ばれた男は俺の手をとって、藁にもすがる目で訴えかけてくる、俺が首を横に振ると、失望した様な目をした、俺が大嫌いな目だ。
きっと、此奴らとはおんなじだけ歳をとっている、そんな気がした、どこか懐かしい雰囲気はあるんだ、けど、これも夢を見ているだけかもしれない。
どうやってここにいるヤツらを騙して自分は面倒事を避けられる?
こんなことを考えている自分の狡猾さに呆れ返る。
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初めまして!この作品お気に入りになりました!長々と続き待ってます!小説書くの頑張ってください!📣