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#だてなべ
夢花𓂃𓂂ꕤ*.゚
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⚠️読む前にご注意ください⚠️
本作品には
流血表現・死を連想させる描写が含まれます。
【全7話】
——深夜。
どこかの路地裏で、裏組織同士の抗争が起きていた。
🩷「……は、こんなもんか」
足元には、すでに何人もの人影が倒れている。
銃をくるりと回し、息を整える。
🩷「もっと楽しませてくれよ」
——その瞬間。
乾いた銃声が、闇を裂いた。
🩷「っ、!」
反射的に身を翻し、弾を避ける。
間髪入れずに、さらに二発。
パンッ!! パンッ!!
🩷(……速い)
明らかに、さっきまでの連中とは違う。
🩷(へえ……まだ強いやつ、いたんだ)
口元が、自然と緩む。
🩷(……わくわくする)
物陰に身を潜めながら、撃ち返す。
——応戦。
一瞬の隙もない、撃ち合い。
乾いた銃声だけが、夜に響き続ける。
互いに顔は見えない。
闇と、布で隠された視界。
それでも——
🩷「君、誰?」
🩷「……強いね」
軽く笑いながら、声を投げる。
💚「そっちこそ」
その瞬間——
💚「……?」
わずかな、違和感。
💚「……え、今の声」
銃を構えたまま、動きが止まる。
💚「……佐久間、か?」
🩷「……は?」
一瞬の静寂。
この声。
🩷「……阿部?」
ゆっくりと、顔を隠していた布を外す。
月明かりに照らされた、その顔。
間違いない。
かつて——
幼い頃から、いつも隣にいた存在。
🩷「……まじかよ」
引き金にかけた指が、わずかに震えた。
——幼馴染。
その関係が、今。
銃口を向け合う“敵”として再会する。
ここから——
残酷で、切ない物語が始まる。
つづく。