少し形は違っても
貴方がいない日々は寂しくて辛くて何も無い。
まるでジャムを使い切ってしまった空瓶みたいにつまらないもの。あなたが恋しくて寂しい。
こんなに会いたいと思う人はきっと人生かけていないと私は思うの、だからもう一度貴方にまた会えたなら会えることができるなら私は
「ごめんね。」とあなたに声をかけるだろう。私はそのまま「ごめんね。」と空に向かって言った。聞こえているだろうか。貴方に。
そばに居たかった…いてあげられなかったから悔しい。守りたかった。貴方の笑顔が好きだったのに…もうそれすら見れないなんて…やだよ。
貴方に好きって言えなかった。ずっと言おう言おうと考えていた事なのに。それも言えないなんて酷すぎるよ。その時グッと腕をつかまれたような気がして、パッと後ろを振り返ると
幽霊の姿をしたあなたがそこにいた。
「居るの?」そう声をかけた。「居るよ。そばに。友達だもん。」貴方に会えたのが嬉しくて涙を貴方の前で流してしまったから貴方は少し困ってたけど、そこも大好き。「なんで泣いてるの?」ってあなたが聞いてくれたから、「ありがと。」ってそう返した。笑って。そうしてあなたは安心したのか分からないけれど、どこかへ消えてしまった。
また貴方に会えるかしら?…また何処かで会えますように。