19
(少しだけ専門用語出てきます(՞ ܸ. .ܸ՞)“)
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🐤side
俺は今、両手でグラスを持ちながら葛藤している。
コップとにらめっこ状態だ。
🐤「…」
🐇「り、りうちゃん…?どしたん…」
🐤「っ…だって…」
俺が震えながらグラスを握りしめている理由。
19話を読んでくれたあなたなら分かるよね
それは…
🐤「あと1口飲んだら…無くなっちゃう…」
しょーがないじゃん、美味しかったんだもん
しょーがないじゃん、初兎先輩が入れてくれたんだもん
しょーがないじゃん…
🐇「っ、ww また入れてあげるから、w」
🐤「うぅ…」
といってしぶしぶ美味しいミルクティーを飲み干す。
最後の最後まで美味しかったな
🐇「この調子やと、お昼ご飯も全部食べれないんとちゃう…?w」
🐤「うっ、食べるもん!!」
🐇「ははw オムライスとパスタ、どっちがいい?」
🐤「ん〜…おむらいす!!」
🐇「了解!座っててええよ〜」
やってもらってばっかりじゃんか…
俺もなんか…
そだ!
🐤「初兎先輩、俺にも手伝わせて!」
🐇「ほんまに?そしたら手伝ってもらおっかな〜!
玉ねぎアッシェにしといてもらってもいい…?」
(※アッシェ:みじん切りのこと)
🐤「任せて!」
といって台所に並んでたつ。
この姿、まるで…
🐇「新婚さんみたいやなこの距離感www」
っ、あ(※?)
🐤「しょ、初兎せんぱ…ほんとに、反則…」
🐇「さっきりうちゃんが変な事言うから〜w
ほら、手止まってるよ?w」
🐤「うっ、」
もうそれどころじゃない。
玉ねぎアッシェしてる場合じゃない。
新婚?
え?
なる?((殴
とまぁ俺の心の中で小ボケを挟みつつ、何とか2人で協力してケチャップライスが完成した。
そして、そこからは初兎先輩の圧倒的料理スキルを見ることとなる。
先輩はふわとろのオムレツを瞬時に巻き、ケチャップライスに乗せる。
オムレツの中心にスっとナイフをいれると、周囲は卵の優しい匂いに包まれ、とろっと中が半熟のオムレツからほかほかと湯気がたった。
食欲をそそるこの情景。
そしてその上から、俺が作った…正確には“レンチンした”きのこデミグラスソースをかける。
生クリームを細く線を描くようにかけ、セルフィーユをのせて…
(※セルフィーユ:上に乗ってる飾りの葉っぱ)
まるでレストランで注文したような、
“ふわとろきのこデミオムライス”
が完成した。
こんな本格的なオムライス、作ったことない…。
🐤「初兎先輩すごいや…俺、こんな豪華なの作ったことない…ww」
🐇「僕も1人だとここまでやらんよw」
🐤「写真撮って、あとでほとけっちに自慢しよ〜っとw
初兎先輩も写ってくださいっw」
🐇「ぼ、僕も…!?…..なら…」
🐤「ん?」
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今日のプチ日記(急に何)
楓、今日Twitte開設しようと思ったら謎のバグでできませんでした…。近いうちにリベンジします。
やっぱり機械はにがてです。
𝐍𝐞𝐱𝐭→♡&💬