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4話目〜!
修学旅行が終わり弐年生は落ち着きを取り戻し
秦中も全治半月な怪我を腕におっていたが何とか戻ってきていた
そして今日は来年度の入学希望者が見学する日である
そして参組は今は科学の授業中である
「…」
『佐野、さっき呼び出された時なんて言われた?』
「ん?あ、窓側に座っとけだとよ」
『俺と一緒じゃん』
「お前は狐だし傾国の美人に化けられるだろ」
『まぁね、けどいつもの顔でいいんだってよ』
「…いつものお前ってだいぶ治安悪くね?」
『…ピアスは別にいいっしょ』
「いや、開けてる量の話な
耳はいいとして眉毛のところは開けてるやついないだろ」
『え〜探したらいるって〜』
そして授業が始まってしばらくして廊下側の窓が開いた
「ここは科学実験室!今は僕が担任してる弐年参組が授業中だよ」
「よりによって参組かよ」
「参組と晴明くん組み合わせはろくでもない化学反応起こるからなぁ」
「ふふちゃんと対策してあるよ!みんな注目!イケメンだ!すごいイケメンが2人いるぞ!」
安倍がそういうと佐野と春城の方を指さすと女子たちは2人の方を見ると頬を赤らめていた
「こんなこともあろうかと事前に手引きしといたのだ」
『…あれ、久々じゃん
ピンクちゃん』
「ほんとだにゃん
お久しぶりですにゃん春城くん」
『めちゃくちゃ有名になってるからビックリしちゃったよ』
「ふふ、ありがとうニャン
映していいニャン?」
『いーよ、けど後ろのイケメンは映さんであげて』
「OKニャン!見学に来たらイケメンがいたニャン
お名前は?」
『春城満だよ〜ピンクちゃんのリスナーの皆さんこんにちは〜!』
「OKニャン
また後であげるね」
『あ、ついでにサインちょうだい』
「いいニャンよ」
春城はどこからか色紙とペンを出すとピンクちゃんに渡す
「はい、どうぞですニャン!」
『サンキュー』
「じゃあまたニャーン」
『ピンクちゃん』
「?」
『連絡先交換は流石にNG?』
「いや多分春城くんならいいと思うニャン」
『はは!何それ
じゃあまた後でそっち行くね』
「わかったニャン!バイバイ〜!」
ピンクちゃんは元気に春城に手を振り返すと入学見学者の列へと戻って行った
『よっ、と……』
「…」
『?何?みんな』
「「「何インフルエンサーと話してんじゃ!!!紹介しろよ!!」」」
『ヤダよ、俺が狙ってんもん 』
「「「「「「「はぁぁぁ!!!?」」」」」」」
その瞬間科学実験室は柳田によって爆発した
『なんで爆発しないといけねぇの最悪…』
そして参組の午後の授業は神酒の授業から始まった
『やべぇ〜トイレ行ってて遅れた〜神酒ドヤされるのやだな…ぎゃっ!!!』
その瞬間、春城の目の前に学園の柱であった木が飛んできた
『うわっ!?なにこれ!』
「うぅ〜…足ひねった…!これじゃあ走れないぃ…!」
『蘭丸さん!?』
「足ひねった!?診察しなきゃ!!」
「僕が言うのもなんだけどさ!どの口が言ってんだ!
満助けてぇ〜」
『…言うことひとつ聞いてくれるならいいよ?』
「わかった聞くから〜!!聞くから!助けて〜!」
『仕方ねぇな、』
春城はその瞬間狐に代わり蘭丸を咥える
【体勢は我慢しろよ!】
「助かるならなんでもいいよ!!」
「待ってよ〜!!」
走り参組の扉を破壊して教室にはいる
【邪魔するよ!】
「なっ!…は!?まさかまだ、たかはし先生とドンパチしとったんかいな!そして春城は座れい!!!」
「そーだよ!!」
【取引したから無理!】
その瞬間教室に入ってきた、たかはしはお構い無しに注射器を投げる
【ぶっねぇ!】
「おお!九尾の運動神経すごーい!」
「春城!!ここで暴れるなー!!」
【窓あけて!!】
「っ!ほら!!」
【ありがとう佐野!】
春城はそのまま、蘭丸を咥えたまま、窓の外へ出る
「わーい!逃げれ」
【ッ!!】
「え!春城くん!!」
出た瞬間春城の体にたかはしの投げた注射器が刺さり地上に真っ逆さまに落ちていく
落ちた下には水があった
「わぷっ!なんで水!?」
『ッ!?水…?!』
「え、なんで隊長さん!?春城くん!!?」
「っていうか僕ら泳げないんだって〜!!」
「今思うと元火を司る朱雀だから水に弱かったんだ」
「そーだよ!冷静に伏線回収にハっとしないで助けてよ!!」
「待ってハシゴ」
「とりあえずこの子受け取ってよぉ〜!」
「あっちゃん!水含んで重い〜!沈んでっちゃう〜!」
その瞬間誰かが水槽に落ちる音がする
「え!学園長!!?」
「よっと、あれほんとだ学園長」
「ぷは…よっ、と…」
学園長は春城を引き上げ水槽のフチにいた、たかはしに春城を手渡すとたかはしは春城の体を逆さまにする
「春城く〜ん!起きてよ〜」
『ゲホゲホッ!ハァハァッ…!』
春城はたかはしに逆さまにされ口から水を吐き出した
「大丈夫かい?」
「大丈夫ですか!!?」
『ゲホッ…あ〜…死ぬかと思ったぁ…』
「死んでないから安心してよ」
『そりゃあどうも』
「わぁぁ〜!!春城くん起きたなら助けて〜!!死ぬ〜!! 」
「それは困ります」
春城を抱えながら片手で蘭丸を引き上げる
「先生は一応僕の恩師ですし先生から教わった知識も沢山あります
何より大事な患者さんだし♡」
「ですよねー…」
かくして蘭丸は無事にたかはし先生に連行された
「ちゃんと暖めるんだよ〜」
『はーい』
「本当に体は大丈夫ですか??」
『…嗚呼…』
「というかなんで一緒に逃げてたの?」
『?助けてって言われて交渉成立したから逃げてた』
そして 今日は授業参観である
「うわぁー続々と親きてんな…変な感じ」
「今日の授業参観、みんなの親御さんも来るの?」
「うちは父さん仕事で来られねーから暗と…ホラ、ツインテの変態メイド長
あの二人来るらしい」
「私も今日は明さんが来られないから、山崎さんが代わりに来てくれたわ
あ、ほらあそこよ」
「俺は同じ年にあと2匹、違う学年に3匹も兄弟姉妹いるからな
1匹につき5分見るらしい」
「兄弟多いやつの宿命だな
まっ俺ん所は今町内会の旅行で両親2人とも伊豆まで行ってるから来られねーから気楽でいいや」
「だから姉ちゃん夫婦が来てやったぞ」
「ゲッね、姉ちゃん!!?」
「どうも耕太郎の義兄です」
「…」
『?紅子ちゃんどうかした?』
「あ、いや?」
『!紅ちゃん後ろ』
「?」
「おーい!紅子!!後ろ後ろ!泥田さんに連れてきてもらったんだ!」
「頼むから真面目に授業受けとくれよ」
「…」
「いいなぁ僕生まれた時から親いないからどんな感じかわかんないや」
「俺も親ってよく分からん」
「だから今日は兄である僕が見ることにするよ
みーくん」
「!」
「え兄!?恵比寿先生って佐野のお兄ちゃんなの!?」
「アレ気づかなかったの?こんなに顔にてるのに」
「いやだって兄弟の接し方じゃなかったし…」
「それに苗字も…」
「ここが連助様のクラスですよ」
「おお、暗」
「旦那様」
「!?親父!?来られないんじゃ…」
「休みを取った
来たからにはしっかり授業を受けているか見させてもらうからな」
「…なんだよ…急に来られても困るっつーの…」
『…フッ』
「春城、お前のところは来ねぇーの?」
『…さぁね…わかんない 』
「まだ話してねぇの?」
『……うん、どう、切り出していいのかわかんなくて…』
春城は佐野の机の上に座りながら少し俯いてしまった
「一つだけ言っとく 」
『?』
「俺や泥田も豆も入道も座敷も…もちろん参組全員、晴明も含めてお前の味方だ」
『!』
「お前が悪かろうか、俺らはお前の味方だ
ちゃんと相談もしてくれ」
『…うん…ありがとう佐野…』
その時チャイムがなり始めると、扉が開き担任の安倍が入ってきた
「はーい、チャイム鳴ったよ〜
席ついてね〜さて今日はお待ちかねの授業参かん!?ちょっとなんで僕の家族もいるのさ!!」
「え?だって晴、今日授業参観だって言ってたから」
「生徒のだよ!!どこの世界に教師の授業参観に来る親がいるのさ!いやいたけど!まず神社はどうしたんだよ!」
「「「定休日」」」
「聞いたことないよ!神社に定休日なんて!神様もびっくりだよ!」
「こんにちは狸塚ビーンズと申します」
「あら小さいのにしっかりしてるのね」
「いえいえお義母様」
「クッソ!布石置かれちゃったじゃん!…まぁ色々あったけど、とにかく授業始めようか
みんな後ろの圧がすごいかもだけどいつも通りでいいからね」
「上の圧がいちばん凄いんだが…」
「ああ、この方は蓮浄さんのお母様で、教室に入り切らないから天井でいいって、じゃあ宿題に出してた、”竹取物語、それぞれ現代語訳してみよう”を発表してもらおうかな…じゃあまず最初の文章を今日の日付の出席番号……狸塚くん」
「うひゃ!よりにもよってトップバッター!!?」
「!?」
「あの狸塚さん…その声援がいつも通りじゃないので…」
「まったく親が子供に恥をかかせてどうする…浮かれるならもう少し静かに浮かれなさい」
「「え」」
「えじゃあこれもダメですか!?せっかく作ったのに!」
「昨日は念の為持ってけって…」
「出さんでいい!」
「じゃあ読むよー!今は昔、つくる取のハム羽というものありけり…三寸ばかりなる人いとうつくしうて…いたり…
訳はハム羽さんという人が光ってる竹の中に三寸ばかり成人さんという人がいる…でいいのかな…」
「惜しい!ハム羽さんじゃなくてハムに羽って書いて翁って読むんだ
そして三寸ってのは大きさのことで、一寸が約3センチだから、三寸はだいたいうちのクラスの秋辺さんよりも顔1つ分ほど小さいサイズかな」
「へー」
「どんまい豆吉!間違いは誰にでもある!恥じるな!必要なし!」
「恥じてるのは間違いじゃなくてその場違いな声援だよ!」
狸塚の次は入道で入道は完壁に読み現代語訳も完璧だった
そしてその次は泥田の番であったが忘れたと言ったら後ろから殴ら…ぶった切られていた
そして胸ぐらも姉に掴まれていた
その次は歌川さんの番になった時にちょうどたかはし先生が見え、歌川さんは少し嬉しそうにしていたが、騒いで入道父に殴られていた
「じゃあ次は春城くん」
『えっ……… 』
「?」
『…あ、…え、…っと…今は昔…』
「ゆっくりで大丈夫だよ」
「あぁ良かった間に合ったわ!」
「あ!母ちゃん!父ちゃん!」
その時悲鳴が上がった
「藤平のお父さんが蓮浄のお母さんに襲いかかってる!!」
「お母様!!?」
「なんで!!?」
「ホラやっぱり!父ちゃんって人間の理性持ってないからこうなるんじゃないかって心配してたんだ」
「じゃあ来んの止めろよ!」
『おいおいシャレになんねぇ、…!』
「!春城お前までどうした、…!」
【ッ…!!】
「春城くん!!守ってくれたの!?」
【グルルルッ!】
「お母様!落ち着いて!」
「ダメだ2人とも興奮して野生がえりしてる」
【藤平見てねぇで止めろ!】
「いかん!教室が崩れるぞ!みんな教室から出るんだ!」
「蜘蛛の巣にかかった人は僕らで何とかするから動ける子達だけでも!!」
「明、こういう時のお前だろ」
「今下手に眠らせたらみんなが、倒れた蜘蛛や蛇の下敷きになっちゃう
春城くん!咥えて移動できないかい!?」
【燃やしていいならいいけど巻き込む!
それに蜘蛛の巣の糸はそう簡単に切れん】
その瞬間ピシッと天井にヒビが入ると、天井が崩れた
【先生!】
「先生!」
「!春城!?」
【ッ……】
「大丈夫ですか?」
【「!」】
瓦礫が当たりそうになった瞬間天井から手が伸びてきたと思ったら大田のお母さんが瓦礫をキャッチした
「よっしゃ!大田くんのお母さんキャッチして!」
「はーい」
たかはしと大田ママによる連携で事態はなんとか収拾できた
「やっと授業参観終わった〜…でも僕今回なんも出来なかったな…」
「ごめんよ先生…」
「ううん君たちのせいじゃないよ、問題が起きたことじゃなくて問題を上手く対処できないことを保護者に知らしめちゃったのが…」
「それは違う、身を挺して生徒と保護者を守ろうしたではないか」
「そーだよ先生!」
「改めて子供の担任が君でよかった
これからも子供たちをよろしく頼む」
「そうだ!さすが未来の跡取り!これで豆吉のみならず娘も任せられるわ!」
「…未来の跡取り?」
「うむ!安倍先生はうちの3歳の娘ビーンズと婚約してる仲なのだ」
「もう接吻した仲なんだよ!」
その言葉で事情を知っている狸塚と佐野以外は全員親も含め青ざめいた
「「これは一体どういうことですか安倍先生」」
「チクショー!!2ページ前の途中まではいい雰囲気で終われるんじゃねって思ってたのによぉ!!」
安倍はその場にいたドッペルゲンガーの山崎さんに連行されて言った
その後佐野と豆によって誤解は解かれめでたしめでたし
「じゃねぇよ!!!」
授業参観が終わり、日常に戻り…
「はーい放課後のHR始めるよ〜
今日はみんなに答えて欲しいアンケートがあるんだ」
「なんだ?…」
『…進路に関するアンケート?』
「もうそんな時期かよ」
「といっても本格的な進路調査じゃないから
難しく考えないでいいよ
もしなりたい夢にそれなりのサポートと時間が必要なら早めに相談して欲しいし」
「確かに今狐妖怪になりたいって言ってもすぐになれないしね」
「それはまぁ狸に生まれた時点で難しいかもだけど、でも万が一、お金が必要になってもいいように、今頑張って夜な夜な埋蔵金は探してるから!」
「どうした?タマ」
「ん?なんでもないぞ
俺はバカだから何になれるかなって思ってただけだぞ」
「大丈夫!なんにでもなれるよ!最悪ホラ
埋蔵金を裏で渡せば…」
「金で解決しようとすな」
「将来か〜考えたこと無かったよ」
「俺も」
「未定なら未定でいいよ
一朝一夕に決めれるものじゃないし、このアンケートもただ自分で考えるきっかけになって欲しいってだけだからもちろん家や妖怪としての事情もあると思うけど
でもそれは一旦置いて、まずは自分の心と相談して欲しい!
みんなは何にでもなれるって言われたら何になりたい?」
『…………』
『先生…』
「春城くん、どうかした?」
『…蘭丸さん呼び出せるか』
「それはいいけど…」
『あ、もちろん、俺お金ちゃんと出すから! 』
「ダメだよ!学生の時のお金なんかとっても大事なんだから友達と遊ぶお金に使いなさい」
「そうだぞ春城」
『佐野まで…でも、流石に俺の用件で呼び出してもらうのに、出さないのは…』
「うーん、あ、なら今度1日セーラーで過ごしてくれない?」
『?それでいいのか?』
「うん!」
『あんたがそれでいいならいいけど…』
「うん!呼び出すけどすぐ来るかなぁ…蘭丸さーん今来たら1000円札あげますよ〜」
安倍がそう呼び、しばらくすると吹き抜けから廊下に降りてきた
「呼んだ?」
「はい、呼びました 」
「何の御用だい?」
「あ、実は僕じゃなくて春城くんの方なんです」
『…この前約束1つ聞くって言ったよな、蘭丸さん』
「え〜っと、あ〜!!明くんの時ね!うん言ったよ!」
『…教えてくれ…!俺に何があったのか…!』
「ダメですよ」
『「「!」」』
『学園長…!』
「もうあっちゃん教えてあげればいいじゃんか」
「駄目です、その口閉じなければ明くん呼びますよ」
「うぇーんそれはちょっとやだ〜」
『…なんでそんなに頑なに教えたがらない!!!』
「貴方を守るためです」
『守るって何から!!?もう守られるような年齢でもないし守ってなんて誰も頼んでない!!!』
「何度言えばわかるんですか、あなたに隠してることなんてないんです」
『分からないよ!俺が関係ない話はどうでもいいさ!けど当事者である俺が知らないなんて意味わかんない!!
なんで、当事者なのに教えてくれねぇんだよ!!』
「…だから隠してることなんて何もないです…!何度言えばわかる…!」
『…もうアンタなんか大っ嫌いだ!』
「ぁっ…!?
ちょ春城くん今すぐ謝って!!」
「……ええ、そうですか…嫌いだったとは気づかずに長年一緒に暮らしていたとは…申し訳ありませんでした
なら、もう帰ってこなくて結構です 」
『!』
「嫌いな人と同じ空間なんてお互いにストレスを感じてしまって良くないのでね
なので、すぐに荷物をまとめて出て行ってください
もうあの家にあなたの場所はありませんので…ああ、そうだ、連絡先は消してくださいね?
もうあなたと私何も関係ないんですから
生徒が教師ましては学園長の連絡先を持ってるなんておかしな話ですものね?
では、失礼します」
学園長はぬらりと消えてしまった
『………』
「は、春城?」
『……蘭丸さん』
「ん?何?」
『…あの人の家から俺のもの全て持ってきて、 』
「え〜」
『言うこと1つ聞くんでしょ、早く』
「も〜!わかったよ…」
『佐野、お前らの部屋寝泊まりさせてくんね?』
「そりゃあいいけど…大丈夫か? 」
『何が?』
「さっきの」
『……あはは!見苦しいところ見せちゃってごめんね!』
「それはいいんだけどよ…
追いかけなくていいのか…?」
『…あー…うん……もうあの感じまともに聞いてくれないだろうし…俺が嫌いって言ったのが悪いし……』
「…まっ、俺らはお前の味方だからな」
『…うん…ありがと佐野…』
程なくして進路のアンケートは集められた
『……』
「…春城くん、HRの後、残って」
『…なんで?別にアンケートに変なこと書いてないよね?』
「この前のこと話したいから」
『…放課後は用事があるんだ、ごめん先生 』
「春城くん、」
『おれは大丈夫だから、…俺以外のやつの事気にかけてくれよ
アンケートをきっかけに悩んでるやついるじゃん 』
「春城くんってば!」
『…しばらくほっといてくれ…色々まとまったら声かけるから』
「…」
「佐野くぅ〜ん!どうすればいい!?」
「いや知らねぇよ」
「…学校じゃあ変わらないけど、寮ではどう?」
「…普通だよ、豆と俺と春城で仲良くしてる」
「うーん…!」
「…あいつのタイミング待ってみようぜ、声かけるって言ってたんだろ?」
「うん…」
「アイツはちゃんとまとまったら相談する奴だよ
俺と豆も気をつけて見とくけど、構いすぎると逆に話してくれないぞ」
「…そっか〜…」
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