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「花咲?」
弓を片手にやわらかい足取りで歩み寄り、俺の隣に立つのは、おしゃれなシニヨンヘアに柔和なタレ目が可愛い美少女、花咲桜良だった。
ヒーラの表情が僅かに曇った。
「ッ、この場所は探知スキルSでも気づけないはずなのだけど?」
「あ、わたしSSSランク探知アイテム持っているので」
「トリプル――」
ヒーラが絶句すると、花咲は恐縮した。
「あ、ごめん、これ作ったらダメだった? でも探知スキルSSを持つわたしが使わないと効果がないからそんな凄くもないんだよ!」
耳のイヤリングをつまみながら、必死になって言い訳をし始めた。
――きっと、花咲は異世界を滅茶苦茶振り回してきたんだろうな。
「それよりも葦原君。あの人、魔神勢ってことでいいんだよね?」
話題を逸らそうとするようにまくしたててくる花咲に、************
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