第六話 ー重症ー
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鳴り響くチャイムの音
やっと帰れる…
にぃには生徒会で遅れるって言ってたな…
万里と玲央…は部活あるもんな、
1人で帰るかぁ…
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にぃにがいないと家が静かだな…
「ただい、ま…」
泣きながらにぃにが帰って来た
「ぇ、ちょ、何があったの?!」
「あの、ね…」
「万里、に…好きな人がいるッッ、て…」
「おれぇ…ッ失恋、ッした…」
「…そっか、」
そうぼろぼろと涙を流しながら話すにぃにが
とても可愛いと思ってしまう俺は重症なのかもしれない
…今、失恋したと思っているなら
「ねぇにぃに」
「..?」
「俺じゃ、だめ?」
コメント
1件
過剰摂取おめでとう、ありがとう_(꒪ཀ꒪」∠)_