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自分の子が怪我した時のことを想像し、青ざめる大和さんを見て呆気にとられる。
「大和さん、顔青いよ」
「だって5歳だぞ?小さい手にそんな傷ができたら……」
「大丈夫だよ、気を付けてたら包丁を一人で持たせる機会もないって」
「棚を好き勝手に開けないように、ロックするやつ買わねぇと」
「あはは、大和さん真剣だなぁ」
真面目な表情で、どうしたら子が怪我をしないか考える大和さん。その様子がなんだか面白くて笑うと、ずっとアルバムに視線を向けていた大和さんがムッとした表情で顔を上げる。
「なに笑ってんだよ」
「えー……だって大和さん面白い」
「面白いってなんだよ。俺と雫の子供の話だぞ」
「確かにそうかもしれないけど、まだ生まれてもないのに。そんなに先々のことまで……」
「俺らの子供は、俺が料理好きだから絶対包丁に興味持つだろ」
「確かに」
「それで雫のちょっと抜けてる遺伝子が入*******************
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