コメント
4件
うわぁ良いとこで、いやでも結果的にシュナちゃんにとって良かったのか、?
朝イチ投稿お疲れ様です🍵 いい所で奈良坂先輩たちが…
米屋side
米屋「朱南ちゃんって近界民見たのって昨日だけ?」
オレは1つ掛けることにした
『生で見たのは初めてです。テレビとかでは見たことありました』
米屋「じゃあ人型近界民は見たことないんだ?」
もし、これに違和感なく答えているのなら
『そうです。トリオン兵しか見たことはないですね』
米屋「………ふぅん」
『……?なんですか?』
米屋「朱南ちゃん。イイコト教えるよ〜ボーダーはさ、近界民の存在なんて公表してないんだよ。それとトリオン兵のことは全て統一して近界民だ」
『………!』
米屋「朱南ちゃんはオレの質問に対して知ってるかのように答えた」
米屋「これ知っているのはオレらボーダーの中でも一部。それか〜………近界民」
朱南ちゃんも言いたいことは分かってるのかな
『………はぁ』
米屋「朱南ちゃんは、ボーダーでそれを隠しているのか、それとも……近界民?」
どうなんだ?朱南ちゃん
『私は……』
?「陽介?」
おっと
米屋「よー奈良坂に章平」
古寺「こんにちは、米屋先輩」
「よろしければお席こちらにいたしましょうか?」
奈良坂「お願いします」
「かしこまりましたー」
ホントはもっと色々聞きたかったけど……
『……』
今度にしておこっと〜
奈良坂「章平はそっちの彼女の隣座っとけ」
古寺「えっ…!?」
米屋「いいじゃねぇ〜か!なー朱南ちゃん?」
『……どうぞご自由に』
古寺「本当にすみません……」
『いえ、大丈夫です』
奈良坂「陽介、彼女は?ナンパしてきたのか」
米屋「おまっ……失礼だな!うちの学校の転校生だよ!」
奈良坂……💢
奈良坂「俺は六穎館高等学校の奈良坂透だ。そっちは古寺章平」
古寺「どっ、どうも!」
奈良坂「すまない、うちの陽介が迷惑をかけた」
『いえ、奈良坂さんは悪くないです』
米屋「ちょっ、!朱南ちゃん!? 」
奈良坂「やはり迷惑をかけてたみたいで本当に申し訳ない」
うっわ、イケメンだからって……!
古寺「米屋先輩、これは三輪先輩に怒られますよ……」
米屋「2人とも失礼だな!?」
『ここに誘われたのはいいですけど、内容が不謹慎すぎます。』
奈良坂「陽介……何の話をしたんだ……」
米屋「うっ、……朱南ちゃん怒ってる?」
『別に。怒ってないです。イラついてもないです。』
奈良坂「怒らせてるじゃないか」
米屋「いっや〜まぁ〜まぁまぁ〜」
『………』
米屋「ごめんって〜今日は奢るからさ?な?」
『お金は自分で払いますよ。……あとこの話はもういいです』
古寺「そういえばお名前お聞きしてなかったですよね……?」
『あぁ……確かにそうですね。私は枯月朱南です。』
奈良坂「枯月って……どこかで聞いたことがあるような」
古寺「………!確かに……」
米屋「えっ、なになになに?」
奈良坂「枯月……調べたら出てくるか?」
そう言ってスマホを取り出す奈良坂
オレはマジでなんのことか分かんねー
『あっ、……いやー、調べても出てこないので調べる必要無いと思いますよ……あはは』
米屋「朱南ちゃんなんでそんなに焦ってんの?」
『えっ、焦ってないですよ?ホントに気のせいだと思います……はい』
奈良坂「何か知られたくないことでもあるのか……?」
『いや?別にそんなものはないですよ〜……』
奈良坂「……まぁ、無理な詮索は良くないからな。陽介みたいに」
お、奈良坂あっさり引いたな
………ん?
米屋「ちょっっと待て奈良坂?今らさらっと俺のこと煽らなかった?おい」
奈良坂「……そういえば注文してなかったな。章平、なにがいい?」
古寺「あ、え、そうですね……」
米屋「ひどっ……朱南ちゃん、俺可哀想だよな?」
『……なんのことですか?とても仲がいいお友達ですね』
米屋「嘘でしょ〜……」
*********************
朱南視点
米屋「ふぃ〜んじゃそろそろ帰るか」
米屋先輩がそう言ったので、私もパーカーを羽織って席を立つ
奈良坂「陽介、今日は奢りだよな?」
米屋「……はっ、え、あれマジのやつ!?」
奈良坂「そうだが?」
『………私払いますよ』
米屋「いやいやいや、普通先輩が奢るって」
『えっと……2000円でお願いします』
米屋「朱南ちゃん?」
普通先輩が奢るって何言ってるんだろう
普通は立場の低い人が奢るもんじゃないの?
「〜円のおつりです。ありがとうございましたー」
『ありがとうございました』
ふと、募金箱が気になった
〈近界民による侵攻被害〉
近界民の侵攻により、まだ被害を受けている人々がいます
おつり募金しとこ
『先輩、行きますよ』
そう言って全員で店を出た