テラーノベル
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始めの注意書き
※この小説はMrs.GREENAPPLE様の風景描写を真似させてもらい、書いております。リスペクトのある表現、そして御本人様たちへの差し支えない程度で小説を書いていきますので、!(主人公などは全く違う自分のオリジナルキャラクターです。)
※今作は「ミステリー×日常」のようなものでグロい表現もたまにあります。
毎話ごとに主人公が切り替わりますので「あれれ?繋がってない」と思っても気にしないで。
※1・2話セット(小説・ネタバラシ)セットで行きますのでネタバラシが嫌な方は奇数の小説だけ読んでいって下さい。
「初めまして」
聞こえた。
何の声?
誰の声?
─プロローグ─
一人、目を覚ます。
カーテンを開ける。
眼鏡を掛ける。
ソファに音夢(ねむ)が寝ている。
「音夢〜…朝だよ〜起きて」
静かに揺さぶる。
びっくりしたのかすぐに目を開けた。
「おはにょ」
ぎこちない寝起きの挨拶。
音夢が可愛らしい顔で伸びている。
こんな日々が続けばよかったのにな…
朝食を食べる。目玉焼きとトースト。
仏壇と家の祠にも手を合わせる。
音夢が言っていた。
「‘人は醜いけれど、その分助け合ってるんだね’」
と。
今の私にはその意味が分からない。
人間が醜い?
そんな馬鹿な。
音夢に見送られて家を出る。
今日も同じ道。
同じ風景。
何か引っ掛かる。
嫌な予感がする。
引き返した。
家に着いた。
嫌な予感は当たっていた。
心臓の鼓動が速くなる。
明るく見送ってくれた音夢が
あの優しい音夢が。
何も罪を犯していない音夢が。
廊下で倒れている。
血にまみれて。
近くには刃物がある。
何があった。
誰に殺られた。
怖い。
独り。
立っていることしか出来ない。
どうすれば良い。
夜遅く
蝉が鳴く。
遠くで花火をしている人達がいる。
やっと座ることが出来た。
血を拭いていた雑巾に水が滴る。
「有り得ない」
その言葉だけを残して私は家を出た。
その数日後。
私は逮捕された。
こんな感じでモヤモヤを残したままの終了とさせていただきます。
真実が気になる方は次のお話をお待ちください。
コメント
3件
「おはにょ」って言う音夢ちゃんの可愛さと、その後の血まみれのシーンのギャップにやられました…。日常の温かさを丁寧に描くからこそ、その破壊が痛い。最後の「有り得ない」という言葉、そして逮捕。蝉と花火の音が遠くで鳴ってる描写が、余計に孤独を引き立ててて切なかったです。あの“初めまして”の声の正体も気になる…。続き、待ってますね。
Smile
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夢見る少女の頭の中
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