「う〜ん…」

「じゃあ今日零番呼びに行かない？」

「いいですね。でも零番って噂分かるんですか？」

「蒼井、聞いといて〜」

「は！？僕！？」

「よろしく☆」

「ﾁｯわかりましたよ」

「あ、あとさ」

「？」

「僕あの子に興味あるからさ、生徒会室に放送で呼んで」

「いやです」

「蒼井〜」

「むりです」

「このクソパワハラ野郎！！！」

「蒼井？笑」

「僕あの人嫌いなんですよ！」

「なんで？」

「アオちゃんのこといじめてくるし」

「それは見たの？」

「見てなくてもアオちゃんが言うことはすべて正しい」

「はぁーこれだからだめなんだよなぁ、

いいよ。明日生徒会、休みにしてあげる。教室に一番に来て隠れて、全部見ておいで」

「ふん、どうせいじめてるんですよ」

「僕の考察ではしてないと思うけどな〜」

朝

茜視点

「って言われたから隠れてるけど…って言ってたら誰か来た」

「ねぇ、今日はどんなのにする？」

「えぇ〜何にしようか」

「う〜んアカネくんにバレなさそうなやつかぁ」

この声、アオちゃんなの？いつもと違う。

「っていうか副会長さ簡単に騙されてくれたよね」

「さすが葵！」

「えへへ…そんなことないよー♡」

…え？