⚠︎BL
⚠︎キャラ崩壊
⚠︎エセ関西弁
それでも良い方はどうぞ
「ん”….。はぁ、疲れたぁ….」
エナジードリンクの空き缶、散らばる資料、真っ暗な部屋。残業をしていたのは岸本隆太郎だった。どうやら仕事が終わったようで私物をカバンに入れて帰ろうとしているところらしい。
「柊斗さん、きっと待ってるんやろなぁ…。早く帰らんと」
岸本の恋人、室屋柊斗が家に待っている為早く戻らないといけない。きっと寂しく家に待っているのだろうと考えると岸本の胸はぎゅっと締め付けられる痛みを感じた。
「家帰ったら柊斗さんに甘えに行こっと」
「お、岸本やん」
「….?あれ、浅倉の兄貴、どないしましたか?」
岸本が帰ろうとした時目の前に現れたのは同じ組織の組員、浅倉潤だった。暗闇でも輝いて見えるミント色の髪、水色に光る目、そのスタイルはモデルを超えてしまうほどの美しいスタイルだった。
「珍しいな、お前が残業なんて」
「ちょっと今日は量が多くて、浅倉の兄貴も残業しとったんですか?今もう俺らしかおりませんし」
「残業やないねん、お前に用事があるんや」
「俺に用事….?」
てっきり残業で浅倉も残っていると思ったがどうやら岸本に用事があるらしい。岸本はいまいちピンと来ておらず首を傾げて居た、そんな悩んでいる岸本を見た浅倉は話を進める。
「これ、”お前ら”やろ?」
「……え」
浅倉が見せた動画、それは緑髪と紫髪が性行為しているところが遠くからぼんやり見え、甘い声や水音などが聞こえた。よくよく見るとそれは信じ難いが岸本と室屋の二人だった。この動画を見た岸本はさーっと血の気が引く感覚がして顔が青ざめていっているのが自分でも分かるレベルだった。
「な、なんでこれを….」
「防犯カメラにたまたま映っとったねん、えらい暑い夜をお過ごしで」
「も、目的はなんでっか….」
岸本は恐る恐る浅倉の目的を聞く、こんなのを見せつけて頼み事をするなんて嫌な予感しかしない。岸本は金でも要求されるとでも思っていたらしいが予想斜めの事を要求された。
「お前の”身体”や」
「身体….?」
「そうや、あの室屋がここまで気に入っとるんやろ?よっぽどええ身体なんやなぁ」
「っ….」
そう言うと浅倉は岸本の身体をそっと触った、触り方がとても不快で岸本は目をぎゅっと閉じた。室屋以外に触られた事も無い場所を触られかけ岸本は恐怖のあまり体が震え出した。
「なんや、そんな怯えんくてもええやん」
「こ、こんなん….犯罪…..やないですか」
「犯罪?何言うとんねん、事務所で性行為しとるお前らの方がよっぽど犯罪犯しとるやん」
「っ…..」
図星を突かれ何も言えなくなった岸本はただ浅倉との目を合わせず下を向いて必死に考えていた。どうしたら逃げれる?どうしたらデータを消せる?どうしたら、どうしたら_______。
「今日はええわ、明日ここにまた来い。そんときはたっぷり犯して可愛いがったるわ」
「わ、かりました….」
その日は家にそのまま帰ったが、車に乗っている時、自分が情け無く、室屋に被害を及ぼしたく無い、そんな気持ちが溢れ岸本の心は錘がついてるかのように体が重かった。
「柊斗さんに迷惑かけるより、俺が被害受けた方がええよな….」
家に到着する直前まで岸本はずっと考えいた。考えた結果は自分が被害にあった方が被害も最小限に抑えられて良いのではないかと言う考えに至った。その考えを決め、岸本はそのまま家のインターホンを鳴らした。
「……」
ガチャ
「隆太郎…!残業お疲れさん」
「あ、柊斗さん….」
「なんや隆太郎、元気ないで?嫌な事でもあったん?」
「え、あ、いやなんでもないです!!」
「ほうか?ならええんやけどな」
「へい!大丈夫です!」
岸本は半ば作り笑いをし室屋の心配を無くそうと必死にいつも通りにいた。明日、浅倉に犯されるんだと考えると室屋の隣に一緒に居るのが重苦しかった。室屋を裏切ったみたいでとてもじゃないけど罪悪感を感じた。
「なあなあ、隆太郎…」
「へい、どうしましたか?」
「今日さ、そのヤらへん?久しぶりに」
「え、ぁ….えっと….」
いつもならすぐにOKを出していた岸本だが今は違う。次の日には浅倉に穢されるのに性行為しても良いかなど考え、戸惑っていたが岸本は室屋の期待に応えた方がいいと考えこう言った。
「い、いいですよ!!」
「ほんま?!じゃあ風呂入ってええで」
「へい!じゃあ先にお借りしますね〜」
岸本はそのまま風呂場に向かい、シャツ、ズボン、靴下、ベルト脱ぎそのまま風呂に入り丁寧に体を洗い出す。念入りに身体を洗うが、岸本の脳裏に浅倉の事が蘇り不快な気持ちになる。汚れが落ちてる泡が流れてくのを見ながら、室屋に内緒で浅倉と性行為してしまうことが悲しくて、悔しくて、情けなくて___。そう考えた途端岸本の目の前がじわっと熱くなり、岸本は乱暴に目を擦り急いで流し、そのまま風呂場から出た。
「….よし、上がったので柊斗さんもお風呂入ってくださ〜い」
「おん、分かったわ」
室屋も風呂に入り当分は暇だ。岸本はぼーっと天井を眺め明日が来なければいいのにとずっと考えていた。そう考えていたらあっという間に数十分経ってたり室屋も風呂から出てきた。
「じゃあ隆太郎ヤろか」
「へい」
優しくベッドに岸本のことを押し倒しぎゅっと岸本の事を抱きしめ、口付けをしてから岸本の下の服を脱がし始め、自分も脱ぎ、慣らしの為指を2本軽く初めに入れる。
ジュプッ
「ん” ッ….」
「痛ない?大丈夫か?」
「ら” いじょーぶれす」
「ほんならよかったわ」
そうして何分か慣らしをした後室屋はそのままギチギチに膨れ上がったソレを濡れた岸本の穴に挿れパチュッパチュッと卑猥な水音を鳴らしたのと同時に岸本からにも甘い声が漏れてきた。
パチュンッパチュッ
「ん” ッ….あ” …..お” ッッ??!!そ”こや”らッ….あ”ッ…..っ……」
「そんな無理に声抑えんくてもええんやで?隆太郎」
数十分それが続きだんだんと動きが激しくなり岸本も室屋にも余裕が無くなっていく、室屋からにも少し甘い声が漏れ、岸本からには部屋中に響き渡るほどの甘い声が漏れていた。
バチュッ!!ドチュンッッ!
「あ” あ” あ”ッッ??!!も”う無理イ”くッ….ん”お”ッお”ぐ好きッ…..」
「んッ….俺もイきそうやから一緒に逝こうな隆太郎ッ….」
今までにないほどの速さのピストンを打ち室屋は数分もしないうちにそのまま岸本の中に性を吐き出し、岸本も吐き出された性で感じ達した。二人ともそのまま疲労でぎゅうっと優しく抱きしめて一緒にスゥスゥ寝たのであった___。
岸本にとっての最悪な日がもう来てしまうが。
ガチャ
「…….」
「嗚呼、岸本ちゃんと来たんやな」
「は、い….」
岸本はちゃんと浅倉が指定した集合場所、時間に着き浅倉と二人きりの状態だ。岸本はガタガタ体が小刻みに震え出し浅倉はそれを見てまたかと少し呆れていた。
「あのなぁ、俺にそないに怯えんくてええねん」
「ぁ…ごめん、なさい….」
「まあええわ、ほんなら服脱げ、下だけな」
「……」
岸本は首を縦に振りそのまま嫌々下の服を脱ぎ室屋以外には見られたくもない部分を脱いだ岸本はこの時点で目元辺りは大粒の涙がこぼれ落ちていた。恥ずかしい、怖い、逃げたい、そんな気持ちもあるせいか一向に泣き止む気配がない。
「ローター入れるやけやから、お前今から会議やろ?」
「グスッ…..ふ….ぅ….」
「泣くなやほんまに…はぁ入れるで」
浅倉はそのまま岸本の穴に三個入れ岸本が脱がした服を着せそのまま何事もなかったように浅倉はそのまま部屋に出て行った。岸本は安心したせいか腰の力が抜けその場に座り込んだ。
「よかった….グスッ….(でも、ローターってなんやろ….)」
この時の岸本はローターの存在を知らない為これがどう言う効果を持って居るのかも分からなかった為あまり警戒していなかった。この岸本の油断が後程後悔するなんてまだ岸本本人は分かっていなかったのであった_____。
コメント
2件
岸本受け最高です!続きが楽しみです!
あさきしという新カプを見れたことの喜びが止まんないわ