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二次会の後、大学時代のメンバーでもう一軒行こうということになり、数人で三次会へと繰り出すことになった。
もちろんその中には直樹の姿も。
何となく断ろうとも思ったが、友人たちに半ば押し切られるかたちで三次会へと参加することとなった。
とはいえ、私以外は結婚して子供も居る。
大学時代のようにズルズルと飲み続けることはできず、結局、小一時間ほどで解散することとなった。
「志乃、本当にいいの?旦那、車で来てるから送っていくよ?」
迎えに来てくれた旦那さんの車の助手席から顔を出す。
「大丈夫、まだ電車あるし」
送ってくれると言ってくれた彼女の家は私の家とは反対方向でさすがに送ってもらうには申し訳ない。
「でも遅いし……」
「大丈夫。俺が送っていくから」
言いながら直樹がさり気なく私の肩を抱き寄せてきた。
「ちょっと……」
私は慌ててその手を振り払い、直樹との距離をとる。
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