『狐のネガイゴト』
遠くに誰も来ない神社があった。
その神社の人の影は
巫女に狐の耳としっぽが着いた人だった
そんな独りぼっちの狐はネガイがあった。
そのネガイは一度も叶ったことがなかった
でも、今年こそは、そう思い絵馬にネガイを描いた
☕️「いつかオトモダチが出来ますように」
毎年正月にこのネガイを描き、
叶わなかったらまた来年描きの繰り返し
今年もそうなるんだろうと思っていた
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狐に化けて人間界へおりると公園で
子供に見つかり殴られ蹴られ、怪我をし、
しばらく戻れなくなった。
すると子供達の後ろから声がした
???「なぁお前ら毎日ここでなんかやってるよな、」
子供「まぁね!見て!狐!これを虐めてんの!」
???「……動物を虐めるのはダメだよ。」
子供「えーなんで?」
???「じゃあ自分も虐められてみたら気持ちがわかるんじゃないか?」
子供「えーやだ」
???「なら、いじめんのやめろ」
子供「はーい…」
???「大丈夫かい?」
???「傷凄いな…」
???「手当するか。」
俺は人間3人に怪我の手当をしてもらった。
その3人は毎日この公園で俺を見に来るようになった
???「彰人、今日もあの狐いるか?」
🥞「いねぇ……狐がいねぇ……」
???「なんで……」
???「狐くんも結構元気だったからね。司くん、仕方ないよ」
⭐️「……類は、悲しくないのか…?」
🎈「悲しいよ、とても。でもまた会えるって信じておけば、きっとまた会えるからね。」
類がそう言うと、急に目眩がし、気絶した
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朝起きると、和風の部屋の中にいた。
☕️「やっと起きましたか、起きたならさっさと帰ってください。」
外には狐の耳としっぽが生えた巫女姿の男がいた
🥞「あの…ここは…?」
☕️「俺の家です。まぁ人間界では見えないんですけどね。」
🎈「人間界…?」
☕️「俺は狐に化けれる妖怪です。まぁ人間になると耳としっぽが残るのですが。」
⭐️「なるほど…」
☕️「今日はもう遅いので帰るのは明日でもいいですけど、ここで寝てくださいね。俺の部屋には絶対に来ないでください。」
🥞「わかった…?」
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夜
🥞「絶対見んなって言われて見ねぇやつがいんのかよ…」
🎈「…行こうか。」
⭐️「嗚呼。」
襖を少し開けると
衝撃的なことが起こっていた
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『人間嫌いの狐は愛されます』
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コメント
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𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝15 書き忘れました!
何があったんだ…