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第一次wrwrdの短編集

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第一次wrwrdの短編集

62 - 酷く眩しい醜い夢。

♥

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2025年02月22日

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酷く眩しい日差しが俺と君を苦しめた。

俺は、ゆったりと口を開けて笑顔で言った。

『…ねぇ、げどちゃん。…俺の事きらい?』

すると君は驚いて目を見開いていた。

そんな驚くいってないはずなんやけど、…

「…嫌いになるわけないじゃん。」

優しい声でふんわり笑って君は言う。

え?…驚いてしまって俺は

『そっか』

その言葉しか出てこない…、嫌われてると思ってたから。…必要ないと思われてるって思ってたから。…その言葉が嬉しくて嬉しくて…、

『…そっかぁ、…、……ありがと』

そう俺は、泣いてしまう。

涙が止まらない。

「…え”、ちょ…まんちゃん!?」

優しく涙を拭ってくれる。

こんな空間がいつまでも続けばいいと思った。


酷く眩しい光で目が覚めてしまった。

『……ぁ、…』

目の前には、割れたガラスの写真立て。

凄く幸せそうに笑った俺と、優しい瞳のお前。

『……ぜんぶ、…全部、…ゆめで、…覚めたらいいのに』

もう、会えることのないお前に一つそう呟いた

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