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うわっ、この第127話、めちゃくちゃ胸熱だった……!金原が櫻子にキレて八代に詰められて、最後はお浜とお玉が啖呵切って出てくる流れ、最高すぎんだろ。櫻子の「もったいないお話で……」って俯き方、何か内に秘めてる感じが気になって仕方ない。八代の「勝手にさせて頂きますよ?」の冷ややかさがまた効いてるわ。次どうなるんだろう、マジで続きが気になる🔥
八代に、言い逃げされたに等しい事をされ、金原は、どうしたものかと口をつぐんでいる。
当然、櫻子は俯いているが、何か内に秘める事がある様で、落ちつきがない。
聞きたい事があるのか、言いたい事があるのか、どちらかだろうが、金原が尋ねてやらねば、櫻子は黙ったままのはずだ。
居心地の悪い沈黙が、二人の間に流れた。
すると……。
櫻子が意を決した様子で、居ずまいを正し、頭を下げた。
「旦那様、やはり、私には……女学校など……もったいないお話で……」
櫻子は、言葉を濁す。
「それは、行けないと、嫌だということか?」
櫻子の言いたいこと、つまり、本心が掴めない金原は、つい強い口調で言っていた。
断りを入れてくるということは、女学校行きを嫌がっているのだろうか。
そんな、櫻子のはっきりしない態度に金原は苛立ちを覚え、
「何が、不満なんだ?!俺は、お前のためと思って言っているのに!お前は、結局、俺に、何が言いたい!」
つい、櫻子を怒鳴り付けていた。
金原に感情をぶつけられ、櫻子は、ピクリと肩を揺らすと、更に頭を下げ小さくなった。
「もういい!」
焦れきった金原は、櫻子へ言い捨てると、すっと、立ち上がり部屋から出ていこうとする。
そして、障子に手をかけたとたん、
「いいこたぁーないだろぅ!!」
「あい!!」
怒鳴り声が降りかかって来た。
すぱん、と、勢い良く障子が開き、お浜とお玉が、金原を睨み付けている。
「なっ、お、お前らなんなんだっ!お、お玉までっ!」
「だまんなっ!あたしらは、仕上がった櫻子ちゃんの衣裳を持って帰って来たところなんだよっ!いつもの覗き見とは、訳がちがうんだっ!!」
「あい!!」
お浜は、金原以上に苛立ち、その横でお玉も、顔をしかめている。風呂敷包みを抱えていることから、成田屋から戻って来たところ、偶然、立ち聞きしたようだった。
「キヨシ!部屋から出て行くんだろっ!さっさと、行きな!」
お浜は、まさに啖呵を切る勢いで、金原へ言うと、ずかずか、部屋へ入り込み、櫻子の側へ腰を下ろした。お玉も、風呂敷包みを抱えたまま、お浜に続き、櫻子へ、包みを差し出している。
「か、勝手にしろっ!」
すっかり、頭に血が上った金原は、叫ぶだけ叫び、部屋から出ようとしたが……。
「……では、勝手にさせて頂きますよ?」
八代が、何処からか現れ、金原の前に立ちはだかった。
「くそっ!」
八代が、出てきては、金原も歯が立たない。
きっと、何か考えがあるのだろう。二人で、と言った時点で、金原は、八代の策略にはまってしまっていたのだ。
悔しさから金原は、拳を作りぎゅっと握りしめた。
「二人で話したのですか?」
八代の冷ややかな双眸が、金原に定まっている。
「櫻子ちゃん、思っていることを、ちゃんと言いな。キヨシにはね、言わなきゃ、わかんないだよ。いや、言ってもわかんないだけどね。……どうやら、ちいと、あたしらが、先走りしすぎたってことなのかねぇ」
お浜は、小さくなっている櫻子を庇うように言った。