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俺はまず魔法の詠唱を止めるために片方の声を失わせる魔法をかける。昔アッシュたちに詠唱なしで魔法を使えるようにする訓練を受けさせられたから、これくらいは簡単だ。詠唱ができない、声が出ない事実を目にして驚いたような顔をしてる。忘れていた、もう1人いたな。俺は飛びかかる寸前のその男子学生を風の魔法で突き飛ばす。そして彼の脚が動かないように魔法をかける。
「君たち2人とも大したことないな。まるで子どもみたいに弱い。隣にいる彼女を君たちは馬鹿にしてたけど、彼女よりみっともないと思わないか?魔法の効果は20分で切れると思うのでそのまましばらく大人しくしておけ。最後に俺の名前を言っておく、ジョー・アルヴィアン次期侯爵だ。君たちは残念なことに、敵に回すべきでない人間を敵に回した、その代償を今支払っている。君たちがその事実を理解できるくらいには賢いといいんだが。いや、性差別的発言を堂々とする人間が賢い期待することほど馬鹿げたことはないな。」
俺はそう堂々と自信満々に述べる。あと20分口がきけない男子学生の方は俺ほ名前を聞いて顔色を悪くしている。もう1人はあと20分、自らの体を自由に動かせないことによる怒りに満ちている。