TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

俺は後ろの方にいる女子学生に声をかける。

「大丈夫かい、本当に馬鹿げた人間には苦労するな。自己紹介が遅れてしまって申し訳ない、ジョー・アルヴィアンだ。」

彼女は堂々とした感じで俺の元に歩いてくる。そして何故か彼女は俺がしたことに対して少し怒っているようにも感じられる。

「どうして私のことを助けようと?私が女性だから?」

彼女は力強くそう質問してくる。なるほど、そういうことか。理解した。

「論理ではなく差別的感情や偏見、憎悪で他人を攻撃する人間のことが嫌いだ。その観点では君が女性だからとも言えるかもしれないし、そうでないと言えるかも。そういえばまだ聞いていなかったことがある。君の名前は?」

「ブルックス・ハミルトン。さっきはありがとう。」

「ハミルトン。騎士と教皇の国、神聖ファーランド王国の王家の一員か。もっとも君に助けは要らなかったかもな。君の歩き方を見るだけで理解した。槍や剣の扱いには慣れてそうだ。そうか、神聖ファーランドは魔法よりも刀剣を重んじる国だったな。」

元引きこもり侯爵子息のダークサイド物語

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

0

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚