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それから 、ご飯を食べたのが20時 。
私達がお風呂に入る頃にはお母さんは既に寝ようとしていた 。
母: 今からお風呂? …あんまり夜ふかししないようにね
大森: 分かってる〜
母: っあら 、そういえば藤澤くんに上げるお弁当はどうなったの?
いきなり涼ちゃんの話題を出してきて驚いた 。
しかも 、元貴がいるところで 。
…..ほらぁスマホ見てたのにこっち見てる ….。
告白された事は知らないはずなのになぜか
ホントにされた事を知っているみたいにみんなに聞かれて
…..恥ずかしくなるじゃん 。
元貴: …….、
大森: あ〜お弁当? 美味しいって言ってくれた〜!
大森: ….早く寝にいってよ ….!笑
話すと母は怪しそうな顔で右側の口角をきゅっと上げる 。
勘が鋭くていつかバレてしまいそうだから” 早く寝に行って ” と急かした 。
大森: ….はぁ ….. 、話し聞いてた?
元貴: ぇ 、僕と目合ったよね?
大森: あははっそうだった 、笑
元貴は首を一瞬傾げてからスマホの画面に目を戻す 。
すると何か思いついたように …..でも一瞬眉間にシワを寄せた 。
大森: なに?笑
元貴: えー 、 これ言わないとだめ ….?
大森: うん言って
元貴: 藤澤先輩が「お弁当ありがとう」って言ってたよ ….、
大森: ?なんで今さら ….?笑
元貴: ! …だって 、さっき思い出したんだもん ….。
大森: へ〜嬉しい 、そんなに言ってもらえると毎日作っちゃうよぉ笑
冗談交じりで言うと元貴は2秒ほど時間をあけてから
「 ね 、 」と言って水を取りに行った 。
コメント
1件
眉間にシワって⋯もしかして「告白」に気づいてるのか?続き気になりますわな♪