テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
水を取りに行って再びソファに座った元貴は
コップを目の前の机に置く 。
のんびりしそうで 、これが話を聞いてもらうチャンスだと思った 。
大森: ってかさ 、私今日スゴいことあったんだけど
元貴: へぇ …..だから?
大森: はぁ?
全く興味なさそうで正直ウザかったけど 、
私が ” 涼ちゃん ” というワードを出すとぴくっと
反応して視線がこちらに向く 。
大森: 私 、告白されちゃった 、笑
その瞬間 …元貴の手からスマホがゴンッと音を立てて
床に落下した 。
元貴: ….え? なんつった?
大森: ちょっと …スマホ落ちたけど ….。
元貴: だからなんつったって
大森: だ〜か〜ら 、涼ちゃんに告白されたって ….。
大森: ちょちょこれ 、あんま外で言わないでよ?
元貴は口が硬そうなイメージがあんまり無くて
外で言いふらしそうで少し怖い 。
……なんて思ってたけど返事はなし 。
大森: もとき?
元貴: っ…..返事は?返事はどうしたの …ッ?
ソファに座ってた元貴は急に立ち上がって不安そうな顔で
私の肩をグッと掴む 。
大森: えぇ ….ちょなに怖いって ….っ
大森: 返事はちゃんと考えてから応えたいから …後日
元貴: っ ….そう 、なんだ …..。
元貴: 藤澤先輩お姉ちゃんのこと ….好きだったの ….。
元貴: よかったじゃん 、好きって言われて 笑
大森: まぁ ….、
元貴: …..お姉ちゃんは藤澤せんぱいのこと好きなの?
大森: っへ …わたし?!
大森: 私は 、正直まだ …好きっていう感情はないよ
元貴: ….! そっか …..。
大森: それでなんだけど …言うタイミングが分かんないよね
大森: 元貴はどう?
元貴: ……。
元貴: さぁ? 自分がいいたい時でいいんじゃないの
元貴: 僕お風呂入ってくるから
大森: ぁ …..うん
コメント
4件
そうなの〜名前変えたらフォロワー様とか減っちゃうかな...って思って変えれなかったんだけどね変えちゃった🙂
嫉妬剥き出しだ〜!怒ってても可愛いの何🩷続きが気になるなぁ。応援📣してますわ♪