環
「え?、、クッキー?」
白擇
「うん、クッキー」
光
「陸達が作ったクッキー?」
鬼灯
「えぇ、そうです」
晴明
「えっと、、何でクッキーだけにこんな喧嘩になったんですか?、、」
玉緒
「そうだぞ!、説明しろ!」
と晴明達が言うと鬼灯が説明した
鬼灯
「そうですね、、」
鬼灯
「事の発端はイワ姫とサクヤ姫がお忍びで出掛けた事でした」
玉緒
「お忍び?、、って何だ?」
晴明
「お忍びって言うのは自分の本当の姿を隠したり自分の事隠したりすることだよ」
玉緒
「なるほど!」
陸
「あ、すいません、話し進めて下さい」
と言って鬼灯は話しを進めた
鬼灯
「では、お二人がお忍びで向かった場所は陸さんと未来さんが管理している果物や野菜等を収穫したり調理する事のできる境界です」
歌川
「え?、陸くん達自分達で管理してる境界何てあるの?」
陸
「えぇ、環さんに境界を作ってもらって野菜、果物何か作ってます」
未来
「なん十年霊やってると暇になるの!」
猫
「暇ってな、、、境界の管理はほとんど俺とジシイでやっててお前ら全く管理してねぇーだろうが」
陸
「まぁ、な、、、で俺達が管理してる境界に来たと言うより来てたんですね」
環
「それで?」
鬼灯
「お二人は陸さん達の境界に入ると何やら調理をしていたらしくですね、、」
と鬼灯が言うと未来は思い出した
未来
「あ!、思い出した!」
豆吉
「え?、何を?」
未来
「お兄ちゃん!覚えてる!?未来達が調理してる時にイワ姫お姉さんとサクヤ姫お姉さんの使いって言ってた人達!」
と未来が言うと陸も思い出した
陸
「あ!思い出した!来たな!」
陸
「確かイワ姫様達が喜びそうなお菓子はありませんか?って!聞かれたんだ!」
環
「え!?、そうだったのか!?」
モリ
「俺達は知らなかった、、」
白擇
「あの二人、環くん達には秘密で来たかっただろうね」
鏡夜
「はぁ、、、それで陸達は二人と一緒に調理したのか?」
陸
「えぇ、、ですけどクッキー作って食べた後で普通に帰りましたけど、、」
時
「だよなー、何かあったん?」
空
「鬼灯殿、、、白擇殿、、、」
と空が言うと白擇が言った
白擇
「嫌ね、帰ってきて普通に姉妹仲良く陸くん達と一緒に作ったクッキー食べてたんだけとね、、、」
入道
「だけど?、、、何ですか?」
白達
「クッキーの残り一枚って時に喧嘩してね」
白達
「半分して食べれば良いものを、サクヤ姫が食べたゃってね」
鬼灯
「最後の一枚を食べられたイワ姫が怒り喧嘩に至ります」
馨
「いや、それ陸達確かに関与してるけどクッキーの枚数が原因じゃん」
ハルヒ
「一応聞くけど、陸達はクッキーの枚数とかどうしてたの?」
とハルヒが聞くと陸達は言った
陸
「えぇ、イワ姫とサクヤ姫の両方合わせて」
未来
「40枚!ちょどにしてたよ!」
狢
「40枚ちょどにしてたのに何で合わなかったんだ?」
鏡夜
「考えられるとすれば誰かが食べたって事になるが、、、」
環
「なぁ、調理している時誰と誰が居たのだ?それから犯人がわかると思うのだが」
と環が言うと陸が思い出しながら言った
陸
「えっーと、、、俺と未来、、猫、犬?」
未来
「犬さんと猫さん居なかったはずだよ?、確か環お兄ちゃんに呼ばれてて」
猫
「確かにそうだったな?」
犬
「鷲らが居なくなるので空と時を陸達と一緒にさせたんじゃあったの?」
陸
「あ、そうだった、、時と空と一緒で調理してて、、確か、、クッキーの袋詰めも一緒に、、、」
と陸が言ったとたんにに突然時が全速力で走った
シュ!
陸
「!?、時!?」
入道
「はや!!!」
晴明
「時何で走ったの!?」
と晴明が言うと猫が時の後を追いかけた
猫
「おいおい、時?」
猫
「逃げんな!!!!!」
シュ!!
未来
「猫さんも全速力!」
環
「久しぶりに時と猫の追いかけっこ見たな」
空
「ですね、、あと十秒で戻って来ますよ」
玉緒
「は?、そんな訳ねぇーだろうが」
玉緒
「全速力走って行ったんだぞ?」
陸
「玉緒さん、見てれば分かりますよ」
と陸が言うと猫が時の首もとを掴んで戻ってきた
時
「離せよ!くそ猫!」
猫
「は?、誰が離すかクソ時」
沼田
「ま、マジで十秒で帰って来やがった、、」
紅子
「化け物かよ、、」
猫
「誰が化け物だ、怪異だ、怪異」
と猫は言うと鏡夜の前に時を突きだした
グイ!
猫
「時?、大人しく自白、自供するなら何もしねぇー、、もししなかったら、、副首魁の鉄骨が落ちる、、、どうする?」
猫が言うと鏡夜は手を鳴らしをすると
時
「わ、分かった自白する!」
時
「クッキー、一枚食べた!だから鉄骨だけは!」
環
「はぁー、、やっぱり、、、」
陸
「時が逃げる時は大体何かやった時だからな」
未来
「全く、時ってば!」
佐野
「何か慣れてる感が凄いな、、」
秦中
「だな、、、」
鏡夜
「そうか、、、だが、残念だったな?」
鏡夜
「時?、、少し反省しろ!」
と言って鏡夜は時に鉄骨をした
時
「ですよね!」
ガン!
時
「痛ッッッッッツだ!!!!!!」
陸
「自業自得だ」
犬
「時よ、反省するのじゃあぞ?」
未来
「あはは!、痛そう笑笑!」
神酒
「いや、慣れすぎやん」
神酒
「逆に怖いわ、、」
と事をやっていると鬼灯が言った
鬼灯
「そうでしたか、これで一つ解決しましたね」
鬼灯
「あとは、二人を仲直りする事だけですね」
秦中
「仲直りさせるって、、どうするんですか?」
と秦中が言うと白擇が言った
白擇
「それは勿論、、クッキーで喧嘩したんだからクッキーでしょう?未来ちゃん達の手作りのね」
陸
「手作りって、、何で、、、」
白擇
「だって、イワ姫もサクヤ姫は陸くん達の手作りが大好きだからねー」
鬼灯
「前の宴の時も凄い言ってましたよ?」
環
「そうですか、、、、」
馨
「クッキーねぇー、、、作るのは良いけどさー」
光
「材料取りに行くの面倒ー」
豆吉
「何で面倒なの?」
ハルヒ
「それは、材料取るだけで丸1日掛かるんだ」
晴明
「え?、、嘘でしょ?」
ハニー
「本当だよ、材料って言っても果物とかを取るだけだけど、果物が育ってる所見つけるのが大変のー」
モリ
「前は、、2日掛かった」
入道
「2日って、、」
歌川
「大変ですね、、、」
未来
「だから、作りたくないの、、」
陸
「、、、、やりたくねぇー」
と陸達が言うと晴明が言った
晴明
「なら!、皆で手伝おうよ!」
佐野達
「は?」
晴明
「だって!二人の喧嘩を止めるにはこれしかないんだよ!手伝おうよ!」
環
「良いですよ!、それに今からやると、、午後になっちゃいますし!」
と環が言うと秦中も晴明に賛成した
秦中
「そうだな、俺達陸くん達に助けてもらって何かお礼しないとだしな」
玉緒
「そうだな!、お礼だ!」
豆吉
「良いよね!佐野くん!」
佐野
「勿論だよ、豆」
陸
「いや、流れるように佐野さん言った」
晴明
「よし!、決まり!」
紅子
「私達賛成してないぞ」
泥田
「そうだぞ!、やるからには何かご褒美がねぇーよー」
狢
「だよなぁーー」
入道
「お前らー!!!!」
環
「ご褒美なら、これでどうかな?」
と環が言うと白杖代が環の手に何かをだした
陸
「あ!、環さん!それ!」
未来
「おじいちゃんのパフェ!」
それは妖バーのマスターが作ったパフェだった
狢
「は?、パフェ?」
環
「そう!、このパフェ美味しくて期間限定で今ならクリームとイチゴが何と増量!」
環
「味はチョコレート、バナナ、ブドウなどがあるのだ!」
光
「そうそう!、だからマスターの気まぐれで増量出来たり自分達で手作りしたり出来んの!」
馨
「っか!殿!そのパフェどうしたのさ!?」
環
「これか?、飲みに言った時にマスターが、「これを、陸に上げてください」」
環
「「未来に食べられてしまって食べていませんでしたので」って陸に渡して欲しいと渡されてな」
と環が言うと陸は環を殴ろうとしたが環はそれを手でガードした
陸
「環さん!、酷いです!パフェ下さい!」
環
「あはは、後であげるからー」
陸
「ムー!」
白擇
「あはは!、こうして見ると陸くん環に遊ばれてるねー」
陸
「白擇さん!酷いですよ!!」
狢
「そのパフェがご褒美って言うんなら良いぞ!」
紅子
「ふふ!、決まりだな!」
泥田
「だな!」
環
「決まりだな!、ではさっそく、、」
未来、陸
「「境界にレッツゴー!」」
と言って環達は桜蘭の陸達の管理している境界に向かった
桜蘭、陸達の境界(管理してる境界)
環達は桜蘭に戻り陸達の管理している境界に向かったいた
陸
「一つ言っときますけど、結構果物とか生ってるので食べ頃のやつがあったら絶対に環さんか鏡夜さんに見せてから食べて下さいね」
狢
「は?、何でだ?」
光
「それはねー」
馨
「果物って言っても、力を得る果物と力を奪う果物、能力を奪う果物とか色々あんの」
環
「だから、俺と鏡夜が大丈夫な果物が食べて確かめるんのだ」
未来
「前それ、知らなくて犬さん一週間寝込んだからね」
犬
「あのときは大変でした、、、」
時
「だよな、ジシイのあの暴れようよ」
入道
「え?、暴れたのか?」
モリ
「暴れて、、境界が壊れた」
ハニー
「凄かったよねー!、たまちゃんが気絶させなきゃあ大変だったよねー」
環
「あはは、、犬は暴走する果物を食べて理性無くなってましたからね、、」
犬
「あの時はすきませんでした、、」
歌川
「何か大変だったんだね、、、」
と話していると陸達の管理している境界に着いた
陸
「あ、此処ですよ」
狢
「このドアか?」
未来
「うん!、開けるよ!」
と言って未来がドアを開けるとそこには果物が沢山生っている木と野菜が生っている畑が沢山広がっていた
入道
「す、凄いな、、こんなに沢山、、、」
環
「そうか?、減ってる方だよ?」
秦中
「こんなに沢山あるのに減ってる方!?」
陸
「その、俺達が確かに管理してますが果物とか野菜って此岸と彼岸じゃあ環境とか違いますから、成長も早くてですね、、」
未来
「沢山果物と野菜が出来ちゃあてね!」
光
「だから、周3ぐらいでフルーツパーティーしてんの」
モリ
「だから、、減ってる方だ」
神酒
「いや、見てるこっちは全くわからへんで?」
神酒
「減ってる言うんやったら、減ってるんってか?ってなるで?」
秦中
「こんなに沢山、、周3で無理だろ」
馨
「まぁ、、食えない時はもっけにあげてるよ、、」
晴明
「そうなんだ、、、」
と話していると未来が籠を持って来て言った
未来
「籠持って来たから手分けして果物を取ろうよ!」
未来
「あ!、勿論野菜もね!」
入道
「おう!、果物って何取ってくれば良いんだ?、イチゴとか?」
陸
「えぇ、、イチゴとかバナナとかです」
狢
「簡単じゃん!見つけるの!」
環
「そう言ってられるの今のうちにだからね?」
と話して環達は収穫に取り掛かった
三分後、、
狢
「な、、何でこんなに沢山果物あんのにイチゴとか見つかんねぇーの!?」
と狢は膝をついて言った
晴明
「だよね??!、ほとんど食べちゃあ行けない奴だし!」
紅子
「、、、ヤバい、、もう無理、、」
泥田
「紅子ちゃん!?、しっかり!」
と晴明達が言っていると陸が言った
陸
「初めはそんなもんですよ」
陸
「一緒に頑張って探しましょう」
入道
「おう」
と話していると環が何かを持って来てた
環
「果物見つかっ、らなかったみたいだね」
陸
「あ、環さん!、、何持ってるんですか?」
晴明
「あ、本当だ何持ってるの?」
環
「これ?、これねアイスだよ」
環
「皆頑張ってくれてるから、マスターがどうぞってね」
入道
「え!、良いのか!?」
環
「うん、少し休憩したらまた探そうか」
玉緒
「おう!」
そして、入道達はアイスを食べて休憩を取ると秦中が未来に聞いた
秦中
「未来聞いても良いか?」
未来
「?、何?秦中お兄ちゃん?」
秦中
「此処にある果物のって妊婦が食べて良い果物とかあるのか?」
未来
「んー?、あるけど何で?」
秦中
「実は俺結婚しててな?、子供が三人居るんだけど、最近四人目が出来てな」
秦中
「それで、何か栄養になる果物あったら貰えないかなって思ってさ」
と秦中が言うと未来はアイスを持って立ち上り言った
未来
「良いよ!、此方きて!」
秦中
「え、ちょ!」
未来は秦中を引っ張り歩くとある果物に着いた
その果物は桃だった
未来
「あ!、これこれ!」
秦中
「え?、桃?」
未来
「うん!、この桃栄養が沢山あってね!」
未来
「子供たちも!気に入るよ!」
秦中
「そうか、、、これ環と鏡夜に見せなくて良いのか?」
と秦中が言うと環が来て言った
環
「大丈夫ですよ、俺達が食べて安全性はありますよ」
秦中
「そうか、、なら貰おうかな」
と言って秦中は桃を取った
未来
「この桃持ってこ!クッキーの材料になるよ!」
環
「そうだね、持ってこうか」
と環が言うと白杖代が来た
環
「ん?、どうした?、、そうか」
未来
「?、どうかしたの?」
環
「どうやら、鏡夜達も果物見つけた見たいだこれから調理するから戻ってこいって鏡夜から伝言」
秦中
「そうか戻ろう」
そして、環達は歩いて行った
調理室
環達が調理室に着くとそこでは
鏡夜が柳田を掴みハサミで切ろうとしている場面だった
未来
「!?、鏡夜お兄ちゃん!?何してるの!?」
環
「柳田くん!?、鏡夜!?」
秦中
「何か合ったのか?」
と秦中が聞くと入道が答えた
入道
「実は調理しててクッキーを作る準備してたんだけど、、」
入道
「このペナントが新薬を陸に飲ませてな、、」
陸
「あ!、環お兄ちゃん!と秦中お兄ちゃん!それと未来!」
陸
「遅かったね!、早く調理しようよ!」
と陸は言った
環
「え?、え?、、え?、、り、、り」
未来
「お、、おに、、おにちゃ、、、、え?」
と環と未来が陸を見てる言葉を失った
いつも、クールで優しく、言葉は丁寧に話している陸が未来のように話しているのだから
時
「陸!、元に戻れ!」
陸
「えー!、酷いよ!時!僕は普通だよ!」
光
「陸、陸が僕!?、俺じゃあない!?」
馨
「ちょ!、ペナントと元に戻してよ!?」
柳田
「えー、このままでも良くない」
猫
「良くねぇーよ!、この陸見たくねぇーよ!はよ元に戻せ!」
柳田
「えー」
鏡夜
「ペナント、戻せさもなければ消す」
と鏡夜がハサミを見せると柳田は言った
柳田
「無理だよー、あの新薬の解毒剤まだ作って無かったしー」
環
「はぁ!?、嘘だろ?!」
ハルヒ
「ちょ!、どうするんですか!?」
晴明
「ど、どするって!」
佐野
「クソ!、思いつかねぇ!」
と皆が言っていると白杖代が人になって言った
白
「主様、陸を元に戻す事が一つあります」
環
「ほ、本当か!?、白!?」
白
「ですが、少し手荒ですので許可を」
環
「わかった!許可する!」
と環が白に言うと白は行動した
白
「陸、、、」
陸
「なぁーにー?、白、、」
白
「眠れ!」
と白は陸に腹パンし自分の妖力を注いだ
それを見ていた環達はあー、、これは手荒と言うより気絶させる対象方だな、、と心の中で思った
入道
「これで元に戻るのか?」
白
「戻るはずです、俺の妖力を与えましたので」
と白が言っていると陸が目を覚ました
陸
「、、う、、」
陸
「あれ?、、、環さん達?」
環
「陸!目覚めたか!」
光
「目が覚める前の事覚えてる!?」
陸
「え?、、確かクッキーを作る準備してて、、その時に、、、、すいませんそのあとの記憶が無くて、、」
と陸が言うと時が言った
時
「なぁ、お前自分の事何て呼ぶ?」
陸
「は?、何だよ急に」
猫
「良いから答えろ」
陸
「は?、俺だけど、、、」
未来
「元に戻った!」
鏡夜
「良かったな」
陸
「あの、、、何かあったんですか?環さん?」
環
「いや、何もただ柳田くんが少しいたずらをしてね?」
入道
「だけど、鏡夜が止めてくれたから大丈夫だ!(大嘘)」
陸
「そ、そうですか?、、なら良いんですけど、、、」
と陸が言うと光と馨が話題を変えた
光
「それより!クッキー作らないと!」
馨
「そうそう!早くね!」
豆吉
「あ!、そうだったね!作ろう!」
佐野
「早くやるか、、ペナントは猫に監視させるからな」
猫
「おう、任せろ」
犬
「では、初めはましょう」
そして、環達は調理を始めた
陸
「さて、始めに果物を細かく刻んでと」
トントントン、トントントン
未来
「それで、細かく刻んでる間にクッキーの生地を作っていくよ!」
入道
「手際が良いな?」
環
「まぁ、いつも作ってるからね」
歌川
「環さん達は手伝ったりしないんですか?」
玉緒
「火とか使ってるぞ」
と玉緒が言うとハルヒが時を撫でながら言った
ハルヒ
「本当は手伝ったりしたいだけどね、陸達がしないで良い!自分達でやりたい!って言ってね」
馨
「だから、調理する時は僕らは見守ってんの」
恵比寿
「そうなんだね、自立しんが凄いね」
恵比寿
「まだ、子供だから自立したいんだろうね」
環
「そうですかね?、自立って言っても出来てませんよ、、」
恵比寿
「そうかい?」
モリ
「そうだ、、」
モリ
「自立しんとまだ甘えたいが混ざっている」
神酒
「混ざってる?ってどういう意味なん?」
と神酒が言っていると陸が環に言った
陸
「環さん、、」
環
「ん?、どうした陸?」
陸
「その、、、クッキーの形が見つからなくて、、、その、、、」
と陸が言うと環は白杖代からクッキーの形をもらい陸に渡した
環
「はい、これで良いかな?」
陸
「はい!、ありがとうございます!」
未来
「お兄ちゃん!、クッキーの形合った?」
陸
「合った、、って!未来!生地!」
未来
「え?」
と未来が生地を見ると生地はドロドロのままだ
未来
「水の量間違えちゃって、、、、どうしよう、、」
陸
「マジか、、、、、ハルヒさん、、、、」
と陸がハルヒに助けを求めた
ハルヒは時を床に静かなおろし袖を捲った
ハルヒ
「粉を足せば大丈夫だよ、未来やろうか」
未来
「うん!」
と晴明達は見て納得した
歌川
「なるほど、だから混ざってるんだ」
入道
「モリの言ってることが分かるよ」
玉緒
「陸達は偉いな!」
馨
「偉いってねー」
と馨が言っていると陸が言った
陸
「あの、クッキーの生地ができたので型抜きしませんか?人数が多いので出来ますよ」
未来
「うん!、一緒にやろう!」
環
「お、そうか?やろうか」
晴明
「だね!、佐野くん達も!」
佐野
「うるせー!聞こえてるわ!」
恵比寿
「楽しみだねー」
と話してクッキーの型抜きをした
そして、クッキーの型抜きを終えてオーブンで二時間暖めるとクッキーの出来上がりだ
陸
「お!、出来てる!」
歌川
「良いに匂いね!」
玉緒
「食べたいぞ!」
環
「後でね、さて袋詰しようか」
未来
「うん!」
環達はクッキーをそれぞれ袋詰をした
クッキーを袋詰している時に豆吉と秦中がクッキーを欲しいと言ったので袋をあげた
そして、袋詰を終えた
馨
「やっと、終わった!」
鏡夜
「はぁー、意外と多かったな」
陸
「疲れました、、、」
環
「ふぅー、さて少し休憩してから天国に行こうか」
未来
「賛成ー!、休憩がてらパフェ食べに行こうよ!入道お兄ちゃん達のお礼も含めてさ!」
狢
「お!、良いな!」
泥田
「環ー、、奢ってくれるよなー?」
紅子
「そうだぞー?、手伝いしたんだ、、奢ってくれるよなー?」
と泥田達が環に言うと環は苦笑いした
環
「あはは、、そう来ると思ったよ」
環
「良いよ、奢ってあげる」
紅子
「よっしゃ!、高いの頼もうぜ!」
狢
「良いな!、環の財布からにしてやる!」
環
「からに出来るからな?」
泥田
「してやんぜ!」
未来
「環お兄ちゃん!早く行こうよ!」
未来
「お腹すいた!」
環
「はいはい、行こうか」
と環達は話して妖バーに向かった
妖バー
環達が妖バーに着くと外にはマスターが掃除をしていた
マスター
「おや?、環さん達と、、妖怪の生徒さん達と教師ではないですか」
環
「マスター、大人数で来てしまってすまないな」
陸
「ちょと、パフェを食べに、、、」
マスター
「パフェ?」
環
「実は、、」
と環がマスターに説明するとマスターは納得した
マスター
「そうですか、良いですよ」
馨
「ありがとう!」
未来
「パフェ!パフェ!」
と言って環達は店の中に入った
中に入ると入道達は席に座った
マスター
「ご注文はパフェでよろしいですか?」
入道
「あ、はい!」
マスター
「では、少々お待ち下さい」
と言ってマスターは奥に行った
入道
「パフェ来るまで暇だな、、」
環
「そうだね、来るまで何か聞きたい事とかあれば聞くよ?俺達の事とか猫達の事とかね?」
晴明
「そう?、なら聞きたいんだけど環くんと鏡夜くんどっちか強いの?」
入道
「お!、確かに猫達が首魁と副首魁って呼んでるけどぶっちゃけどっちが強いんだ?」
環
「えー?、どっちって、、」
鏡夜
「互角だな、そもそも首魁や副首魁何て言う名前は肩書きだ」
歌川
「え?、肩書き?」
恵比寿
「環くん達って七不思議なんだよね?肩書きとかあるの?」
と恵比寿が言うと光と馨が言った
光
「あるよ、七不思議って言ってもやることはあんまりないしさー」
馨
「たまに、怪異達の暴走とかを止めたりするだけだしねー」
光
「七不思議になって、リーダーと副リーダーが必要じゃん?って話しになってさ」
馨
「実力とカリスマ性、リーダー性とかある人がいいんじゃあないかって決まってさ」
光
「それで、力が凄い強い殿が首魁になって」
馨
「そして、殿と互角の鏡夜先輩が副首魁になったて訳」
玉緒
「互角ってそうは見えないぞ?」
ハルヒ
「普段は力とか使わないからね、環先輩達は」
秦中
「そうなのか?、使うとしたらどんな時なんだ?」
環
「そうですね、、話しが通じない相手とか桜蘭に何かしようとする相手とかですかね?」
鏡夜
「まぁ、あまりそういった事は起きないので使いませんよ」
歌川
「そうなんだ、、もう一つ聞いてもいいかな?」
光
「何でもいいよー、何?」
歌川
「猫達って、陸くん達の世話係なんだよね?、なんで猫が未来ちゃんと時、犬が陸くんと空なの?」
猫
「は?、なんでって、、何となくだ」
犬
「何となくですな、初めは陸と未来の両方をしていましたが、いつからか忘れましたがこうなりました」
狢
「は?、何となくってな、、、」
猫
「本当の事だ、、って、未来?時?何してる?」
と猫が二人の方を見ると二人は猫の膝で寝転んでいた
未来
「パフェ来るまで暇だからゴロゴロしてるの!」
時
「同じくな!」
猫
「邪魔だ、ゴロゴロすんな」
未来
「やだ!、猫さんの膝でゴロゴロする!」
と未来が言うと猫はため息をつき言った
猫
「はぁ、分かった、ゴロゴロするのは良いがパフェが来たら大人しくしろ良いな?」
未来
「はぁーい!」
時
「へいへい」
玉緒
「本当に世話係だな笑、猫の癖に笑笑」
玉緒が言うと猫は玉緒の頭を掴み言った
猫
「ほぉ?、猫又?注射して欲しいみたいだな?、副首魁に頼んでやって貰うか?ん?」
玉緒
「注射!!?、嫌だ!お断りだ!!」
と騒ぎながら待っているとマスターが来てパフェを持ってきた
マスター
「お待たせしました、パフェです」
マスター
「増量しておりますのでご注意ください」
豆吉
「パフェ来たよ!佐野くん!食べよう!」
佐野
「そうだね、豆」
晴明
「いただきまーす!」
そして、晴明達はパフェを食べてた
パフェを食べた後、環達は天国に戻り
白擇達の元に向かうとそこには木霊もいた
環
「白擇さん!鬼灯さん!と木霊くん!」
木霊
「あ!、環さん達!」
秦中
「彼は誰だ?、子供だよな?」
陸
「彼は木の精の木霊さんです」
木霊
「あ、木霊です」
晴明
「あ、始めまして!」
と晴明達が挨拶をすると環は木霊に聞いた
環
「木霊くん、、二人は今何処に?」
環
「クッキー作ったから」
木霊
「イワ姫とサクヤ姫でしたら今奥のバルコニーに居ます!、早く仲直りさせないと!」
陸
「そうですか!、今から俺と未来で行ってくる!クッキーあれば大丈夫なはず!」
と陸はクッキーを持ち未来と行こうとすると振り返り環に言った
陸
「環さん、、もし俺達が帰って来なかったら、、、、」
環
「分かったよ、行くよ」
陸
「お願いします」
と行って陸達は二人の所に向かった
佐野
「おいおい、無事に戻ってくるんだろうな?」
恵比寿
「さっきの感じだと、無事じゃあないって感じだけど?」
猫
「まぁ、あの二人の姫さんは喧嘩する事何てあまりないからねー、、どうなるか、、」
鬼灯
「そうですね、、環さんどう思いますか?」
鬼灯
「無事に帰ってくると思いますか?」
環
「帰って来ますよ、、無事にね」
白擇
「へぇー、根拠は?」
環
「根拠ですか?、感ですよ感」
光
「あはは、感って!」
馨
「殿らしい!」
と環達が言って待っていると陸達が帰ってきた
陸
「ただいま帰りました」
未来
「ただいま!」
猫
「お、お帰りー、お前らが無事ってことは、、」
陸
「あぁ、仲直りしたよ」
木霊
「ほ、本当ですか!?」
未来
「うん!、だから大丈夫だよ!」
と言うと環達も安心した
晴明
「本当!?、良かった!」
恵比寿
「良かったよ」
豆吉
「良かったね!」
狢
「はぁ、安心したぜ!」
入道
「そうだな」
歌川
「えぇ!」
と晴明達が言った
そして、喧嘩が終わった事で環達は帰ろうとすると鬼灯が止め言った
鬼灯
「待って下さい、歌川さんと入道さんは残って下さい」
鬼灯
「お話しがあります」
入道
「え?、俺らに?」
歌川
「何かな?」
鬼灯
「大丈夫です、直ぐに終わりますので」
鬼灯
「環さん、、、良いですか?」
と鬼灯が言うと環は頷いた
鬼灯
「ありがとうございます、、では行きましょう」
入道
「はい、国子ちゃん行こう」
歌川
「うん」
そして、二人は鬼灯と共に歩いて行った
六章終わり
最終章開始
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