二人が鬼灯について行くとそこは裁判所だった
入道
「あ、あの、、何で裁判所に?」
歌川
「私たち何かしましたか?」
と歌川達が聞くと鬼灯は何かを二人を前に出し行った
鬼灯
「いいえ、お二人には見せた方がよろしい映像がありまして」
鬼灯
「この、裁判で使う浄波璃鏡で見せたいも思いましてね」
歌川
「裁判で使う道具使っていいんですか!?」
入道
「ダメだろう!?」
鬼灯
「いいんですよ、今お昼休憩てすので」
と鬼灯はいって鏡を発動させた
入道
「そ、それで俺らに見せたい物って?」
歌川
「何ですか?」
鬼灯
「入道さんと歌川さんの出会い」
鬼灯
「いえ、歌川さんがまだ人間だった時の映像です」
と鬼灯が言うと歌川は固まった
歌川は人間から妖怪になった
だか、なぜ今頃生前の映像をみるのかそれが、、怖かった、、入道との映像も見てしまうからだ
鬼灯
「生前の映像は見たくないかも知れませんが、見ないと後悔するかも知れませんよ」
入道
「国子ちゃん、、」
入道が歌川の肩を持ち言うと歌川は言った
歌川
「大丈夫だよ、、連助くん、、」
歌川
「私見るよ、、後悔したくないから、、」
歌川
「鬼灯さん!、お願いします!」
鬼灯
「入道さん、貴方も良いですか?」
入道
「はい、お願いします」
と言うと鬼灯はリモコンで二人の出会い、、歌川がまだ人間であったときの映像を流した
映像には、歌川、、生前の名前瑠璃と子供の入道が映っていた
歌川
「懐かしいね、、、」
入道
「そうだね、、」
と歌川達がどんどんと映像を見て行くとある映像で歌川と入道は鬼灯を止めた
入道
「鬼灯さん!、止めてくだい!」
歌川
「この映像!」
鬼灯
「この映像が、、なんですか?」
と鬼灯が聞くと歌川が言った
歌川
「この映像、、私達しらないです」
入道
「だよね、、、記憶にない、、」
鬼灯
「そうですか、、なら初めから見てはどうですか?、、思い出すかも知れませんしね」
と話し鬼灯は映像を流した
映像では二人の子供が雨宿りしている所からなかれた、、それは瑠璃と入道だ
二人の子供は木の下で雨をしのいでいた
連助
「雨やまないね」
瑠璃
「そうだね、今日雨降る予定じゃあなかったはずなのに、、可笑しな天気」
連助
「ま、まぁ、通り雨かも知れないしさ」
連助
「待ってよっか!」
瑠璃
「そうだね!」
と二人が話していると誰かが走って来た
どうやら、自分達と同い年くらいの女の子だ
女の子
「傘持ってくればよかった!」
と行って女の子は二人と同じ木の下で雨宿りをした
そして、女の子は木の下に入ると二人を見て言った
女の子
「ねぇ!、貴方達も雨宿りにしてるの?」
連助
「う、うん、、」
瑠璃
「そうだよ、、貴方は?」
と瑠璃が聞くと女の子は答えた
女の子
「ザー!って言うの!」
連助
「ごめんなんて?、雨の音で聞こえなくて」
女の子
「え?、だからザー!だよ?」
瑠璃
「名前の所で雨のザー!が入ってて聞こえないの!」
女の子
「え?、そうなの?なら」
と言うと女の子は木の棒を使い地面に自身の名前を書いた
女の子
「出来た!これで読める!」
と女の子が書いた文字を見た
地面には未来と書かれていた
連助
「へぇー、未来(みらい)か」
瑠璃
「未来(みらい)、、いい名前だね!」
みらい
「みらい?、、みらいじゃあなくて、、、」
瑠璃
「ねぇ!、未来は何処から来たの?」
みらい
「みらいじゃあ無いのに、、まぁいいや」
みらい
「未来ね、ここの病院に用事があってお兄ちゃんと来たの!」
連助
「お兄さんが居るの?」
みらい
「うん!、未来ね双子なの!」
瑠璃
「え!?、双子!?」
瑠璃
「お兄さんに会ってみたいなぁ!」
連助
「瑠璃ちゃん落ち着いて!、ね!」
みらい
「焦らなくても、多分お兄ちゃん達くるよ」
連助
「お兄ちゃん達って、ことは他に誰か居るの?」
みらい
「うん!、未来達の保護者で兼世話係!」
連助
「え?、保護者で世話係?」
瑠璃
「何で保護者って、世話係の人がそうなの?」
みらい
「うーん、、未来達の本当の保護者は今仕事が忙しくね、世話係を今代理の保護者にしてるの」
瑠璃
「そうなんだ」
連助
「けど、その代理の保護者は何処に行ったの?お兄さんと未来ちゃんが二人だけだけと、、」
と連助が聞くと未来は答えた
みらい
「あはは、喧嘩しちゃってね、、お兄ちゃんと二人でその喧嘩が終わるまで待ってようと思ったんだけど、、」
みらい
「その、、人混みに紛れ混んじゃって、、」
みらい
「気付いたら、、外で、、」
瑠璃
「今に至ると」
みらい
「うん、、、お兄ちゃん心配してるだろうな、、、」
瑠璃
「そうか、、なら雨がやむまで待ってようよ!外で探してて雨で中断してるかもだし」
連助
「そうだね!、一緒にいよう!」
と二人が言うと未来は頷いた
みらい
「うん!」
連助達は未来と共に楽しく話しながら待っていると雨が止んだ
連助
「あ!、雨止んだみたい!」
みたい
「あ!、本当だ、」
瑠璃
「見て!虹!」
と瑠璃が空に指をさした
そこにはキレイな虹があった
みらい
「わぁ!キレイ!」
連助
「キレイだね!」
と連助達が虹を見ていると
???
「あ!、未来!こんな所に居たのか!」
???
「探したぞ!」
???
「無事で良かった!」
と言って一人は男の子でもう二人は髪が白で髪が黒、左目が赤い少年達が走って来て言った
みらい
「!、お兄ちゃん!、黒!、白!」
兄
「探したぞ!、たく心配したぞ!」
みらい
「ごめんなさい、、」
兄
「けど、無事で良かった!」
黒の少年
「たく、まさか外に居たとはな」
白の少年
「どうりで中探しても見付からないはずだ、、」
と未来達が話していると瑠璃が聞いた
瑠璃
「あの、、貴方は、、」
瑠璃
「未来ちゃんのお兄さんと保護者さんですか?」
兄
「は?、みらいちゃん?っ、笑」
黒の少年
「いや、俺達はその保護者の友達でね」
白の少年
「二人の帰りが遅いから主、、本当の保護者と迎えに来たんだけどね、、その世話係二人が喧嘩しててな?」
黒の少年
「喧嘩をしていて、未来達を見てなかったから人混みに入ったって聞いて保護者は激怒」
白の少年
「そんで、今世話係は説教中で俺達が探しに来たって訳よ?」
連助
「そ、そうなんですか、、」
連助
「白と黒の髪と左目が赤何て珍しいですね、、凄い目立ちますよ?」
と連助が言うと二人の少年は顔を合わせた
そして、直ぐに顔を瑠璃達に向けた
白の少年
「そうかな?、この左目カラコンでね」
黒の少年
「この髪は染めてるんだ」
瑠璃
「へぇー、そうなんだ」
と瑠璃達が話していると兄が言った
兄
「おい、そろそろ戻った方が良くないか?、早く帰らないと説教が長引くと思うが」
みらい
「それはヤバい!早く戻ろう!」
と未来が行こうとすると連助と瑠璃が言った
瑠璃
「ね、ねぇ!」
連助
「また、会えるかな!」
みらい
「、、会えるよ、、また会おうね!」
みらい
「ねぇ!、君たちの名前教えて!」
と未来が聞くと二人は言った
瑠璃
「私瑠璃!」
連助
「ぼ、僕は入道連助!」
みらい
「そうか、、なら改めて私の名前は、、」
と未来が言おうとすると瑠璃達は寝てしまった
兄
「寝たか、、」
白の少年
「まぁ、眠らせたの方が正しいか?」
黒の少年
「眠り薬と記憶が無くなる薬を巻いたからな、、未来との記憶は無くなる」
みらい
「そうだね、、けど、、また会える気がするよ、、、」
兄
「そうか、、」
白の少年
「そうかって!、早く戻るぞ!主様達が待ってる!」
兄
「そうだったな!、戻るぞ!」
みらい
「うん!」
そして、みらい達は走っていった
映像がそこで終わり
鬼灯が二人を見ると二人は俯いていた
鬼灯
「どうしたか、貴方達が知らない、、いえ忘れされた記憶を見て」
鬼灯
「驚きましたか?」
鬼灯が聞くと入道が顔を上げ言った
入道
「はい、確かに驚きました」
入道
「ですど、、何だか複雑です」
入道
「昔会ってたって事と、、今さら思い出したた所で、、」
歌川
「そうだね、、もう私達その事覚えてなかも知れない、、」
と歌川が言うも未来が現れ言った
未来
「覚えてるよ、連助、瑠璃忘れるわけないでしょう?」
入道
「!、未来!」
未来
「ふふ、みらいって呼んでも良いんだよ?」
未来
「本当はみくって呼ぶんだけどね?」
歌川
「うっ!、まだあの時は子供で!」
入道
「そ、そうだ!」
未来
「えー、まぁ、良いけどさー」
未来
「ごめんね、、記憶消しちゃって」
未来
「本来会っては行けない者は会ってしまった、記憶を消すって環お兄ちゃんから言われてね」
未来
「消すしか無かったの、、」
未来
「ごめんね、、」
と言うと入道達は未来に言った
入道
「良いんだ、、しかない事なんだしな」
歌川
「そうよ、、未来ちゃんにまた会えたから」
歌川
「嬉しいわ」
と言うと未来は俯いて言った
未来
「そうか、、少しは躊躇ってよ、、」
未来
「グズ」
入道
「泣いてんのか?」
未来
「泣いてないからね!」
歌川
「本当かなー?」
未来
「本当だよ!」
と話しているとドアが突然開いた
どだん!
環
「ちょ!、光!押すな!」
光
「押してないよ!押したの鏡夜先輩だからね!」
鏡夜
「俺は押してないぞ、押したのは狢くんだよ?」
狢
「は!?、俺じゃあねぇよ!」
狢
「押したのは泥田だ!」
泥田
「はぁ!?」
ハルヒ
「ちょ、皆さん!落ち着いて下さい!」
晴明
「動画取れないじゃん!」
環
「こっちは写真取れないじゃあないですか!」
陸
「写真と動画を撮ってるところ悪いんですけど、、バレてますよ?」
環達
「「え?!」」
未来
「っ!、環お兄ちゃん達!何時ならそこに!?」
陸
「あー、鬼灯さんが入道さん達に鏡の事を言ってる時から」
入道
「結構最初からだな!?」
光
「いやね?、本当は聞き耳立てるつもり全く無かったんだけどね?」
馨
「何か、未来が関わってる?って何てね?」
環
「それに、、映像の白と黒、、陸が出てきたからあれか!ってなってさ?」
陸
「そんで、聞き耳立ててた&動画撮り、写真撮りが起こって、、、」
猫
「崩れてドアが開いたって感じだな?」
犬
「まさか、あの時の映像を見せるとは、、」
鬼灯
「すいません、あの映像しか無かった物で」
鬼灯
「それに、あの映像の方が良いかと」
陸
「何故?」
鬼灯
「未来さんと入道さん達との思い出ですからね、、思い出だして頂いた方が良いかと思いました」
陸
「そうですか、、、」
と陸が言うと歌川が言った
歌川
「ねぇ、陸くんもあの時に会ってたんだね」
歌川
「気づかなかったよ」
陸
「まぁ、あの時は子供の人間と未来が居たので子供風にしてました」
入道
「子供風に?してたのか?」
陸
「してましたけど?」
と陸が言うと狢が言ってはいけない事を言った
狢
「子供風にしてねぇー、じゃんが笑笑」
狢
「子供風にって言うか兄貴ずら!笑笑」
陸
「ァァ?」
未来
「!?、狢お兄ちゃん!逃げて!」
狢
「は?」
と狢が言うと陸が狢に向かって斧をなげた
シュ!
光
「うげ!、陸の奴怒ってる!?」
陸
「狢さん?、、、覚悟!!!!」
晴明
「ちょ!、止めないと!」
佐野
「ちっ!」
そして、環達は陸を止めるために動いた
猫
「これ、、終わるのか?」
犬
「ほほ、終わり良ければ良いのじゃあよ」
猫
「そうか?」
未来
「ちょ!猫さん達も手伝ってよ!」
猫
「へいへい」
犬
「直ぐにいく」
と言って猫達も陸を止めるため歩いた
最終章終わり
続く
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