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俺の彼女は可愛い。

そんな彼女とは高校で出会った─────



入学したばかりなのに関わらず、

周りは続々と仲間という名の友達を

作っていった時だった。

彼女は俺の隣の席の子で、

いつも機嫌悪そうにしていてとても怖かった。


ある日俺は喉が渇いたと思い、

自販機に向かうと、

そこには怪しげな動きをした彼女が居た。

俺は怖くて怖くてバレないように

後ろで見ていたが、

なんだか困っている風にも見えた。

『この人は困ってる』

そう確信して俺は勇気を振り絞って声をかけた。

「あの…どうかしたんですか?」

「…お釣りが出てこない」

彼女は少し黙ったあと、そう言った。

もしかしてと思いながら

俺はお釣りが出るレバーを下ろした。

すると、チャリンという音と共に

お釣りが出てきた。

「ここ下げないとお釣り出ないよ?」

そう俺が言うと

「知ってるし!!」

と言いながら彼女は顔を真っ赤にして逃げてった。

そんな可愛い彼女とは今でも付き合っているが、

相変わらずツンデレで

少しおバカさんなのは変わらない。

俺の彼女は悶え苦しむほど可愛い

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