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「んああぁっ……」
恵菜の嬌声が寝室に響き、純は堪らず、繋がった状態で彼女を掻き抱いた。
「恵菜…………。すげぇ……可愛い」
彼が彼女の唇を奪い、舌を侵入させて絡ませると、小さな舌も応えるように、蠢く生き物を捉えようとしている。
(やっと……やっと…………恵菜が……俺だけの女に……なった……)
愛おしい女が、今、純の胸の中にいる。
彼は、さらに腕へ力を込めると、恵菜も広い背中に細い腕を回した。
膣内の肉波が剛直に纏わりつき、きつく抱きしめてくる。
腕を解き、恵菜の括れを両手で掴むと、純は、緩やかに腰を前後に動かし始めた。
腰を律動させながら、純は恵菜を見下ろした。
愉悦に孕んだ声を零すのが恥ずかしいのか、恵菜は口元に手を当てている。
「恵菜。恥ずかしがらなくていい。ここにいるのは、俺と恵菜だけだ。俺に抱かれて感じている恵菜の声…………聞かせて欲しい……」
彼は抽送を止め、彼女の手首をそっと掴んで剥がした後、腰を引き、強く突いた。
「ああぁっ…………んあぁっ……ううっ」
恵菜が快楽に震えた声を上げると、中に埋め込まれている肉塊が、肉壁に締め上げられた。
(ヤバい…………すげぇ……気持ちいい……)
純は、律動を再開させると、フルンと揺れる二つの膨らみに手を伸ばし、揉みしだいた。
フニフニと、いやらしく形を変えていく、白皙の双丘。
「じゅっ…………じゅんさ……っ……………純……さ…………んうぅっ……はあぁっ」
恵菜が彼の名前を呼ぶたびに、純は無意識に煽られていき、腰を動かすスピードも徐々に速さと激しさを増していく。
「えっ……恵菜…………すげぇ……気持ち…………い……いっ……」
快感の波に揺蕩う表情と、純だけに眼差しを絡ませてくる恵菜が、淫らで美しい。
かつての恋人たちとも、当然身体を重ねてきたが、切なくなるほどの瞳の色を浮かばせていた女は、一人としていなかった。
色香を滴らせ、艶然とした表情で彼を射抜く女は、恵菜だけだ。
──もっと……もっと…………俺だけを見てくれ……!
純は滑らかな背中に腕を回すと、繋がった状態で恵菜の身体を抱き起こした。