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ちゅ、と
気づいた時には 、幼い翔太にキスをしていた
さと康二のことだから 、
よからぬ事をしたに違いない。いわゆる 、、
保険 、のような 、いや、嫉妬 か
渡辺『んっ、?ひかる?』
何が起こったのか理解が追いついてなさそうだな 、、ほんとに可愛い 、
翔太との出会いは 、俺がとあるオーディションを受けに行ってたとき 、
ケータリングルームの端っこの机に座って、
なんか視線を感じるなと思ってそっちのほうを見たら、鏡越しにタップ踏みながら
猫みたいに威嚇してきたから思わず 、
飲んでたいちごミルク、吹き出しそうになったんだよなー (笑)
もう他のグループ絡みで会うことに
なると思ってたけど 、まさかの同じグループで今では大切なメンバー 。
こんな運命的な奴ってあるのかー?って
疑心暗鬼になったよ 、(笑)
そんなこと考えながら、過ごしてたけど、
今まさに俺の腕の中にすっぽりと
収まる感じで抱きついている翔太 、
愛おしくて 、、心臓を鷲づかみされたような感覚に自分でも驚いている 、
この気持ち が 、、伝わるなら 、
渡辺『って、ぉわっ、?!』
岩本「 、口付するとほんとに成長するんだな、、 」
推定 、 中学2年生くらい 、か?
服はパッツンパッツンで 、
キツそうだったから俺の上着を羽織らせておく
楽屋扉付近から
ドサッ 、と
崩れ落ちるような音がし、振り向くと
深澤「 …………はぁ 、?! わら」
「ちょっ?!ちょー?照 ー?」
音の正体はふっか か ー
スタッフから受け取ったのであろう書類が床に広がり落ちてしまい
康二が気を聞かせ集めていた
岩本「ふっか おはよ ー」
深澤「はよー、、じゃなくてっ、?!」
「なーにっ、俺達になんも言わずに堂々とキスしちゃうんだよ!わら」
岩本「 、そりゃ 」
岩本「小さいと何かと不便だろ?」
俺の回答にぽかーんとした表情の3人 、
佐久間「、な、なるほど!!」
深澤「まぁ、そう、だよなー わら」
うちのメンバーって純粋すぎるんだよなぁー
side目黒蓮
朝から収録があり、早朝に起き
重たい身体を必死に奮い立たせ、仕事に向かう
この撮影が終わったら 、
やっと会える 、
スキップ寸前の
足取りで楽屋の扉に手を掛けると 、
ちゅ 、
と中からリップ音が聞こえ 、
お取り込み中 、だったか?それか楽屋を間違えたのか 、
と言い聞かせるようにし 、
ドクドクと脈打つのを撫で下ろすように落ち着かせ、、聞き耳を立てた 、
目黒「おはようございますー、って、しょっぴー?!大きくなったね、」
渡辺『ん 、何がだよ 、』
佐久間「およよ?ご機嫌ななめかな?」
目黒「中学生って反抗期真っ最中のお年頃ですからねー 、(笑)」
岩本「なるほどなー、 」
渡辺『さっきから何コソコソ喋ってんだよ 、、はぁっ、』
向井「、、にしては、荒れすぎやない??」
ラウール「ぉー 、、(笑) 」
「なんかいつものしょっぴーって感じするー」
目黒「ラウ 、!(笑)まぁ、、威嚇されてる感じする 、、」
岩本「そーだ、めめとラウに頼みがあんだねど、いいか? 」
ラウール「まさか、岩本くんが僕たちとお泊まりしたい、なんてね〜」
岩本「ラウ、パリで居なかったろ?めめも取材やら撮影やらで会えてなかったしさ」
目黒「確かにそうですね、俺も岩本くんと話したいこと沢山あるんですよー」
岩本「おっ、なんだー?(笑)」
目黒「しょっぴーにキスしたあの苦しい言い訳じゃ俺は誤魔化せませんよ?」
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