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2,210
アクリル絵の具30トン
⚠注意
これは捏造です。捏造の塊です。
中の人は文章を書くのが下手です。誤字・脱字の可能性があります。
政治的意思、実際の国々とは関係ありません。
それでもいい人だけいってらっしゃい。
※必ず確認してください
「」→現実での会話
『』→過去での会話
今回ちょっと悪口が出てきます、スペイン推しの方はご遠慮ください。イギリス嫌われ?も苦手な方は回れ右。
エピソードタイトル改名!
たくさんのいいね♡ありがとうございます!
ス『お前があの男の息子か』
初めて会っての第一声がそれだった。イスパニア王国の息子スペインはまるでエメラルドをはめ込んだかのような瞳で冷ややかな視線を向けてくる。その目には明らかな嫌悪が宿っていた。
イ『ゾッとするほどそっくりだな、無駄にいいツラしてる』
イ『…何か用ですか?』
ス『別に?ただ__由緒ある”イングランド”の息子がどんなものなのかと気になっただけだ』
イ『………』
ス『だが思った通り
いかにも父親譲りの魔性の男だな』
ス「俺は”スペイン”、会えて嬉しいよ英帝」
イ「…………」
…一瞬前世の記憶が蘇った。こうしてまた会わなければ決して思い出さなかったであろう記憶が…すくわれた手を直ぐ様離し、一歩後ろに下がる。
イ「助けていただきありがとうございます」
ス「………」
危うく人を殺すところだった、私たち”国”に定められた決まりの一つ、それは”人間を殺してはならない”ことだ。それを破った場合、処刑されるか重い罰を受けることになるかもしれない…後にも先にも誰も破ったことがないからわからないが…
ス「…おう…大丈夫だったか?何もされてねえか?」
イ「お気遣いありがとうございます、ですがなんともありませんので」
ス「…まさかお前がここに来るなんて、正直驚いたよ。こんなに早く会えるなんて嬉s「気に入りませんか?」…え」
イ「私が来ることが気に入りませんか?」
ス「…は?いや、そんなこと…」
イ「はっきり言ってくださって結構です、気に入らないのでしょう?私のことが」
少なくとも”前世の貴方”はそうだった。あまりお互い知らない仲なのに初対面で早々悪態を吐いてくるのだからよっぽどだ。まあ、あれだけの騒動を起こした主犯の息子だから納得はするが…正直一緒に居て良い気分ではない…
ス「…俺、お前に何かしてしまったか?」
イ「………」
ス「何か誤解があるかもしれないから言っておくが、俺はこれでもお前のこと気に入っt「申し訳ありませんが…」」
イ「私は貴方が嫌いなんです」
イ『…貴方、なんて言いました?』
ス『あ?もっかい言ってほしいのか?』
イ『………』
ス『それにしても…あの男が殺されたって聞いてどこのどいつが”仕留めた”のかと思ったが、まさか実子とは…流石あいつの息子だな』
イ『………』
ス『だが一つ疑問がある、お前は父親からさぞかし贅沢な暮らしをさせてもらってたんだろ?それらをすべてぶち壊してまで何がしたかったんだ?欲しいものだって与えられてた筈なのに、それともなんだ?そんなんじゃもう満足できなくなったのか?だから奴を殺してまでその座が欲しかったと?どうなんだよ、”国殺し”』
イ『……貴方には、私がそう見えるんですね』
喉の奥に突っかかった言葉を目の前の男に向かってそう吐き出した。向けていた背を反転させ、正面から”敵”をまっすぐ見つめる。近くの窓から雨音が聞こえ始めた…
イ『”あいつの息子だから”傲慢な、魔性の男だと。だから、初対面のくせにそんな偉そうな態度が取れるんでしょう?ですが私からすれば貴方の方がよっぽどあの男に似ていますよ、なんでも自分の思い通りになると錯覚する哀れなところが』
ス『……なんだと?』
氷のような鋭い視線と突き刺すような殺気を全身で感じる。腰に据えた剣を今にも抜きそうな勢いだ。本当は言われるだけ言われて引き下がるつもりだった、でも…
ス『今なんて言った?お前ごときがっ…!』
イ『何ですか?言いたいことがあるならはっきり言ったらどうです』
ス『お前っ…!』
あいつのことなら好きなだけ罵詈雑言を吐いても私は構わなかったのに…有りもしない自分のことをペラペラと口にされるのは本当に癪に障った。
イ『”何故殺したのか”でしたっけ?お望み通りこの座が欲しかったと言えば貴方は満足しますか?』
ス『なっ…!』
そっちは好きなだけ吐き散らかしたんですから、今度は私が吐いても文句など言えませんよ。
イ『…四六時中暗い”地下に軟禁”されて、食事に”毒”を盛られ続けることの何が贅沢なのですか?最近やっとまともなのを食べられるようになったのに、過去のことを思い出して何度吐き出したことか…外に出ることだって叶わず、久しぶりに日の光を浴びれたのなんて軟禁されてから十年…あの男を殺す日まで…一歩も出ることは叶わなかった』
ス『っ…!』
イ『貴方は光一つない暗闇の中で何年も生きて来たことがあります?毎日毎日”訓練”という名の拷問を受けて、いっそ死んでしまいたいと思ったことは?』
自分が一番不幸だなんて言わない、でもこれまでの私の人生をなかったことにはしたくない…私はここまで必死にもがいてきたんだってことを。
ス『…英帝、お前…』
イ『………』
ス『お、俺はてっきり…お前が、贅沢に暮らしていたのかと…知らなかった…知らなかったんだ…』
イ『…でしょうね、じゃなきゃあんな態度取ったりなんてことしないでしょう?あれもこれも理由なんて大したものは無い、ただ”あの男の息子だから”、違いますか?』
ス『っ!俺は…!』
イ『これだけはわかってください…貴方が貴方の父親と静かに生きていた間、私は七つの時から暗い地下で”一人”で生きてきたんです』
ス『………………』
イ『……もういいですか?』
そのまま横を通り過ぎようとするとスペインが行く道を塞いだ。先程の失言を後悔しているのか、切羽詰まったような顔をしている。
ス『英帝…!す、すまなかった、俺…何も知らなくて…あの男に似たお前を見てついカッとなっただけで…!』
イ『…何を言いたいのか知りませんが最後に一つだけ言っておきます、私は…
貴方が嫌いです』
雷鳴の音と共に目の前の男の顔が光と共に眼に映し出される。それは、ひどく傷付いたような顔だった…
ス「____っ!!」
あの日を境に私たちは関わらなくなった。EUで度々顔を合わせることはあったがお互い何も言わず存在するだけ。離脱後も特に何も言うことなく完全に関係を絶った。スペインもその方が良いと判断したのだろう。彼なりの配慮だ、だからこそ…
イ「…………」
私たちは…関わらないほうがいい…
ス「え、英t「イギリス!!」」
ス/イ「「!!?」」
声のする方を向くとそこには息を切らしたフランスの姿があった。何を急いでいたのだ?
フ「はぁ、はぁ…」
イ「……フランス」
フ「はぁ、はぁ、びっくりしたよ、もう帰っちゃったのかと…あれ?スペイン?」
ス「………」
フ「どうして君がイギリスと…」
ス「…お前、今…」
フ「?」
ス「……なんでもねえ、そろそろお暇する」
イ「ぁ…」
そう言ってスペインはフランスの横を通り過ぎ、パーティー会場へと戻って行った。一瞬私をチラ見した気がしたが知らないふりをしておく。
フ「…イギリス」
スペインを見送ったフランスはカーテンを閉め、ゆっくり近づいてくる。綺麗な白いスーツを着込んだ彼はおとぎ話に出てくる王子のようだ。
イ「……フランス、お久しぶりで…っ!!」
突然目の前が真っ暗になった。回された腕が優しく背中を撫でる。顔を少しズラすと淡い金髪が目に入り、ようやく自分はフランスに抱き締められているのだと理解した。
フ「…ずっと、会いたかった…」
イ「………」
フ「ずっと、君の顔が見たかった…ずっと、会って話したかった…ずっと…また会える日を…!」
イ「…………」
相変わらず優しいですね、貴方は…後にも先にも私なんかに会いたがるのは貴方くらいですよ…
イ「……私も…会いたかったです、フランス」
そっと彼の背中に腕を回すと更に強く抱き締め返された。彼に触られるのは嫌いじゃない、むしろ好きな方だ…この陽の光のような温もりに包まれると安心する。
♪〜〜♪〜♪〜〜…
イ/フ「「!」」
カーテンの向こうから楽器の演奏が聞こえる。ダンスの時間が始まったか、そろそろオークションで買った屋敷の鍵を渡すとしよう…
フ「ねぇイギリス、」
イ「?」
フ「もしよかったら、僕と踊らない?」
イ「………………」
なんでそんな当然みたいな流れ作るんです?私と貴方男同士ですよね?女性役はどっちがするんです?…あ、そういうことか。
イ「えっと…私が男性役をやればいいのですか?」
フ「え?…フフッ、アッハハ!」
イ「???」
フ「アハッ、ハッハハ!イ、イギリスっ…き、君が男性役は、ちょっと…w」
イ「え?」
フ「どう見ても君の背じゃ男性役は無理だよっ、アッハハ!」
イ「な、失礼なっ!」
アッハハ!とお腹を抱えて笑うフランス、その顔面に今すぐ拳を入れたいところだが我慢だ。今日は彼の誕生日、主役に傷をつけるわけにはいかない。だが直視するのも恥ずかしいのでそっぽを向いておく。
イ「ふんっ!」
フ「ああごめんイギリスw僕が悪かったよ、許してくれる?」
イ「…はぁ、仕方ありませんね……リード、任せましたよ?私女性側なんて踊ったこと無いんですから」
フ「…!ああ、任せて!」
差し出された手と手を合わせ、片方の手をフランスの肩に置くよう誘導される。そのまま腰に触れられ少しビクッとした。
フ「大丈夫?無理そうなら…」
イ「いえ、貴方なら構いません」
さっきまであんなに嬉しそうだったのに、私が強張った瞬間コレだ。なんだかんだ私の意思を優先してくれるフランスのこういうところが好きだった。思わず笑みが溢れる。
♪〜〜♪〜…
フ「やったこと無いって言ってた割には上手だね」
イ「誰かさんのリードが上手いからですよ」
確かにフランスは慣れているからかダンスのリードが上手い。ただ私は貴族のパーティーに行くことが多いから、こういうダンスも観覧しているうちに動きを覚えてしまった。要らぬ知識だと思っていたが、そうでもなかったらしい。
フ「最近はどうしてた?」
イ「特にこれと言って何も…出掛けることは増えましたけど」
フ「そっか、それはよかった」
イ「あと、息子ができました」
フ「へぇ、息子か…………ハアッ!?!?!」
イ「?!?!」
フ「息子おぉぉぉぉぉおお!?!!?!?」
最後までありがとうございました!
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イギリスどうなる??この次もお楽しみに〜
コメント
6件

めちゃめちゃ良作すぎて発狂しました!!よければ続き待ってます!!
そんな過去だったとは…イギリス…フランスとイギリスは可愛くて平和だなぁ…!
フランスの言動がいちいちかわいい…