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空音
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シュメール
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コメント
2件
桜子の焦燥感が伝わってくる🥺
うわー、作家のリアルな葛藤がひしひしと伝わってくる回でしたね……。桜子の「これって詐欺になるんじゃ」という自己問答、胸が痛いです。添削のプロとしてほんとはちゃんと向き合いたいのに、講習生のナーバスさやSNSリスクに足をすくわれるジレンマ。最後の一文がめちゃくちゃ刺さりました。ドラマタグに納得の人間描写でした!
ブツブツ・・・ 「説明書!これも説明書!・・・これは日記!これも日記!」
桜子は2本目の缶チューハイをぐぃっと一気飲みして、5人の講習生の小説の添削のため、徹夜で読んでいた、しかしその散文たるや!面白くない小説を読むほど精気を吸い取られるものはない
目の下にクマを作り、残りのページを数えながら、缶チューハイを燃料に飲まないとやってられない、以前に一度だけヒットを飛ばした数年後に、その出版局の新人賞の下読みの依頼を受けた経験から言うと、ハッキリ言って彼らの散文は、誤字脱字の煉獄で「ぐだぐだ」だった
作者の自己満の当て字に近い、登場人物の気取った漢字の読めない名前、桜子の方が再三引き返しては誰が誰に何をしているのか解き明かさないといけない伝わらない行動描写・・・本当に頭が痛くなる
チッ 「あれほど、自分の愚痴をキャラクターに言わせるなと講習でも教えたのに・・・こんなの一発で見破られて下読みで落とされるっつーの!」
「何よこれっ!家電の説明書かっつーの!一人称で背景や人の動きや過去を説明するな、シーンで書けって・・・何度言っても効かないわよねぇ~」
「ハイハイ、これは「日記」ね○○した、○○だった・・・って小学生かよっっ!どうしてみんな退屈な文章しか書けないのかしら」
実際的な面についても一言触れておくと、昨今の出版業界では旧来の「編集者」の役割は縮小している、桜子の同年代の編集者は見たことがなく、編集者は皆若い、とても若い
そんな今日の編集者が求めるのは「そのまま出版できるもの」で、できれば「映像化」や「漫画化」の脚本家にそのまま渡せるものだ
しかしバッサリ切った添削本心を彼らに伝えると、小説を書くというナーバスで傷つきやすい心を持っている彼らは、次はもう講習に来ないだろう、すると桜子の収入が減るし、ヘタをするとSNSで悪口を書かれかねない
なので欠点は小さく、褒めるのは最大限にすると、賞をとらなくても「桜子先生のおかげで文章が良くなりました」と感謝されるのだ
桜子自体も本気で賞に通してやろうなんて思っていないし、自分でさえ賞を取れないのだから、「昔取った杵柄」で下読みの経験からこれぐらいなら対処も容易だろう
プロットをもう少しはっきりさせて文章を最低限まともなものに直してやれば、職業上の責任は果たしたことになる、他のSNSなどで賑わっている小説教室の添削依頼料金はもっと高額だ、もっとも・・・
桜子はハァ・・・とため息をついてこめかみを揉む、壁にかかった古い柱時計がもう少しで朝方の三時を示す―
―本当は―
「創作」というものが人に教えられるものかどうかが未だに桜子本人に答えが出ていない・・・でもそれを肯定すると今自分のやっている小説講座の講師は・・・
まったくの「詐欺」になる