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すきだぁぁあぁぁ
『壺浦匠、onduty!』
『niceduty/おはよう/』
「っし…」
いつもの出勤をキメた。その後すぐに銀行強盗の通知が届いた。結構近いな、行くか 。
…なんか頭いてぇな。
『壺浦、銀行強盗向かいます』
スケボーに乗り、バットを背負う。
銀行に向かっている最中にstateを見る。
アオセンとカニくん…とキャップか。
なんだか少し珍しく感じた。そう思っていると銀行に着く。
「犯人いるかぁー!!」
「おや…」
「お、ハンバーガーじゃねぇか!」
「ヴァンダーマーっつんてんだろ!」
ヴァンダーマーだっけか?まぁいいや。
人質は心無き…じゃあ逃がすか。
「人質は逃げたぞ!観念しやがれ!!」
「なんだとゴラァ!今出るから待ってろ!」
キャンターマーの声響くんだよ…
くそ、なんで頭いてぇんだよ…
「3分間アタック禁止だ。」
「わかった、じゃあ行くぞ。」
『銀行強盗犯人はキャンターマー!20分からアタック開始!』
「ヴァンダーマーだ!!行くぞ!!」
よし、まぁキャンターマーなら楽勝だな。
…もうアタックしていいか?
「もうアタックしていいかー?」
「よくねぇよ!まだ1分しかたってねぇよ」
そうか?と呟き、ヴァンダーマーを追う。
キーーーーン…
「ッ、」
「おうおうどうした?おせぇなおい!」
くそ、なんでチェイス中に…
待て、これ本格的にやばいかもしれねぇ…
意識が飛びそうだ、
ドーン
「つぼ浦、なに事故ってんだ!」
「ちく、しょ…」
「…どうした?」
「ッ、犯人はさっさと逃げたらどうだ?」
「いや、つまらん。…お前体調悪いか?」
「あ?そんな訳…」
キィーン…
「ッ!!!」
「…おい?」
やべぇ、やべぇ…駄目だ。まだチェイスをしないといけない…
犯人は逃がすかよ…、だけどほんとに、やばいなこりゃ…
『すん、ません…』
『え?つぼ浦どうした?』
『つぼ浦さん、?』
『つぼつぼ、どうした。』
「ふー、ふー…」
「…」
これで、少しは気付くかな…
…特殊刑事課なのに、こんなよわっちいんじゃ駄目だな…はは
「…少しおとなしくしてろ。」
「…ッ、は?」
…なんで俺、ヴァンダーマーにおんぶされてんだ?
犯人、だぞ。こいつ。俺が本気だせばいつでも捕まえられるのに…
「…ダウン寸前か。とりあえず病院に連れてく。感謝しろよ。」
「すま、ん…」
『びょういん、いきます…う”ぁんだーまーに、助けられたんで、つかまえないであげてください、』
『…了解。』
理解してくれたのだろう。…もう疲れた。
こいつ、意外と優しいのかもしれない。
…あったかい…
「…寝たか。 」
「…ぅ、…」
「しょうがない。早めに運んでやるか。」
ここは…?病院か…。ヴァンダーマーが運んでくれたんだな。
「つぼ浦、起きた…」
「っ、つぼつぼ!!!」
「つぼ浦さん…っ!!」
「い、いだい…」
…心配かけたな。謝ろう。
「アオ、セン…キャップ、カニくん…すまん。」
「ほんとだよ、無理すんなよ」
「つぼつぼ、無理したら100点から下げるぞ。」
「…そう、っすよ…」
「だけどつぼ浦、一番謝らないとなのはさ。ヴァンさんにじゃない?」
「…ああ、ヴァンダーマー…すまなかった。」
「…許してやってもいい。…だが、次は無理をするな。」
「…ああ。」
みんなの話によると、熱はあまりなかったが、頭痛が酷かったらしい。寝てるときも魘されてたんだとか。
…感謝してやるか、ヴァンダーマーには。