「な、なっ…… 」
なんだこれぇぇぇぇ!!!???
「な、なんで…猫耳… 」
…どういうことだ、変なものでも食ったか?
もしかしなくても歪みか?てか今警察なんだよな…バレたらやばいな…
とりあえず、パトカー乗ろう…ライオットだとバレるからな
『つぼ浦、いる~?』
アオセンからの呼び出しじゃねぇか、ちくしょう。
『…いますよ。』
『ヴァンダーマーが呼んでる。本署前来て』
『いや、今ちょっと忙しくて。』
『いやいや、今。お怒りだよ。』
『…わかりました。』
ちくしょう。やべぇ。
ワクワクセクハラおじさんかよ…
しっぽもあるしな、これ。どうにかして隠さないとな
とりあえず、帽子…お、隠れそうなやつだ。
問題はしっぽだな…ズボンにしまっておけばバレないか。よし、行くか。
「お、つぼ浦ー」
「やっときやがったな…車壊しやがって」
「いや、置いてあるのが悪いだろ」
「…?てか、帽子めずらしいね。」
「なんだァ?悪いっすか?」
「…いや。」
アオセン、結構鋭いんだよな…
だけどバレなそうだ
「だけど結局はヴァンダーマーが悪いんじゃないですか?俺悪いことしてないにゃん」
「んー…ん???にゃん??」
「は??」
「に“ゃっ…」
やっべぇ!!!なんでにゃんって出た!?!
くそ、逃げねぇと…
「ご、ごめんにゃさい!用事できたんで帰ります!では!」
「ヴァンさん、猫じゃらしとって」
「どうぞ。」
「ほれほれ~つぼ浦くん?ちょっと詳しく説明してね?」
「にゃう“!!!いやですにゃあ!!!」
やべぇ、やべぇ…はっずいんだが?
『キャップ、署長。本署前来てください。それ以外の人は来ないで。』
「なにしてっ…!!」
「滑稽だな、つぼ浦。いっつもハンバーガーやらキャンターマーやら言いやがって… 」
「はーなーせー!帽子も返せ!!」
「今だけは可愛いな」
「セクハラ罪!セクハラ罪です!!アオセン!!」
「しっぽとか感覚あるのか?」ぐいっ
「にゃっ…、やめろっ//」
「ほれほれ」
「セクハラおじさん!!やにゃぁぁあ!!」
「どういう状況???? 」
「署長、キャップ。つぼ浦が猫化しました」
「つぼつぼ、もしや特殊刑事課が嫌で…!」
「そ、そうなのか!?」
「違いますにゃぁぁぁあ…」
も、もう無理だ…
「あ、大変なことになってるねー」
「市長!はやく戻せにゃ!!」
「おい戻すな!」
「うるさいセクハラジジィ!!!」
「はい、戻したよ。 」
も、戻った…ほんとに疲れた…
「……」すっ
「つぼつぼ?何故ロケランを構えているんだ?」
「お前ら全員死ねぇぇえ!!!!!!!!」
ドーン!!!!!!