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#ホラー
KOKUGA
296
ねらち
176
その村は、少年に支配されていた。少年は生まれつき奇妙な声をしていたが、ある老発明家が開発したスマホのボイスチェンジャー機能のようなものを通してしゃべると、強力な催眠効果を発揮した。その力を使って、少年は様々な人の人生を狂わせていた。今回の試みも、何か目的があってのことではない。少年にとってはただ暇つぶしに過ぎなかった。
スマホのボイスチェンジャー機能を使って適当に電話をかけ、たまたま条件にあった女性に催眠術をかけ、村に呼び込んだ。彼女には村の小学校の運動場が最新のスパ施設に見えていた。そして彼女は、虫がうようよといる風呂桶に入らされた……。
彼女は腰をくねらせ、虫を秘部に強く押しつけ始めた。虫の太い体が彼女の陰唇を割り開き、うごめく先端がクリ・リスを執拗に擦る。ぬるぬるした粘液が彼女の内部に染み込み、熱い快感が下腹部を溶かすように広がった。
「あっ、んんっ……これ、すごい……体が熱くなって、気持ちよすぎる……。果物の動きが、奥まで届いて……はあんっ!」
彼女の指が自然と秘部に伸び、虫を押し込みながら自らを弄び始め、蜜が水面に滴り落ちて泡立つ。子どもたちの視線が彼女の体に釘付けになった。一人が興奮して息を漏らし、別の少年はくすくす笑った。
虫たちは彼女の肌を這い回り、時折体液を少しずつ分泌してべっとりとした膜を残していく。彼女の白い肌が、テカテカと光り、虫の動きが彼女の体を震わせ、胸が上下に揺れる。彼女の陰毛が粘液で濡れ、陰唇が腫れ上がって赤く充血し、快感の証として蜜が糸を引く。少年はさらに指示を飛ばす。
「もっとたくさん使って。顔にも塗ってください。目元や唇に、優しくね。舌で味わってみるのもいいですよ。果物のエキスを吸収して、内側から輝くんです」
女性は従い、虫を顔にこすりつけた。唇に触れた虫が蠢き、彼女はそれを「甘い果汁」だと勘違いして舌を伸ばした。頑丈な虫の体が口の中でうごめき、粘つく液体が彼女の舌に絡みつく。虫のうねる動きが舌を刺激し、まるで生き物に口内を犯されているような感覚が彼女を襲う。
「んむっ……甘くて、トロトロ……これ、美容にいいのね。でも、また変な感じ……動くのが強すぎて……。口の中で、熱いものが広がって……動い、てる……?」
彼女の唾液と虫の粘液が混じり、唇から糸を引いて滴り落ちる。また違和感を訴えかけた女性に、少年は即座に声をかけた。
「それは果物の新鮮さの証拠です。動くほど効果が高いんですよ。もっと味わって、飲み込んでみてください。体の中から美しくなるんです。あの動きが、喉や体をマッサージしてくれるんです」
言っている内容はむちゃくちゃだが、言葉で騙しているのではなく、特殊な声、音声が催眠状態にしているので問題はなかった。
女性は頷き、虫を口に含み、軽く噛もうとしたが、頑丈な体は簡単には潰れず、代わりに口内でうねる動きが彼女の舌を刺激した。彼女は目を閉じ、恍惚とした表情でそれを味わい、飲み込んだ。虫が喉を通過する感触が、奇妙な快感を与え、彼女の体が震える。
「はあ……本当に、快感が……体全体に広がってるわ。喉が熱くなって、気持ちいい……」虫の残した粘液が彼女の唇をテカテカにし、首筋を伝って胸の谷間に落ち、すでにべとべとの肌をさらに汚す。彼女の体は今や、虫の這い回る感触と分泌物でべとべとになり、甘酸っぱいような異臭が漂っていたが、彼女の頭の中では、それは最高の美容トリートメントとして刻まれていた。
彼女は桶の中で腰を振り、指を秘部に這わせて自らを刺激し始めた。虫の動きが彼女の快感を増幅させ、複数の虫が胸や太もも、秘部に這い付き、うごめく振動が彼女を絶頂へと導く。
「あっ、もっと……果物、もっと体に染み込ませて……はあんっ! い、いくっ……!」
彼女の声が高くなり、体がびくびくと痙攣し、蜜が水面に飛び散る。子どもたちは興奮の頂点に達し、一部は我慢できずに地面にしゃがみ込んだ。少年は満足げにその様子を眺め、スマホで密かに動画を撮っていた。この力がある限り、村は彼の遊び場だ。次はどんな生々しいアイディアを試そうか……。
コメント
1件
みぅです、読ませてもらいました。 ……今回も、すごく重かったです。最初はただのいたずらかと思ってたけど、少年の声が持つ“強制力”が、じわじわと女性の感覚を塗り替えていくのが怖かった。虫を果物だと思い込まされて、自分の意志とは別のところで快感まで刻み込まれていく描写が、読んでいて息が苦しくなりました。 それでも、この気持ち悪さと引き換えに何かを見せてくれるのが、この作品の魅力だと思ってます。重田さんが描く“狂気の丁寧さ”は、やっぱり特別だなって。