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優子が新宿から戻り、拓人の部屋に入ってきたのは十九時を回っていた。
「随分遅かったな。そんなに依頼人とのセックスが良かったか?」
「…………ええ。素敵な男性だったし、セックスも…………楽しませてくれたわ」
女が、赤いミニボストンバッグから、厚みのある白い封筒を取り出すと、彼に突き出す。
「お、ご苦労だったな…………って、マジか! 渋沢さん百人かよ!?」
中身を確認した拓人が、ヒューッと口笛を吹いた。
拓人は、帯付きの札束を取り出すと、手際のいい指捌きで数えていく。
「はい。これ、あんたの取り分な」
半分の五十万を、拓人が優子に手渡す。
「ああ……ありがとう……」
金を受け取った女の表情が、彼から見たら、どこかぎこちない。
「何だよ。昼前まで一文なしだったのが、一発ヤッて五十万がポンッと手に入ったんだぜ? 嬉しくないの?」
「いや……嬉しいし…………ありがたいよ……」
まだ女は、どこか腑に落ちない、と言いたそうに、唇が少しだけ開かれた。
「何? 罪悪感みたいなモンを感じちゃってるとか?」
「ん……まあ……ね……」
「まぁ、初めて身体を売って金を得るとなると、そう思っちゃうのかもしれないけどな」
拓人は、優子のバッグと金を掴み、ローテーブルの上に適当に置くと、唇を歪めさせた。
「さて…………あんたのメンテナンスでもするかな」
彼は、女の肩に腕を回し、ソファーに座らせながら押し倒した。
「エロいランジェリーだな。淫乱のあんたに、お似合いじゃん」
優子のワンピースを手早く剥がし、黒い総レースのランジェリーを纏っている姿を見た拓人は、口角の片側を吊り上げた。
ショーツに手を掛け、一気に引きずり下ろすと、彼は女の身体を大きく開かせる。
優子の陰裂は、まだ鈍い輝きを放ち、つい数時間前までの情交の痕跡が、色濃く残っていた。
「なっ……何よっ」
「俺、言ったよな? 帰ったら、たっぷり可愛がってやるって。それにしても、まだこんなに濡れちゃってんの? やらしい女だなぁ」
拓人は秘部に顔を埋めると、大きく水音を立てながら花芽を舐め転がし始めた。