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rbr
「…sha?…sha!!」
shaの身体から赤黒い液体が広がる。
~〜⁉︎ッ~〜!!!
こんなときに外が騒がしい。
バンッ
ut
「rbrッ!!shaッッ!!」
tn
「ッ!?すぐ戻るぞ!! …“shaは死なない”!!」
_rbr視点(軍に戻った)
俺の腕の中で眠るshaは、苦しそうな顔をしている。
sn
「…rbr。shaは大丈夫だ。絶対死なない。」
軍から出ることは滅多にないはずのペ神がそれを伝えにきたとするなら、本当だと思う。
sn
「…shaの身体について調べさせてもらったけど、傷を癒す能力をもってる。」
rbr
「…⁉︎」
sn
「..見てて。」プスッ
snはshaに注射を打つ。
shaの撃たれた傷は、血がとまるくらいには塞がった。
sn
「…今打ったのはただ精神状態を落ち着かせるだけの薬。傷の回復力は精神状態によって変わるみたいだね。」
rbr
「shaは…A国に売られたんだよな。」
sn
「この能力のせいでA国に囚われてたんだろうね。」
rbr
「…そっか。一旦部屋に寝かせてくる。」
sn
「わかった。rbrの腹部の傷も酷いから、あとで医務室来てね。」
そーいや、俺も傷だらけだな。
rbr
「…」
shaの頭を撫でる。
さらさらでふわふわなこの髪を触るだけでも、怯えるかな。
sha
「…ぁ」パチッ
sha
「!?rbrッ」
shaは起きた途端、俺の腹部に手を当てた。
キラキラと輝く光の粒が散らばる。
信じられないくらい、綺麗だった。
現実で起きてることだと理解するのに時間がかかった。
shaが手に力をこめると、
眩しいくらいに綺麗な黄色の系が傷口を縫いあわせた。
息を呑む間もなく、俺の傷はすっかり癒えていた。