※この作品はフィクションであり、この作品に出てくるような事実はありません。
※この作品とご本人様達は一切関係ありません。
※年齢操作があります。苦手な方はこの作品を読むことを、おすすめしません。
※検索避けのため伏せ字を使用しています。ご理解よろしくお願いします。
rbr視点
shaがいなくなった。
いや、正確には『脱走した』に等しい。
くっそ、もっと早くに異変に気付いてたら
こんなことにはならんかったのに,,,。
-昼-
kn 「あ、rbr。話あるんやけど、
ちょっと来てくれへん?」
rbr (え、こいつら2人きりにするの危険じゃ,,,)
kn 「,,,」
rbr (なんか意図あんな、)
rbr 「了解ー」
rbr 「で?話って?」
kn 「率直に言う。
utにこの施設の正体がバレたかもしれん。」
rbr 「は!?いつ!?」
kn 「だいぶ前にな、あいつ一瞬だけ消えて
すぐ戻ってきたことあったんや。」
rbr 「それは俺も知ってる。」
kn 「そん時から妙に素直になるわ、
検査のときはキョロキョロするわで普通に怪しいねん。」
rbr 「お前、なんでもっと早く言わんねん。」
kn 「俺にも考えがあんねん!
で、少しおよがしてみることにしたのよ。
それで、utと関わったやつにも異変がでてきたら黒になるし
いっかと思って会わせてみたり、
utのお願い聞いたりしてみたんやけどな,,,
まだよくわからんねん。
兄弟全員で会わせて以外utとshaって会ってないやろ?
あの後からshaの様子どうや。」
rbr 「んー,,,元々上の2人って警戒心強かったやん。
それでかsha、ところどころ演技くさくて分かりづらいんや。
でも、たしかに最近っはそれが増えとる気がする。」
kn 「これってgrとかに報告した方がええよな?」
rbr 「せやね。
本人たちに確認とっても違ったら取り返しつかないし、
emとciの教育係にも一応聞いときたいしな。」
kn 「じゃあ、今日の夜報告行かな」
rbr 「おけ」
で、knと一緒にgrに報告してたら
″バンッ″
研究員1 「大変です!
何者かが我川家の長男の部屋に研究員を閉じ込め、
肝心な長男がいません!
監視カメラも見えなくなっていたため、
おそらく計画的な犯行かと、!」
rbr.kn 「は?」
″ジジッ″
研究員2 「こちら、B棟吾川家フロア。
次男が部屋から消えました!
ドアからの脱出痕跡がなく、
監視カメラには布がかかっており、
見えなくなっています! 」
研究員3 「こちらC棟の我川家フロア。
長男、次男と同じようにいません!
こちらも監視カメラに布がかかっているため、
すべて同一人物による犯行の可能性が高いかと、!」
rbr.kn 「,,,」
rbr 「くそっ!あいつらやりやがった! 」
kn 「俺らより早めに行動してたんか、」
gr 「,,,ハッハッハ。あいつらなら、やると思ったよ。
″ジジッ″
こちらgr。
脱出警報を A、B、C棟の我川フロアと、研究員の棟全体に。
そして、この無線を研究員の棟でアナウンスに変えてくれ。」
雰囲気やべ〜,,,。
これ俺ら探しに行ったほうがいいんじゃないか,,,
研究員1 「アナウンスに切り替えました!」
gr 「アー、アー、こちらgr。
研究員の諸君、聞こえるか。
現在、脱出警報が鳴っていると思うが、
脱出したのは我川ut、我川sha、我川em、この3名だ。
四男の我川ciについては、現在、教育係のsypに確認している。
我川ciのいるフロアには、
監視カメラが正常に動いてることから、
まだ我川ciが寝ている可能性が高いため
あまり立ち入らないでほしい。
我川家担当以外の教育係は
自分の担当のゴールデンブラッドを注意深く観察せよ。
それ以外の研究員は他のゴールデンブラッドに
気付かれない範囲で捜索せよ。
そして、我川emの教育係のzmはただちに所長室に来るように、以上。」
tn 「いやーなんか、大変なことになっとんなー」
gr 「お、tn氏。 いやーあいつらやってくれたわ笑」
tn 「そう言ってそう仕向けたのはあんたでしょ。
はー、ほんとリア狂」
gr ″ニヤッ″
rbr 「、え、?」
kn 「ん、?どういうことや?」
gr 「まぁ、そのことも、
これからの作戦もzmがきたらする。」
zm,,,焦ってるやろうなー。
“ドタドタ,,,バンッ”
zm 「すんません!遅れました!!」
gr 「お、来たか。 じゃ、始めよう。」
ci視点
?? 「ci、ciー、」”ユサユサ”
ci 「ん〜、まだねむい,,,」
?? 「ci、起きてっ」
ci 「も〜、なに?」
目を開けると、目の前にはsha。
え?なんでshaここにおんの。
ci 「え、?」
ここ、家だっけ??
そう思って隣を見ると目をあけて俺の横に寝ているsyp。
ci 「ん??」
頭の中が『?』でいっぱいになっていると、
突然shaがこんなことを言い出した。
sha 「ci、脱出するぞ。」
ci 「え、脱出??」
sha 「はよせんと、こいつ邪魔してくるから、急いで」
shaは俺の服を引っ張って、
天井から出てるロープのところまで来た。
ロープの先を見てみると、
ci 「大先生!emさん!」
ut 「はよ来いって!」
em 「後で色々説明しますから」
ci 「わ、わかった,,,」
説明??ほんとになんのことだ。
でも、みんなの雰囲気からやばいのはわかる。
sypが気になり、sypの方を見てみると、
ci 「え!なんでsyp手足縛られてんの!」
さっきは体の正面だったためわからなかったが、
後ろを見ると、思い切り手足が縛られていた。
sha 「絶対邪魔してくるから、ほらci早く。」
syp 「だーかーらー!!邪魔しないって!
ciが逃げてくれればなんでもいいってさっきから言ってるやん!」
sha 「信用ならん」
ci 「syp,,,」
syp 「,,,ci、早くロープで登り。
痛いことする奴ら来るで。
さっき電話きてたから。」
ci 「,,,わかった。」
これでsypとお別れなのかなぁ,,,。
なにから逃げるん、俺ら。
そう思いながらロープに登り、天井を目指す。
shaの助けもあり、なんなく天井に行けた。
次はshaの番、
ut 「sha!後ろ!」
sha 「え」
“ガバッ”
sha 「おわっ!?」
一瞬、みんなの中に緊張した空気が流れたが、
それはすぐに消えた。
syp 「逃げるんやろ??
こんなくそみたいな施設、さっさと出てってしまえ。」
sypが拘束を解き、 sha を抱き上げ、
ロープに登るのを手伝ってくれた。
ut 「なんで,,,」
syp 「なんでって,,,さっきも言ったやん。
ciに逃げてほしいって。
多分、ci1人じゃ逃げれんから、頼んだで。」
ut 「,,,おう。」
shaも無事合流でき、みんな揃った。
syp 「ほら、はよ行かんと他も奴ら来るで。」
ci 「,,,syp,,,」
syp 「ん?」
ci 「ありがとう、ばいばい」
syp 「、ばいばい」
そして俺達はsypと別れ、進み始めた。
進みながら聞いた。
ここのことと、sypのこと、おかんのことと,,,。
syp、また会えるかな。
ut 「次は、おかんのとこ行くけど、
僕達が逃走したって気付かれて結構経つし、
この棟は僕達の棟と構造が同じとも限らないから
捕まるリスクが高くなる。
でも、みんなおかんを助けたいやろ?」
sha 「おう」
em 「もちろん」
ci 「当たり前やん」
ut 「僕達なら大丈夫。がんばろうな」
内心はすごく怖いし、不安でいっぱい。
捕まったら何されるんやろって。
でも、おかんを助けたい気持ちのほうが大きいから、がんばれる。
ut 「よし、ここら辺や。降りようか。 」
″ガコッ″
ut ″キョロキョロ″
utが周りを確認し、ロープを降ろす。
無事にみんな降りれたが、気配を消して動こう。
utを先頭にし、慎重に進んでいく。
降りてから10分くらい経ったが、見つからないし、
逆におかんも見つけられない。
順調なのか,,,?
でも、このまま,,,このまま,,,
?? 「あ!」
″ビクッ″
まだ遠くの方から声が聞こえた。
みんなゆっくり振り返る。
em 「え、zmさん!?」
zm 「あ、emさーん。
だめやん。こんなところにおったら。
まだ寝てる時間やで??」
zmはゆっくり俺らに近づいてくる。
ut 「逃げろ!」
utの発した一言と共に、全速力で走る。
やばいやばい。
前、zmとも鬼ごっこしたことあったけど、
足ばり早かった気が,,,
zm 「えー、待ってよー。
″ジジッ″
こちらzm。大人及び研究員の棟で逃走したゴールデンブラッド4人発見。
追いかけまーす。」
さぁ、大人VS子供の鬼ごっこが開幕いたしました!
子供達は無事、お母さんを見つけ脱出することができるのでしょうか!
❤、考察コメント、お待ちしております!!
コメント
4件
初コメ失礼します.ᐟ.ᐟ 最初からここまで一気見させてもらいました! こうドキドキワクワクするような作品は久しぶりに見ました✨️ 話の書き方から何から何まですごく素敵です!! 続き楽しみにさせてもらいますね✨️
わ~! p君ないす過ぎ!! 子供組 逃げ 頑張れ! grさん達の複雑な(?)考えとか沢山あって、続きが凄く楽しみです!!