※この作品はフィクションであり、この作品に出てくるような事実はありません。
※この作品と御本人様達は一切関係ありません。
※年齢操作があります。苦手な方はこの作品を読むことを、おすすめしません。
※検索避けのため、伏せ字を使用しています。ご理解よろしくお願いします。
zm視点
gr 「じゃ、始めよう。
質問があったら遠慮なく言ってくれ。」
はぁ、まじで焦った〜。
寝てたら急に脱走警報鳴ってsypじゃないかって
一瞬冷や汗かいたけど、emさん達かい。
emさん、全然脱走する雰囲気じゃなかってんけどな〜,,,。
わからんかったな。
てかrbrいる。
一緒に仕事できんのかな。うれし。
gr 「まず最初に、ゴールデンブラッドの捕獲についてだ。
2ヶ月間一緒にいた、教育係の君たちに聞きたい。
あいつらが目指しているところはどこだと思う。」
え〜,,,あいつらが目指してるとこ,,,
kn 「え、普通に外ちゃうの? 」
gr 「rbrとzmは。どう思う。」
zm 「えーと,,,」
rbr 「大人と研究員の棟だと思います。」
gr 「ほう、なぜだ」
rbr 「多分あいつらは4人で会った時、
情報共有を済ませていると仮定して、
母がこの研究所にいると分かって、
自分たちと一緒に母と出ようと思ってると考えたからです。」
ほへぇ〜、たしかに。
gr 「zmは。」
zm 「俺も、rbrの意見に同感です。」
kn 「あれ、」
gr 「,,,私もrbrと同じ意見だ。
ここまで頭の回る子達が、研究所内の母の存在に
気付かないはずがない。
そこでだ、君たちには大人と研究員の棟で見回りをしてもらいたい。
あいつらの通る場所、向かう場所はだいたい検討がつくだろ?」
rbr 「まぁ、はい。」
gr 「よし、じゃあ君たち3人には、3人の捕獲してもらって。
あとはsypだが,,,」
研究員1 「失礼します!syp研究員についてですが,,,」
gr 「連絡ついたか?」
研究員1 「それが,,,その,,,。
長男達同様に監視カメラが急に見えなくなり、
syp研究員とも連絡がつきません。」
zm 「は、?」
この前のsypの言葉が頭の中を巡る。
研究員1 「見えなくなる前は四男と一緒に寝ていたので、
脱走した3人が四男を連れて出る可能性は低かったのですが,,,
見えなくなり、連絡もつかないとなるとちょっと,,,」
まさか、あいつ本当に脱走,,,
gr 「了解した。報告ご苦労。」
gr.tn 「,,,」
うわー、最悪の空気。
気まずいって。
tn 「どうします、所長」
gr 「,,,」
grもさすがに予定外だったか、黙っている。
tn 「,,,俺も疑うの嫌っすけど、
客観的にみればsypが手伝ったとしか思いませんけどね。 」
gr 「いや、疑うよりも先に事実確認だ。
″カチッ″
こちらgr。先程アナウンスした我川ciについてだが、
脱走した可能性が高くなった。
少人数で我川ciの存在を確認してきてほしい。
繰り返す~~~,,,」
kn 「,,,まじか、」
zm.rbr 「,,,」
かける言葉が見つからない。
俺はまたミスをしてしまったのかもしれない。
あの時、強く止めていれば,,,。
gr 「よし、我川ciについての処理は
とりあえずこれでいいだろう。
話を戻そうか。君たち3人は、まぁ4人、5人になってるかもしれんが
大人、研究員の棟で捜索、確保してほしい。
捕獲の際はあまり傷つけるなよ。」
zm.kn.rbr 「はい。」
gr 「なにか、質問のある奴いるか? 」
kn 「すいません、今聞くことじゃないって分かってるんすけど
さっきtnが言ってた『そう仕向けた』というのは?」
え、なにそれ。
そんなこと言ってたん。
gr 「あー、それか。
それはな、この脱走をできるように私が仕向けた、ということだ。 」
rbr 「え、なんでそんなことを」
gr 「上の2人の目を見たとき思ったんだよ。
こいつらは閉じ込めても、離しても、
諦めない、と。
そういう奴には大切なものや、
絶望を見せなきゃだめなんだ。
な、tn」”ニヤッ”
tn 「,,,まぁ、そうやな。」
鳥肌がたった。
こいつら、俺にしたことをあいつらにもする気か。
んで、今度は絶望か?
このやり場のない憎しみはどうやったら消えるんだ。
でも、従わなければやられる。
rbrを守るためにも、今は我慢しよう。
gr 「絶望を見せるためにも4人で会わせることを許可したんだ。
すべて、準備なんだよ。 」
あの面会はそういうことか。
俺ら教育係も離して子供達だけの空間を作ったのも。
あーきもちわる。
gr 「ま、そんなとこだな。他に質問は?」
zm.kn.rbr 「,,,」
gr 「じゃ、捕獲作戦を実行してくれ。
私とtnはsypのところに行ってくるよ。
あ、すまん。
rbrだけ少し残ってくれ。話がある。」
zm 「,,,??」
なんで最後rbrだけ呼ばれてたんやろ。
こわい。
なんか俺ミスったかな。
いやだいぶミスってるか。
あの日から常にこの恐怖に駆られている。
仕事したら挽回できるかな。
せや、はよ仕事せんと,,,
zm 「ん?」
視界の隅で何かが動いた。
さっきgrが言ってたが、
捕まえやすくするため、油断させるために
この棟には人はあまり出入りしていない。
ということは,,,
zm 「あ!」
俺の声に驚き、振り返ったのは、
zm 「あ、emさん。
だめやん、こんなところおったら。」
すまんが、捕まってくれ。
俺の弟のためにも。
em視点
やばいやばい。
なんでよりによってzmさんなん。
私はまた後ろを確認してみる。
em ″チラッ″
どこかに報告しているのだろうか。
トランシーバーを持ってこっちに向かってきている。
でもまだ距離は縮まっていない。
ut 「どこかに隠れよう!」
ci 「でもどこに!?」
ut 「うーん,,,。
,,,トイレ、トイレや!
トイレからまたさっきのダクトに戻ろう!
トイレ探せ!」
sha 「その前にzm撒かな!」
ut 「全力疾走や!」
私達は多分、
今まで生きてきた中で1番走ってると思う。
まさに命懸け。
でも、この中だったら私が1番体力がない。
あぁ、どうしよう、みんなとの差が,,,
sha 「emさん!つかまって!」
shaさんが私に手を差し伸べてきた。
em 「,,,!はい!」
shaさんの手をつかもうとしたその時、
何かが私の足に絡まり、
私は転んでしまった。
em 「いった,,,」
sha 「emさん!!」
shaさんはUターンし、
私のところへ向かってきてくれたが、
″ジジッ″
rbr 「こちらrbr。1人確保しました、どーぞ。」
sha 「r、rbr!?」
shaさんはrbrさんに気がつくと止まり、
距離を取った。
大先生たちも後ろで起こっていることに気がつき、
走るのをやめた。
私はなんとか足に絡まった縄を解こうとするが、
なかなか解けない。
そして、この緊迫した空気の中、
最初に動き出したのはrbrさんだった。
em 「わっ」
rbrさんに持ち上げられたと思ったら、
目の前には鈍く光る銀色の物体。
rbr 「はい、鬼ごっこ終了。
今お前らがやってんのは、
子供がやっていい遊びじゃないんだよ。
分かったら大人しくしとけ。」
体が動かない。
力の差なのか、恐怖なのか。
ut 「ッッ,,,」
大先生も、 sha さんも、 ci くんも、
誰一人として動けない。
あぁ、ごめんなさい。
私がもっとはやく走ってたら,,,。
私が悔やんでいると、一瞬、
大先生がshaさんとciくんに合図したかと思うと、
3人は一斉に動き始めた。
そして、みんな別の方向に走っていった。
rbr 「,,,あんさん、見捨てられたんちゃうんか笑
はぁー、ほんとにめんどくさい。
早く諦めたほうが楽なのに。
″ジジッ″
1人、我川emを確保しましたが、
3人は引き続き逃走。
また、3人とも別方向に走っていきました。
応援お願いします。」
rbrさんは物騒な銀色の物体をしまうと、
私の体はやっと緊張から解けた。
em 「はッ、はッ,,,」
3人が私を見捨てた?
いや、そんなことは絶対しない、はず。
みんなと早く合流しなきゃ,,,
rbr 「逃がしたら1番めんどうな奴,,,。
utか。
utはたしか、会議室の方だな,,,
″ギュッ″ 」
rbrさんは私の手と足をきつく縛りながら、
ブツブツとなにか言っている。
rbr 「おとなしくしてろよ。
この後zm来ると思うから。」
そう言い、大先生の行った方向へ行ってしまった。
em 「,,,」
私、ほんとに足引っ張ちゃってるな,,,。
ほんまに役立たず。
もういっそ、このまま諦め
em 「!?ciくん!?」
ci 「しー!急いで!」
ciくんは私の手足の拘束を解いてくれた。
そして私はciくんに連れられるがままに、
その場を離れた。
こんばんは、せんたくばさみです。
現在、 wrwrdさんが活動が困難な状況になっているとのことで、
私、せんたくばさみの今後の活動についてです。
まだ、私達にもわからないことが多く、
国民も何がいいのか、だめなのかがはっきりしていないことから、
現在の作品「ゴールデンブラッド」を一時停止し、
この騒動が落ち着いてから作品を再開する、という判断に至りました。
ただし、今回の事が起こる前から書き始めてしまっていた
第30話は公開いたします。
独自の判断となってしまいましたが、
ご理解いただけると嬉しいです。
国民の皆さん、今とても不安な状況となっています、
私もとても不安です。
しかし、それは彼らにとっても同じだと思うので
私達は彼らを信じて待ちましょう。
彼らならまた、笑顔を見せてくれるはずです!
また、彼らが楽しくゲームできることを心から願っています。
再開できる日まで。
コメント
5件
えっっ!?知らなかった、、、どこで言われてましたか?
ゴールデンブラッドの一時停止把握です。それまでは一人で考察でもしてます.ᐟ.ᐟ 自分も不安でいっぱいです…。 でも、私たちにはご本人様達の次の報告を待つのみですからね。