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凰「なあ、次定期連絡会だぞ」
龍「え、めんど」
彼らは騎士になっていた。
全ては復讐のために…
本部長「これより定期会を始める。」
定期連絡会とは、その月に起きた事やその対処について連絡する会合だ。
終盤、、、
本部長「そしてもう1つ、
位ニノ騎士 暁月凰、位一ノ騎士 颯加 龍」
2人「はい」
本部長「デットアース追跡及び抹殺作戦参加を許可する」
作戦本部
凰と龍はあいさつをしようと口を開けた。
ただ、2人に男女の声にかき消された。
凰「えっと…誰…?」
?「あ…ごめん!私は情報管理の清水ユイだよ!」
清水ユイ。かなり小柄だが、情報管理に優れていて、メカに詳しい。
欠点とするなら、龍が引くほどテンションが高い事だろう。
?「次!僕!開発の桜井ソラだよ!」
桜井ソラ。メカマニア。凰曰く、弟キャラらしい。常につなぎ着用の好青年。
凰「ユイさん、ソラくんよろしくね!」
ユイ/ソラ「よろしく!」
?「今日は賑やかですね。」
ユイ「いいじゃん!こんな美青年2人がいるなんて目の保養だよ〜!」
?「そうか。本部長の緑川陽介です。」
緑川陽介。リーダーシップがあり、とても優しい。しかし剣技の才は全くない。
2人「本部長!!」
本部長「ええ…ほんとに元気だな。」
凰も龍も大人がたじろくほど美青年だ。それに剣技は誰にも負けないくらい完成されていた。
ユイ「デットアース出現、デットアース出現。騎士は直ちに出動せよ、繰り返す…」
凰と龍は走り出した。
A地区某所
奇声を上げ、不気味に蠢く化け物がいた。
悲鳴を上げ、人々は逃げていく。
そんな中、剣を抜き切り掛かって行く人がいた。
凰「大丈夫。防衛隊です。」
龍「早く逃げて」
2人の素早い行動で全員が避難した。
数時間後
凰(嘘だろ…)
龍(倒せない…)
このタイプの化け物は2人とも何度か交戦した事があった。
しかし今回の化け物は何か違った。
化け物「ケケ、弱イ、弱イゾ、ナイトアース」
凰「お前、言葉を…」
息切れが酷い。
そもそもこの程度を倒せないなんて、狼の仇討ちなんてできやしない…
龍「凰、危ねえ!」
龍の声で凰が後ろを向く。
ーヤバイ…
もう回避も攻撃もできない。
…死ぬ…
龍「なに…ボケっとしてんだ馬鹿…」
凰「りゅ…龍…」
また庇われた。
大切な人に…
凰「なんで…」
なんで自分だけ生き残るのか…
何度絶望の上に立てばいいのか…
俺、神から見放されてるのかな。
狼「そんなことない!」
凰「え…」
昔、狼に同じことを言った。
銀髪を靡かせ、蒼い眼で見つめらながら。
狼「そうでなきゃ、まず生きてないでしょ。
人間は、生物は命がある。神が生み出した。私たちは神から命を借りて生活し、“死”はその命をお返しするときなの。今生きてるってことは神は見守ってくれてるよ。」
そう、そうだよ。
神は俺らをみている。俺らの戦いを。だから、俺は‼︎