テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
紅錬〜毎日投稿中〜
838
1,389
4,752
コメント
1件
第19話読み終わったよ〜!!💕 もうジェシーと康二が可愛すぎて胸がギュッてなった😭💗 涼介くんが一緒に歌うところとか優吾くんの優しさとか、それぞれの兄の愛が溢れてて最高だった✨ 樹くんの棒読みもツボったwww 最後の「じまん」って康二が言ったのがもう…反則だよ!! 作者さん、最高のエピソードありがとうございます🎀
ある日の朝。
拓也がネクタイを締めながら、ものすごく申し訳なさそうな顔をしていた。
「……悪い」
その一言で全員察する。
優吾「あ、仕事?」
「外せねぇ会議入った」
今日あったのは――
ジェシー&康二の親子参観。
☆
ジェシーはすでに涙目。
「ぱぱ こないの……?」
康二も不安そうに拓也を見ていた。
空気がしんどい。
すると。
「じゃあオレら行く」
涼介が即答。
風磨「オレも」
優吾「保護者代理慣れてます」
樹「暇だし」
拓也「おまえは行くな」
「なんで!?」
☆
結局。
保育園へ行くメンバー。
涼介
優吾
風磨
……そしてなぜか樹。
「バレてるじゃん」
「勝手についてきた」
☆
保育園到着。
先生たちザワつく。
「あの…お兄さんですか?」
「はい」
「えっ全員!?」
目立つ。
めちゃくちゃ目立つ。
保護者たちヒソヒソ。
「イケメン兄弟すぎない?」
「一番後ろの金髪怖い」
樹「聞こえてんぞ」
☆
だが。
ジェシーと康二は超嬉しそうだった。
「りょーしゅけにぃ!!」
「ふうまにぃ!!」
「ゆうごにぃ!!」
「じゅりにぃ!!」
走って抱きついてくる。
兄たち、秒で溶ける。
☆
親子参観スタート。
最初はお歌。
先生「みんなで歌いましょう〜」
園児たち「はーい!」
だが。
ジェシー、歌わない。
ずっと涼介に抱きついてる。
「どうした」
「……はずかしい」
珍しい。
すると涼介は自然に一緒に歌い始めた。
小さい声で。
それ見たジェシー。
「……♪」
ちょっと歌う。
先生たち。
(優しい……)
☆
一方。
康二は工作タイムで固まっていた。
「……できない」
周りが進んでいくと焦ってしまう。
危険信号。
だが優吾が隣に座る。
「一緒にやる?」
「……うん」
「康二はここ貼る係な」
「……はる」
少しずつ落ち着く。
保育士さん感動。
「優吾さんすごいですね…」
樹、ドヤ顔。
「うちの兄貴ら最強なんで」
おまえが誇るな。
☆
しかし。
問題児は別にいた。
風磨である。
☆
親子運動遊び。
ジェシー大暴走。
「ふうまにぃぃ!!」
風磨に全力タックル。
その勢いで。
風磨、バランス崩壊。
ドミノ式。
風磨→樹→マット
全員「うわぁ!?」
保育園、大爆笑。
樹「いてぇ!!」
風磨「ジェシー重っ!!」
ジェシーだけ超笑顔。
「たのしーー!!」
☆
その後。
読み聞かせタイム。
なぜか樹が読まされる。
「え、オレ?」
先生「お願いします♪」
終わった。
☆
絵本を開く樹。
棒読み。
「むかしむかし、あるところに……」
園児たち、真顔。
風磨が肩震わせてる。
だが。
慎太郎世代の園児たち。
なぜか大ウケ。
「じゅりにぃおもしろーい!」
「へんなよみかた!」
樹「褒めてる?」
☆
参観終了後。
先生がしみじみ言った。
「木村家って本当に仲良しですね」
涼介たちは少し照れくさそうに笑う。
その時。
ジェシーが誇らしげに言った。
「じぇしーの にぃに かっこいいでしょ!!」
康二もこくん。
「……じまん」
兄たち、静止。
樹「……やば」
風磨「その言い方反則」
優吾「無理」
涼介「泣くぞ」
☆
夜。
帰宅した拓也に、ジェシーが猛ダッシュ。
「ぱぱぁ!!」
「おう、おかえり」
「きょうね!! にぃにたち しゅごかった!!」
康二も珍しく自分から話す。
「……たのしかった」
拓也は少し安心したように笑った。
「そっか」
その後ろで。
兄組はぐったりしていた。
樹「保育園、体力戦すぎ」
風磨「毎日先生すげぇ」
優吾「腰痛い」
涼介「ジェシー機敏すぎる」
拓也、笑う。
「いつも俺一人でやってんだぞ」
全員「「「父ちゃんすげぇ……」」」