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「まず、仲代君はどういうところに入りたいか、希望を聞いていいですか」
まずは僕からか。
「まず運動部か文化部かと言われると文化部。あまり本格的なスポーツをする気は無いし、自信も無い」
栗原さんが運動部に青いボールペンで×をつける。
「でも、ある程度身体はを動かせるような活動がいいかな。部屋に閉じこもっている活動だと運動不足になりそうで」
栗原さんが、
○ 漫研
○ 文芸創作部
○ 化学実験部
といったあたりに×をつける。
「そんなところかな。ただ栗原さん自身の希望も考慮してくれよ」
「ええ」
彼女は頷く。
「私は少しは外に出る活動をしたいです。何せこんな感じなので、少しでも色々普通の生活に慣れようと思うから。
あとは体力が無いので運動神経の必要のないところです。でも少しは鍛えなければとも思うので、少しは動きのあるところがいいです」
何か聞いていると、
「僕とそんなに変わらないか」
「そうですね」
という感じだ。
他にも2人で色々検討した結果、
○ 光画部(写真部)はカメラを持っていないし、買うと高い
○ 郷土史研究部は微妙に部内向けっぽい気がする
○ スケッチ愛好会は2人とも絵画に自信が無い
○ 競技カルタ部はちょっと怖そう。あと外に出ない
○ ハイキング部は遠方にも出かけているのでお金がかかりそう
なんて感じ。
結果残ったのは何と。
「この『野外活動部』って、きっとあの『野遊び部』の正規名称ですよね」
という事になってしまった。
「活動場所が理化学実験準備室だし、顧問が草津先生だし。間違いないよな」
まさか取捨選択して残るとは思わなかった。
でも何か楽しそうではある。
あの部屋の2人の雰囲気も悪くは無い。
「ならちょっと、昨日の部屋に顔を出してみるか」
「そうですね」