テラーノベル
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外に出ると、すっかり暗くなっていた。
街灯の明かりに照らされながら、三人で並んで歩く。
さっきまでの賑やかな空気が少し遠くなって、静かな時間が流れる。
大森がふと口を開いた。
「どうでした?」
少しだけ様子をうかがうような声。
藤澤は一瞬考えてから――
「えー、めっちゃ楽しかったです」
気づけば、少し砕けた口調でそう言っていた。
言ったあとで、少しだけ驚く。
でも、大森は嬉しそうに笑った。
「よかったです」
若井も横で頷く。
「安心した」
少し間があって、大森が続ける。
「また、来てくれますか?」
その聞き方も、どこか控えめで。
藤澤はすぐに答えた。
「もちろん!」
今度は迷いもなかった。
その返事に、二人も自然と笑う。
夜の空気は少し冷たいのに、
さっきよりも、ずっと心地よく感じた。
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