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早峰信二の家を後にしてから、二人は同級生の家を順繰りに回ってみた。けれど、結果はあまり思わしくなかった。
信二の家のように好意的に迎えてもらえることもあれば、あまり良い顔をされないこともある。仮に迎え入れてもらえたとしても、舞夜のあの質問には、大部分の人が戸惑うか、怒るかの反応を返すのみだった。
まともに、考えてくれたのは、信二の家ぐらいである。
「子どもが死んだんだから、当然だとは思うけど……、どうしたものかな……」
休憩に立ち寄ったファミレスにて、進夢は頭を抱えていた。
そもそも、取っ掛かりが少なすぎることも、調査を難しくしていた。
クラスメイトたちが、死因は違えど、この一五年のうちに全員死んだ。それは異常なことではあるが、だからと言ってその原因を探るなど、雲をつかむような話なのだ。
――というか、実際、関連性があるかどうかすらはっきりしないんだよな。といって＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
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