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魔理沙「はぁはぁ…」
魔理沙「パチュリーは追ってきてないな?」
魔理沙「時間稼ぎ程度だが…」
パチュリーに投げたのは睡眠ポーション
持続時間は10分程度だ
そして私は博麗神社にやって来た
急がないとパチュリーに追いつかれる
魔理沙「霊夢はどこだ…?」
霊夢「うぅ…」
魔理沙「霊夢!?」
魔理沙「おい霊夢、しっかりしろ!」
霊夢「…魔理沙?」
魔理沙「毒か」
霊夢「ええ」
魔理沙「ちょっと待ってろ回復するから」
霊夢「ありがとう、助かるわ」
霊夢「…パチュリーはどうしたのかしら」
魔理沙「いわゆるヤンデレってやつか((ボソッ…」
霊夢「何か言った?」
魔理沙「なんでもないぜ」
霊夢「魔理沙はどうするの?」
魔理沙「…説得は無理そうだしなぁ…」
霊夢「どうにかして正気に戻さないと」
魔理沙「あぁ…」
パチュリー「追いついたわよ」
レイマリ「!?」
魔理沙「くそっ、もう追ってきたか…」
パチュリー「さぁ、魔理沙そこをどいて」
パチュリー「その女を殺すから」
霊夢「っ、」
魔理沙「そんなことはさせない」
魔理沙「私が霊夢を守る」
霊夢「魔理沙…」
パチュリー「どうして受け入れてくれないの…?」
魔理沙「今のお前は好きじゃない」
パチュリー「そう、貴方は私が嫌いなのね」
パチュリー「まぁいいわ」
パチュリー「とりあえず2人とも私の実験室に連れて行って…」
霊夢「魔理沙、来るわよ!」
魔理沙「っ、」
パチュリー「まずは魔理沙の目の前で霊夢を殺して」
パチュリー「それから魔理沙から霊夢の記憶を消して」
パチュリー「日符『ロイヤルフレア』」
霊夢「夢符『二重結界』!」
魔理沙「っ、今だ!」
魔理沙「恋符『マスタースパーク』!」
パチュリー「っ!?」
魔理沙「…やったか?」
霊夢「いえ、まだよ」
パチュリー「ふふっ」
魔理沙「おい、パチュリー!」
魔理沙「それ以上魔力を使えば死ぬぞ!」
パチュリー「あら、心配してくれるのね」
パチュリー「嬉しいわ、でも」
霊夢「!?」
スッ…
魔理沙「なっ、消え…」
魔理沙「あ、ぐっ!?」
霊夢「魔理沙!?」
パチュリー「残念♪」
魔理沙「くそっ、痺れ薬か…」
パチュリー「そうよ」
パチュリー「さて…」
魔理沙「!?」
シュン…
霊夢「なっ!?」
パチュリー「次は貴方よ、霊夢?」
霊夢「っ、」
魔理沙「うっ…」
魔理沙「(転送させられたか…)」
ジャラ…
魔理沙「!?」
魔理沙「(くそっ、転送されると自動的にこうなるようにしてたのか)」
魔理沙「っ!」
魔理沙「…ダメだ、外れない」
魔理沙「どうしたら」
霊夢「はぁ、はぁ…」
パチュリー「そろそろ限界かしらね?」
霊夢「っ、」
霊夢「(まずいわ…)」
霊夢「(ここままじゃ間違いなく捕まる)」
???「そこまでよ」
パチュリー「!?」
霊夢「…?」
アリス「パチュリー、あなたを止める!」
霊夢「アリス…」
アリス「遅くなってごめんね、霊夢」
パチュリー「あの時殺したはずよ?」
アリス「上海がとっさに庇っくれたおかげで無事だったのよ」
上海「シャンハーイ♪」
パチュリー「まぁいいわ」
パチュリー「魔理沙はこちらのものなのだから」
アリス「魔理沙も今頃、こっちに向かっているかもしれないわよ?」
パチュリー「まさか手を回したとでも言うの!?」
アリス「ええ、あなたをよく知る人達に頼んできたわ」
魔理沙「くそっ、どうにかして」
魔理沙「!?」
???「あっ、ホントにいた!」
魔理沙「…フラン!?」
フラン「大丈夫、魔理沙?」
魔理沙「あ、あぁ、大丈夫だ…」
魔理沙「でもどうしてここに?」
フラン「キュッとして~ドカーン!」
魔理沙「おわっ!?」
魔理沙「ひぇー、死ぬかと思ったのぜ・・・」
フラン「大丈夫だよ、魔理沙に当たらないようにしたから♪」
魔理沙「だとしても怖いものは怖いのぜ…」
フラン「あ、お姉様、こっちだよ!」
レミリア「間に合ったみたいね」
魔理沙「レミリア…」
レミリア「さて、咲夜行くわよ」
咲夜「はい、お嬢様」
レミリア「フランは小悪魔のところへ戻ってね」
フラン「ねぇ、やっぱりついて行っちゃダメなの?」
レミリア「ここはお姉ちゃんに任せて、ね?」
フラン「…はーい」
魔理沙「行くって、どこにだ?」
レミリア「それはもちろん…」
パチュリー「くっ!」
アリス「上海、いい感じよ!」
上海「シャンハーイ!」
アリス「霊夢!」
霊夢「ええ…」
パチュリー「!?」
霊夢「霊符『夢想封印』!」
パチュリー「ぐっ!?」
霊夢「…パチュリー、もうやめましょう」
パチュリー「まだよ」
???「そこまでにしなさい、パチェ」
パチュリー「!?」
レミリア「・・・。」
パチュリー「レミィ…」
魔理沙「霊夢!大丈夫か?」
霊夢「アンタこそ、平気なの?」
魔理沙「あぁ、フランやレミリア達が助けてくれたからな」
霊夢「なら、良かった、わ…」
フラっ…
魔理沙「霊夢!」
霊夢「ごめん、霊力を使いすぎて」
魔理沙「そうか…」
パチュリー「邪魔をしないでレミィ」
パチュリー「私は魔理沙を…!」
魔理沙「ビクッ…」
レミリア「・・・。」
パチュリー「だから!」
パチン
パチュリー「!?」
レミリア「それは貴方の一方的な感情の押し付けよ」
レミリア「真っ直ぐに気持ちを伝えていれば魔理沙は貴方を受け入れてくれていたかもしれないと考えなかったの?」
パチュリー「でも、振られてしまったら私は…!」
レミリア「魔理沙と会えないって?」
パチュリー「っ!?」
レミリア「魔理沙は簡単に友達をやめるような人じゃないことくらい貴方は知っているはずよ」
パチュリー「でも…」
レミリア「その程度のことで離れていくのなら所詮(しょせん)ちっぽけな関係だった」
パチュリー「!」
レミリア「心配しなくても魔理沙は…」
魔理沙「あぁ」
アリス「魔理沙は明るくて、優しくて」
アリス「私たちを大切に思ってくれているわ」
霊夢「恋人とか友人とか関係ないわ」
魔理沙「そう一気に褒められると照れるなぁ…」
魔理沙「パチュリー」
魔理沙「私はお前やアリスに会えてよかったって思ってる」
パチュリー「!」
魔理沙「魔法を教えてくれたり」
魔理沙「支えてくれた」
魔理沙「嬉しかったんだ」
魔理沙「でも、好きって気持ちには答えられない」
パチュリー「っ…」
魔理沙「それでも、今は」
パチュリー「!?」
魔理沙「ありがとうな…」
魔理沙「友人って関係だけどこれからもよろしくな」
パチュリー「ええ…」
パチュリー「レミィ、咲夜ごめんなさい…」
レミリア「いいのよ」
咲夜「恋とは辛いものでもありますから」
レミリア「パチェ、泣いていいわよ?」
パチュリー「っ!」
パチュリー「う、うぅ…」
霊夢「ふぅ…」
紫「霊力はどう?」
霊夢「ええ、元通り回復したわ」
紫「なら良かったわ」
霊夢「!?」
霊夢「はぁ、はぁ…!」
紫「霊夢!?」
霊夢「くっ、」
紫「まさか…!?」
~To Be Continued~
久しぶりにこんなに長くなってしまった…
あ、この投稿金曜日更新にしてるんですけど3/10でTERROR卒業するので次の話から2話ずつとか3話ずつで出していくと思います
では次をお楽しみに
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