テラーノベル
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「君の「またね。」が聞きたい。」
俺はあんな事になるとは知らなかった。
一輝「ういっ!」
誠「冷たっ、!」
一輝「何しょぼしょぼシワシワしてんだよ!」
こいつはまたまた俺の幼馴染の中村 一輝。
誠「シワシワってなんだよ!」
一輝「俺も知らない、」
一輝「てか、お前絶対梓がいねぇからしょぼくれてんだろおらー。」
誠「やめろ、梓だって熱だし…居ないのは当たり前だろ?」
一輝「まあな、」
誠「ふん、そうだよ、」
一輝「…でもさ、お前梓の事好きだろ。」
誠「えっ、」
一輝「ほら!」
誠「ほ、ほらじゃないっ!好きじゃねぇし!」
一輝「へぇー、」
誠「…?」
一輝「……お前う〇こ食わせるぞ。」
誠「梓の事好き。」
こいつに幼少期う〇こ食わされた。
もう食うのは御免だな。
一輝「やっぱりな! 」
誠「お前う〇こ使うのはずるいだろ。」
一輝「お前あれチョコって嘘ついたら食ったもんな。爆笑」
誠「ちょ、お前っ、!///」
一輝「美味かったかー?笑」
誠「くっっっそまずい。」
一輝「ふふっ、笑お前といると楽しいわ。笑」
誠「なんだそれ、笑」
俺はあの時一輝とずっと笑っていた。
でも、何か足りなかった。
先生「誠君、一輝君!ちょっといい? 」
誠&一輝「はーい。」
先生「落ち着いて聞いてね、梓ちゃんが…」
先生に言われた言葉の中には、「病院。」があった。
俺達は走った。
一輝「誠、!」
誠「はぁっ、はぁっ、…!」
一輝「…誠っ、大丈夫か、?」
俺はその時だけ体力があんまりだった。
誠「かずきっ、先行ってくれ…」
一輝「俺がおんぶするから、ほら…乗れ、」
誠「ありがと、」
おぶってくれていた一輝の目には涙が溜まっていた。
きっと一輝も梓が好きなんだろう、と思った。
一輝「すみませんっ!綾瀬 梓って…」
俺は何もできなかった。
一輝の方が男らしかった。
誠「梓、大丈夫?」
梓「…うん。」
一輝「ほら、梓…これ誠が梓にって。 」
一輝「な?誠!」
誠「…//うん、!」
梓「ありがと、!」
誠(一輝俺が渡すの恥ずかしいって言ってたの覚えてたんだ…)
梓「メール、返事できなくてごめんね!」
誠「ううん、全然大丈夫だよ。」
誠「何も知らなくてごめんね、?」
梓「大丈夫だよー笑」
梓「てか走ってきたの?」
誠「ああ、うん。」
一輝「誠が心配してたぞー…笑」
誠「ちょ…!///」
梓「誠ったら甘えん坊か?笑」
誠「ちげーし、!」
この時の時間はなんか安心した。
梓が元気な感じかしたから。
誠(梓、少し元気になったな、笑)
嬉しかった。
でも嫌な予感は消えなかった。
一輝「…」
誠「…?一輝、?」
一輝「ちょっとお前こっちこい。」
一輝「なんか嫌な予感しねー?」
誠「…!俺も、!俺も思った!」
一輝「だよな、聞いてみるか、?」
誠「大丈夫かな、」
梓「どうしたの?」
誠「…ああ、ちょっとね!」
一輝「ん、ああ…話してただけだ、」
梓「ああ、そう?」
誠「…心配だな、」
一輝「…だな。」
一輝「梓!じゃあ俺ら帰るから、お大事にな!」
誠「ああ!お大事に!」
梓「ふふっ、ありがと!」
一輝「よし、誠分かってるな?」
誠「ああ、分かってる。」
一輝「走れるか?」
誠「うん!」
一輝「よし行くぞ!」
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