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カイはネロといても怯えることなく、ただそこに立っていた。
それは信じられない事だった。
カイはいつもならネロを見ただけで怯えるはずなのに、何故かネロに自ら近づいていた。
これだと、ネロに俺のモーニングスターがカイにあったてしまうかもしれない、
だから、俺はネロに攻撃が出来なかった。
ネロ「さぁ、攻撃してみなよ。」
ネロは俺らを煽り散らし、挑発してきたのだ。
そんな対応にキキネはこう言った。
キキネ「私はカイくんを攻撃せずに取り返せるよ?」
それを聞いたネロは大笑いをした。
ネロ「子供の強がりかい?いいよやって見なよ?」
キキネ「わかった。」
キキネはどこからか斧を取り出し、それを使って自分の頭をかち割ったのだ。
キキネの頭からは黒い血が流れ、その体を染めた。
そして、キキネの黒い髪が赤く染まった。
それは人間の血のようだった。
キキネの姿は形だけ保ったバケモノへとなった。
黒い肌に浮かぶ、大量の目。
うさぎのような耳とチーターのような尻尾。
そして、大きな手。
その姿はまるでキメラのようだった。
キキネ「私の力全て解放したら、カイくんを攻撃せずに君を殺せる。」
ネロ「アハハッ面白いねぇ、なら殺し合おう君か僕が死ぬまでね。」