テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
夏休みがはじまった。
出される悪魔のような、宿題。
自分はその 物 が
憎かった,
夏休みが始まる1日前の 最後の学校,
その時 部活があり、
先生と部長からある言葉が放たれた。
『夏休み中でも部活はあります。』
と、言われた.
他の上の先輩や別の子たちは
「だるい…」
「え〜まじか….」
「やった〜!….」
「でさでさ〜!….」
みんなの思考は賑やかだった.
頭の中は明るさだらけ.
だがぼくは違った.
『やだ.』
『彼女に会う 会ってしまう。』
『何かされる。』
『ついてくる』
その考えで頭がいっぱいだった.
夏休みが始まって、心配は少し和らいだ.
あの子に会えなくて済む。顔を見なくて済む.
怖いことをされなくて済む。
そんな考えの私は、すごい憎らしいと思った。
部活の日.
内心、部活には行きたくなかった.
辛い。
何をされるのだろう。
怖い。
心の中は冷たく 、 寒いままだった.
音楽室のドアを開けた.
幸いにも あの子は居なかった.
だがその安心のつかの間で 部活には来る.
こ つ こ つ 、
と、石を蹴っているような足音が聞こえてくる.
きっとあの子だ.
あの子は友達と来ることが多い.
よく喋っている. だから、声でわかる.
信じたくなかった.
心の底から信じてる親友が良い.
なんて、都合の良いことは灰になって消えた.
私の不都合な予測と一致した.
私は怖く 冷たく接した。
私は自分のことを分かっていない。
でも、これだけは分かる.
『過去のことで後悔する』 と。
過去なんて誰にも取り戻せやしない.
タイムマシンなんて異次元だけにあるもの.
時がどうのこうの. なんて、誰にも予知はできない.
過去は未来に繋がる.
過去があるから今の自分がある。
“その”選択肢を選んだから.
今の 自分 が居る.
部活の時間になった.
幸いに あの子とは楽器の種類が異なっていたため
席は大幅に違った.
それだけでも十分な程に安心した気がした.
でも休憩や自主練になった途端に、
853
140
395
284
あの子は来る.
そんな 過去も 未来も サングラスをかけたような
暗い世界にしか見えない. こんな、ぼくだった.
コメント
1件
夏休みなのに部活があるって言葉だけで心が凍っていく感じ、すごく伝わりました。みんなの賑やかな会話が逆に孤独を際立たせてて苦しい……「こつこつ」って足音の描写も怖くて、ドキドキしました。過去があるから今の自分がいるのに、世界が暗いままなのが切ないです。続き、ちゃんと読みますね🤍