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盗聴器で聞いていた魔法局
マルス「はぁ……やはりあいつを行かせるんじゃなかったな」
ベルス「頭悪いわねぇー、名前ぐらい言えばいいのに」
レクス「これでさらに警戒されちゃうねぇ」
イニティウム「めんどくさい…。」
クレアーレ「どうしますか?マルス様」
マルス「……。」
マルス「もっと仲間が欲しいな」
アモー「たしかに、それは思うかも」
レクス「あ、仲間なら僕の友達がなってくれるかも知れません〜!」
イニティウム「私たちアルドルと私の友達も1人。」
マルス「そうか、ならその子たちの所へ行こう。」
マルス「その子たちが仲間になってくれたとして、主力急10人、か。」
ベルス「ボスたち含めて14人の主力のあっちと比べるとあと4人は欲しいところだけど、」
マルス「まぁいいや、取り敢えずその2人の所へ行こう」
クレアーレ「場所は分かるのですか?」
レクス「うん〜なんとなくわかるよぉ〜」
マルス「…タメ口…。」
レクス「あ、」
アモー「別によくなーい…?」
ベルス「あたしはどちらでも」
マルス「はぁ、そうだな、厳しくしすぎたかもしれない」
マルス「タメ口でいいよ」
レクス「ぅわー!ありがとうとう❤」
クレアーレ「気持ち悪いですよ」
イニティウム「はっきり言い過ぎでは…w」
マルス「ふふ、行くぞ」
アモー「わぁマルス様が笑った」
レクスが行った先には丁度人を殺している人が
長髪の人「ふふっあはっ!」
敵「グハッ」
長髪の人「んーあれもーいないじゃん、つまんね」
レクス「今度は誰を殺してるんだよ、“オムニス”」
オムニス「んん!この声は!」
オムニス「レクスじゃぁーん❤」
オムニス「久しぶりだね!今日はどうしたの?会いたくなった!?」
レクス「ちがうよぉー」
オムニス「あら残念、ん?あれ」
オムニス「もしかしてだけど!魔法局!?」
オムニス「とうとうなんかしちゃった俺!?」
レクス「この状況から見て悪いことをしてないようには見えないけどねぇ」
マルス「突然すまない。」
マルス「今日おれ達が君の所へ来たのは協力して欲しいことがあるんだ」
オムニス「きょうりょくぅ〜?」
ベルス「ちょっとマルス様。先に聞きたいことが山ずみあるのだけれど」
マルス「…それもそうだな」
オムニス「ん?」
クレアーレ「名前を教えていただけますか?」
オムニス「ああ!俺はデビリス・オムニス!」
オムニス「ラテン語で“弱い全て”だ!」
オムニス「好きなのはレクスレクス!!」
アモー「この人たちは…?」
オムニス「ころした!」
マルス「はぁ…?何故です」
オムニス「安心しろよ、俺は罪のない人間を殺したりしない」
マルス「……」
レクス「それは本当だよマルス」
レクス「こいつは小さい頃からの付き合いだが悪いやつ以外殺したことは無い」
マルス「そうか」
マルス「単刀直入に言おう」
マルス「ムンドゥスを倒すのに協力してくれ」
オムニス「ムンドゥス…?」
オムニス「いいよー!」
アルドル「あっさりだなー!!やったな!」
マルス「オムニス。少し失礼する。」
スペス「ルーナくん。」
ルーナ「はい。」
ルーナ「〝ミーニングレス・ライ〟」
ルーナ「オムニスくん。貴方は裏切りますか?」
オムニス「いいえ。」
マルス「はい。オムニスくん君を信用し我々の仲間としましょう」
オムニス「おうー!!」
ベルス「それにしても軽すぎないかしら?」
クレアーレ「それは思いますね。」
オムニス「んーそうかなぁー…」
レクス「こいつは昔からこういうやつで詐欺にも騙されるやつなんだよねぇ」
アモー「ふぁ〜〜。ん、尚更心配じゃない?」
マルス「それはそうだな。」
オムニス「たしかに軽いかもしれねーけど、レクスが味方なのに裏切るわけなぃじゃん?」
スペス「ふふ、相当レクスくんのことが好きなんですね。」
ベルス「そうねw」
マルス「ではイニティウムたちの友達の所へ行こう」
イニティウム「案内はお任せ下さい。」
金髪の人「おいおい待てよ」
マルス「!」
金髪の人「この天下一の俺様を置いてどこへ行くつもりなんだ?」
マルス「ムンドゥスだ。」
マルス「スペス、クレアーレ、ベルス、アモー。」
マルス「攻撃態勢。他の奴らを守りながら戦え」
局長達「了解!!」
マルス「レクス、イニティウム、アルドル、オムニス。」
マルス「敵からの攻撃には防御。だが攻撃は禁じる。」
4人共「はい!」
マルス「そしてレクス。こいつを見た事はあるか?」
レクス「いやぁ、見たことないなぁ」
レクス「僕が辞めてから入った子だと思うよ」
マルス「わかった」
金髪の人「え、俺様抜きで何勝手に話進めてる訳?」
金髪の人「あとお前ら魔法局の局長らだな? 」
金髪の人「倒したら最高幹部にでもあがるかなぁww」
レクス「お前程度のやつが最高幹部?ふざけるなよぉ」
レクス「ムンドゥスはそこまで“弱くないよ”」
金髪の人「あ?お前レクスだな?俺様を舐めるなよ」
金髪の人「俺様はムンドゥス幹部No.12。プルウィア・フルメン。」
アモー「なんだ。12か。エリートの中で1番下じゃん。」
アモー「はやく終わりそうで良かったふぁ〜。」
ベルス「そうね」
フルメン「は……?」
レクス「この局長が全員集まっている時に倒してしまおぅ〜」
フルメン「………ぶっ殺してやる。レクス!!、!」
フルメン「〝レイン・サンダー〟!!!!」
クレアーレ「レクスくん、!」
レクス「クレアーレ。心配しないでぇ」
レクス「〝ソウル・オブ・ランゲージ〟」
レクス「結界」
フルメン「ぁあ”!?」
レクス「マルス。僕が作った結界で守れるから気にしないで戦ってくれ」
マルス「あぁ、ありがとう」
フルメン「くそが、この俺様が負けることなんざねえんだよ」
ベルス「ふふ、考え方が甘いんじゃない?」
ベルス「〝べッルム・ソード〟」
フルメン「っ…グフォッ……」
フルメン「なんだぁ、今の速さ……」
ベルス「あたしの剣は優秀なのよ」
ベルス「世界で1番強い剣よ」
フルメン「んなわけ……wゲホッ」
フルメン「〝レイン・サンダー〟!!」
フルメン「はっざまぁw」
スペス「なにがですか?」
フルメン「は……?なんで誰も攻撃を受けてねぇんだ?」
スペス「私の氷が守ったからですよ」
フルメン「っ……ふざけんなよ……てめぇ!」
フルメン「ぅ……ゲホッゴホッ」
アモー「わぁ血だ」
アモー「〝ブラッド・フリーダム〟」
フルメン「ぅ”ッ……」
フルメン「なんだ……これ」
フルメン「体が動かない、痺れる、痛い」
フルメン「ぅ゛っ…あ”あ”あ”!!」
アモー「痛い?」
アモー「楽にさせよう」
アモー「パチン」
フルメン「ガク」
アルドル「すげぇ……」
イニティウム「本当にはやかった……」
オムニス「すっごーい強いじゃーん♡」
オムニス「仲間になったかいがあったかも」
レクス「これが……局長の本気……」
マルス「はい……?」
スペス「レクスくん酷いです」
クレアーレ「こんなのが本気な訳ありませんよ」
アモー「そーだよーふぁ〜眠いー」
レクス「え」
ボス「……フルメンが死んだか。」
ボス「○○。□□。エリート会議を行う。」
ボス「至急全員呼べ。」
○○「はいボス」
□□「かしこまりました」
ボス「集まったかな?」
ボス「それでは」