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その声は、まるで深い森の奥から響く獣の唸り声のようだった。
尊さんの瞳が、ギラリと光る。
その鋭い視線に、背筋に冷たいものが走ったが
それ以上に胸の奥で熱いものがうねり始めるのを感じた。
恐怖と興奮が奇妙に混ざり合い、身体の芯が疼くような感覚に襲われた。
俺の心臓は、まるで暴れ馬の蹄のように激しく脈打っていた。
「…っ、最初は…甘噛みで、お願いします…」
声が震えた。
自分でもその言葉がどれほど大胆で、どれほど無防備な願いかを自覚していた。
だが、尊さんの目の前にいると、理性はどこかへ溶け去ってしまう。
尊さんの唇が僅かに歪み
まるで獲物を前にした肉食獣のような笑みを浮かべた。
「…お前の痛がるところは見たくない。舐めるだけだ。それでもいいなら、雪白…お前を味わいたい」
その言葉に、身体が一瞬硬直した。
尊さんの手が俺の頬にそっと触れ、親指が唇の輪郭をなぞる。
その感触は驚くほど優しく、まるで壊れ物を扱うような繊細さだった。
だが、その優しさの裏に潜む熱が俺の肌を通じて伝わってくる。
心臓がドクンと跳ね、血液が沸騰するように体温が急上昇していくのが分かった。
「……っ!」
あまりの感覚に、思わず息を詰めた。
身体の奥から湧き上がる熱が、頭の先まで駆け巡る。
尊さんの親指が唇をなぞる動きは、まるで俺の心を試すようにゆっくりと
意図的に繰り返された。
ドキドキが止まらない。
まるで胸の奥で小さな火花が散っているようだった。
その心地よい感覚に身を委ね、俺は目を細めた。
もう我慢できない。
衝動に突き動かされるように、俺は尊さんの首に腕を回した。
細いながらも力強い首筋に指を這わせると、尊さんの体温が俺の指先にじんわりと伝わってくる。
尊さんの腕が伸び、俺の腰をぐっと引き寄せた。
次の瞬間、俺は彼の胸に優しく抱き込まれた。
「雪白…」
耳元で囁かれたその声は、まるで甘い毒のように俺の心を侵した。
ビクンッと肩が震え、身体が勝手に反応してしまう。
尊さんの息が耳朶をくすぐり、ゾクゾクとした感覚が背筋を駆け下りた。
目が合った瞬間、時間が止まったかのように感じた。
尊さんの瞳は、深く、どこまでも吸い込まれそうな闇を湛えていた。
ゆっくりと、まるで世界が二人だけになったかのように、尊さんの唇が俺の唇に重なった。
口内に尊さんの舌が入り込むと、俺はそれを受け入れるように絡めた。
柔らかく、熱い感触が口の中を満たし、頭がクラクラする。
まるで甘い蜜を味わうような、濃密な時間が流れた。
「ん…ふっ…」
「はっ…雪白…」
尊さんは息継ぎの合間に何度も俺の名前を呼んだ。
その声は、まるで祈りのように切なく
熱っぽく響く。
俺もまた、尊さんの名前を呼び返す。
名前を呼び合うたびに、二人の距離がさらに縮まるような気がした。
長い口付けの後
名残惜しそうに尊さんの唇が離れると、彼は俺の首筋に顔を埋めた。
「っ!」
尊さんの吐息が首筋に触れると、くすぐったさに身体がビクッと跳ねた。
だが、その感覚は単なるくすぐったさではなかった。
熱く湿った息が肌を撫でるたびに、身体の奥から熱い波が押し寄せてくる。
尊さんはその反応を楽しむように、首筋に何度もキスを落とした。
ちゅっ…という小さなリップ音が、静かな部屋に響き合い
俺の耳を犯すようにこだました。
恥ずかしさが込み上げ、顔がカッと熱くなる。
尊さんの唇は、首筋から鎖骨へとゆっくり移動した。
そして、突然強く吸い付いてきた。
「っ…! あっ…!」
その強烈な刺激に、身体が跳ね上がる。
痛みと快感が交錯する感覚が、まるで電流のように全身を駆け巡った。
身体が熱くなり、心臓の鼓動がさらに速くなる。
尊さんは唇を離すと、今度は首筋をペロリと舐めた。
その生暖かい感触に、ゾクゾクとした震えが背筋を走り抜けた。
「っ…!」
「本当に、生クリームそのものだな…」
尊さんの声は掠れ、まるで飢えた獣のような響きを帯びていた。
その声が鼓膜を震わせ、俺の心をさらにかき乱す。
尊さんの吐息が肌に直接触れると、その熱さと荒々しさに心臓が激しく波打った。
「あ…」
「…痛くないか」
尊さんがそう尋ねると、俺は首を振った。
声が震え、言葉がうまく出てこない。
「だ、大丈夫です…」
その言葉を確認するように、尊さんは再び俺の肌に口付けた。
小さな水音が響くたびに、俺の身体は勝手に反応してしまう。
恥ずかしいのに、興奮が抑えられない。
俺は尊さんの髪を指で梳くように撫でた。
その柔らかい髪の感触が、妙に心地よかった。
尊さんは俺の手を取り、指を絡めると、突然手のひらをべろりと舐めた。
「っ…!」
その生温かい感触に、身体がビクッと震えた。
「あっ…くすぐった…っ」
尊さんは俺の反応を見ながら、執拗に手のひらを攻め立ててくる。
くすぐったくて笑いが止まらないのに、舌が這うたびに身体がビクッと反応してしまう。
恥ずかしさと快感が混ざり合い、頭が混乱する。
「っふ…尊さ…っ」
「…悪い、止められない」
尊さんは申し訳なさそうに言うが、止める気配は微塵もない。
むしろ、さらに深く舌を這わせてくる。
緊張と快感の波に、首筋に汗が伝う。
それを尊さんが舐め取ると、背筋がゾクゾクと震えた。
舌使いに翻弄され、恥ずかしいのに気持ちよくて堪らない。
「ひぁっ…!」
尊さんは俺の反応をまるで玩具のように楽しむように、執拗に責め立ててくる。
身体が反応し、声が漏れるたびに羞恥心が胸を締め付けた。
「っ…尊さ…」
快感に耐えきれず、涙が滲む。
それすらも尊さんは舐め取り、俺は身体をビクビクと震わせた。
「ふっ…」
尊さんは満足そうに微笑むと、再び俺の口を塞ぐようにキスしてきた。
まるでカラメルを味わうように舌を絡め、唾液を交換する。
卑猥な水音が耳を犯し、酸欠寸前になりながらも、俺は必死に尊さんにしがみついた。
「んぅっ…」
尊さんの手が背中を撫で回すと、電流が走ったように身体が震えた。
尊さんはその反応を面白がるように、何度も繰り返す。
「っ…雪白…可愛い…」
「っ!」
その艶かしい声に、耳まで真っ赤になる。
尊さんがこんなにも俺を欲していたことに、驚きと喜びが混ざり合う。
それでもまだどこか苦しそうに
躊躇った様子の尊さんに気づき、俺は彼の肩にしがみついて、頑張って言葉を発する。
「はっ、はあ…尊さっ、満足するまで…味わってくれて、いい…ので…はぁ、っ…」
「…従順すぎんだよ、ったく」
尊さんはそう呟くと、俺の身体をソファに押し倒した。
馬乗りになると、服のボタンを外し始めた。
その動作はあまりにも自然で、俺はされるがままになっていた。
あっという間に前が開かれ、尊さんの手が胸元に触れた。
指が乳首に触れると、身体が小さく跳ねた。
「……っ」
尊さんは俺の反応を見て、口角を上げると
舌先で乳輪をゆっくりとなぞるように舐めてきた。
そのもどかしい動きに、声が漏れてしまう。
「ひゃっ…ん、ぁ…ッ!」
尊さんは執拗に攻め立て、身体がビクビク反応するたびに、恥ずかしさが胸を締め付けた。
「…やっぱりこっちのが反応いいな」
そう言うと、尊さんはペロッと乳首を舐めてくる。
「ん…っ、そ、こ…やだ…っ、女の子みたいなとこ…で…ッ」
舌が触れた瞬間、身体がびくりと跳ねた。
甘噛みされ、息を呑む。
耳の奥まで熱が広がり、頭がふわふわする。
(やば…っ、声…勝手に出ちゃ…)
恥ずかしいのに、逃げられない。
尊さんの舌が動くたびに、身体が勝手に反応してしまう。
「ちょ、ちょっと、待って…息…できな、…ふ、ぁ…っ」
尊さんは左の乳首をこねるように弄りながら
「ん──っ…あ、あっ…!」
右の乳首を口に含み、強く吸い上げてきた。
胸の奥まで痺れる感覚が走り、声が漏れる。
舌のぬるりとした感触に、呼吸が止まりそうになる。
(…なにこれ…っ、なんで、こんな…)
熱くてじんじんする感覚に、身体が蕩けていく。
尊さんはさらに強く吸い付き、俺は快感に溺れながら彼の頭をぎゅっと抱きしめた。
「はっ…雪白…だいぶ余裕だな」
「ち、ちがいます…っ」
首を振るが、尊さんは楽しそうに微笑むだけだ。
そして再び胸に吸い付き、甘噛みしてくる。
「んぅっ…っ!」
乳首が唾液で濡れ、テラテラと光る光景に顔が熱くなる。
(恥ずかしい…でも…もっとしてほしい…)
尊さんは脇腹を舐め始め、くすぐったさに身を捩らせた。
「くっ…はぁ…っ…ふ…っ」
「っ…雪白…かわいいな」
尊さんの舌が身体を這うたびに声が漏れ、身体が震えた。
「はぁ…っ…はぁ…っ」
限界だった。このままではおかしくなると思った瞬間、尊さんの手がズボンに伸びた。
「あ…待っ…」
手を制止しようとしたが、尊さんに掴まれ、ベッドに押し倒された。
馬乗りになられ、身動きが取れない。
「っ…尊さ…っ」
尊さんの目は、獲物を狙う獣のようだった。
その目にドキドキしながら、ズボンのベルトが外され、チャックが下ろされた。
(やばい…っ)
抵抗しようとしても、力が入らない。
下着ごと脱がされ、俺のモノは完全に勃起していた。
「や…っ」
「…お前、さっきイったのか」
尊さんは先端から白濁の液体を掬い、舌で舐めた。
「…なっ、き、汚いです…よ」
「雪白のなら汚くない…それより、甘すぎるくらいだ」
尊さんは舌で唇を拭う。
(は…恥ずかしい…)
「お前はどこもかしこも甘いな」
尊さんの舌が太腿を這い、俺は声を上げた。
「や…っ…ちょ、だめですっ…」
「…味わってって言ったのは雪白だろ、言葉には責任を持つんだな」
舌が股関節をなぞるたびに、身体が跳ねた。
「んぁっ…そこ…ダメ…です…っ!」
尊さんの指が秘部に触れ、腰が震えた。
舌の動きが激しくなり、限界が近づく。
「…ん…甘いな」
尊さんの指がモノを愛撫し始め、先端を弄られると腰が浮いた。
「んぅっ…あっ…!」